史上最大13m“スター・ウォーズ山笠”完成！C‐3PO＆カイロ・レンお披露目式に登場
映画
ユネスコ無形文化遺産にも登録された伝統行事「博多祇園山笠」にて、映画『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』に登場するキャラクターが飾られた山笠がお披露目され、そのお披露目式にC‐3POやR2‐D2、カイロ・レンが登場した。
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776年の伝統を誇る国の重要無形民俗文化財で、昨年末には、「山・鉾・屋台行事」としてユネスコ無形文化遺産にも登録された「博多祇園山笠」は、日本三大祇園祭にも数えられ、日本を代表する祭りの1つだ。ルーカスフィルムが監修し、お馴染みのC‐3POとR2‐D2や、キュートな姿で大人気のBB‐8らドロイドのほか、ダークサイドを思わせる真っ赤な炎の中のカイロ・レン、そして前作で“フォース”を覚醒させたヒロインのレイといったキャラクターが描かれる＜スター・ウォーズ山笠＞は、高さ13メートル、重さ2トンを誇り、「博多祇園山笠」で実際に走る山笠では史上最大となる。
お披露目式が行われた福岡市の上川端商店街のアーケードには、巨大な山笠の荘厳な姿を一目見ようと多くの人が駆けつけ、アーケード内は熱い熱気と興奮で大盛り上がりとなった。式典には、＜スター・ウォーズ山笠＞の制作を担当した博多人形師・田中勇が登壇し「自分なりに今までみてきたスター・ウォーズの世界に近づけたので、皆さんがどのように思われるのかが気になります。今回、伝統的な青の波に対し、ダークサイドの赤の世界を表現するために山笠では初めて赤い波を作りました！また、C‐3POの金属感を彩色で表現し、レイの顔の彩色を工夫しました」とコメント。
続いてシリーズの全作品に登場する人気ドロイドC‐3POが応援に駆けつけ、長年の相棒R2‐D2と共に、仲良く描かれた山笠飾りを満足そうに見上げる様子には、会場から大きな拍手が起こった。しかし、ダース・ベイダーを受け継ぐ存在カイロ・レンがストームトルーパーを従えて登場すると、空気が一変。カイロ・レンは強力なフォースで威嚇するかのごとく、赤い十字のライトセーバーを振り下ろすと、山笠に描かれた巨大な十字のライトセーバーが怪しく光り輝き、ダークサイドを思わせる真っ赤な炎から煙が立ち込め、このサプライズ演出には集まった観客たちも感嘆の声を上げていた。
＜スター・ウォーズ山笠＞は、7月1日～7月14日まで上川端商店街（福岡市博多区）に飾られ、同12日の＜追い山馴らし＞、同15日の＜追い山＞で、初夏の博多の街を駆け巡り、日本のみならず世界中に発信される事になる。
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