シングルファザーの胸の内に秘めた苦悩とは――『OMAHA/オマハ』12.25公開決定&特報解禁
サンダンス映画祭で話題を呼んだ感動作『OMAHA(原題)』が、邦題を『OMAHA/オマハ』として12月25日より全国順次公開されることが決定。併せて、特報とティザービジュアル2種が解禁された。
【動画】愛してる、だからこそ――映画『OMAHA/オマハ』特報
2008年のある朝、エラとチャーリーの幼い姉弟は父(ジョン・マガロ)に起こされ、犬のレックスと共に、いつものオンボロ車で思いがけない旅に出ることに。幼い2人は今まで見たことのない世界を目にして無邪気にはしゃぎ回る。しかし、9歳の姉・エラはいつもとは違う父の様子に気づき、言いしれぬ不安を抱えていた。そんなエラの気持ちを察してか、父は目的地はネブラスカ州の“オマハ”と告げるが…。
本作は、第41回サンダンス映画祭USドラマ・コンペティション部門に正式出品され、その後も33の映画祭に出品。審査員賞やグランプリを多数獲得した。
メディアからは「衝撃的なラスト、力強い作品だ」「静かに大きな感動の波が押し寄せる」「社会の片隅に追いやられたアメリカの絶望的な姿をありありと描き出している」など、次々と絶賛が寄せられている。
父親役には、A24による米アカデミー賞ノミネート作『パスト・ライブス/再会』(2023)や『ファースト・カウ』(2019)、『キャロル』(2015)などで知性あふれる名演を披露してきたジョン・マガロ。胸の内に苦悩を秘めたシングルファザーを演じる。
監督を、本作で長編デビューを飾ったアメリカの新鋭コール・ウェブリーが務める。
特報映像は、凧揚げのシーンを収めたもの。病気になる前の母に凧揚げの方法を教えてもらったというエラ、その指示に従いながら糸を解き走り出すチャーリー。無事に凧が風に乗りはじめ、笑顔で駆け回る二人とは対照的に浮かない表情でそれを見守る父。シングルファザーとして幼い子どもたちを育てる彼の苦悩にも注目だ。旅の行方への興味とあわせて、心揺さぶられる物語を予感させる映像となっている。
ティザービジュアルは2種。1点目は、旅の途中で凧揚げを無邪気に楽しむエラとチャーリー、犬のレックスの躍動的で美しい姿。横には「愛してる。すまない。」というコピーが。2点目は、「今までごめんなさい。でもどうして?」というコピーと共に、夕暮れどきの山並みを背景に、車の上でおしゃべりするあどけない姉弟の姿を捉えている。それぞれ、彼らが抱える痛みや哀しみが伝わってくるような、情感豊かなビジュアルに仕上がった。
映画『OMAHA/オマハ』は12月25日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開。
