ヨ・ジング、目に狂気を宿したハイジャック犯に 『1971、ハイジャック事件』本編映像解禁
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ハ・ジョンウが主演を務め、ヨ・ジング、ソン・ドンイルらが共演する映画『1971、ハイジャック事件』より、ハイジャックの瞬間を映し出す本編シーンが解禁された。
【動画】ハイジャックの瞬間をとらえた本編シーン ヨ・ジングの狂気に満ちた目に注目
本作は、1971年に起こった「大韓航空フレンドシップ機ハイジャック事件」をもとに、“知られざる50分”の攻防を描く。
1971年1月23日の午後。韓国・束草(ソクチョ)空港発、ソウル金浦空港行きの旅客機HL5212便は、飛行中に突如2度の爆発に見舞われる。機内に手製爆弾を持ち込んだ乗客ヨンデ(ヨ・ジング)がハイジャックを宣言し、「北へ向かえ」と飛行ルートの変更を要求。南北の軍事境界線を越えれば、59人の乗客乗員は北朝鮮へ連れ去られ、命さえ保証されない。空軍パイロットだった過去を持つ副機長テイン(ハ・ジョンウ)は、その恐怖を誰よりも知る男だった。負傷した機長に代わり操縦かんを握るテインは、軍事境界線が刻一刻と迫るなか、極限の状況で59人の命を守るため決死の選択を迫られる。
主人公の副機長テインを演じるのはハ・ジョンウ。『テロ,ライブ』『白頭山大噴火』などパニック系のエンターテインメントにも数多く出演してきたハ・ジョンウは、“極限サバイバル”のシチュエーションを得意とする実力派。決してスーパーヒーローではないテインのキャラクターに豊かな人間味を吹き込む。
さらに、時代にほんろうされ凶行へ走ったハイジャック犯の青年ヨンデにヨ・ジング、ベテラン機長ギュシクにソン・ドンイル、客室乗務員オクスンにチェ・スビンという韓国を代表する人気実力派俳優が顔をそろえ。それぞれの正義と運命が激しく交錯する衝撃の実話を体現する。
メガホンをとったのは、『白頭山大噴火』『アシュラ』などで助監督を務め、本作が長編デビュー作となるキム・ソンハン。
解禁となった本編シーンには、手製の爆弾を手にし、乗客に「見えるか?」と見せて回るヨンデ(ヨ・ジング)の姿が。乗客の悲鳴が聞こえる中、「死にたくないなら顔を伏せろ」と威圧し、パニックでざわめく乗客たちに「黙りやがれ!」とさらに大声を上げる。そして、副機長テイン(ハ・ジョンウ)に向かって、「この飛行機は、北に越境する」と宣言。その目は狂気に満ち、乗客は驚きを隠せない。
一方、最初の爆発で目を負傷してしまった機長ギュシク(ソン・ドンイル)は、操縦室からその様子を注意深くうかがい、無線で「メーデーメーデーHL5212」「ハイジャックされた」と必死に伝えようとするが、犯人ヨンデにみつかってしまう。ヨンデは無線を奪い取り、鬼の形相で踏みつぶす。そして「俺の許可なく無線で話したら…爆破するぞ」と機長に念を押す。さらにテインにむかって「海岸沿いに北へ行け」と指示。テインも「分かった。北へ向かう」と冷静にうなずき、操縦かんのかじを切る――。
子役時代から確かな演技力で注目を集めてきたヨ・ジングにとって、本作のハイジャック犯ヨンデ役はキャリア初の悪役。役作りについてヨ・ジングは「新しいキャラクターを作り出すという思いで多面的に役作りに取り組み、悩みながら準備した」と語り、撮影中もキム・ソンハン監督と話し合いながら、ヨンデのキャラクターが平面的な悪役ではなく、立体的な人物として描かれるよう試行錯誤を行ったという。その狂気の表情の奥には、不遇な境遇による悲しみをも感じさせる。
映画『1971、ハイジャック事件』は、11月13日より全国公開。
