岡山天音、the pillows山中さわお原案の映画『王様になれ』に主演
映画
関連 :
俳優の岡山天音が、ロックバンドthe pillowsのボーカル・山中さわお原案の映画『王様になれ』で主演を務めることが分かった。岡山は本作への出演について「光栄に思います」と喜びのコメントを寄せている。
【写真】結成30周年を迎えたthe pillows＆『王様になれ』に出演する岡山天音
ジャパン・オルタナティブ・ロックの雄と称されるthe pillowsの結成30周年を記念して作られる本作。監督・脚本は、山中もファンだと公言し、俳優・演出家として舞台を中心に活動を続けるオクイシュージ。また、山中、真鍋吉明（g）、佐藤シンイチロウ（ds）のthe pillowsメンバーのほか、バンドの30周年を祝って多数のミュージシャンたちも本人役で出演することが決定している。
物語の主人公は、カメラマン志望の祐介。厳しい現実に直面する祐介を通して、崖っぷちにいる自分、成功していく同期への嫉妬、ほのかな想いを寄せる女性との心のすれ違い、自分への評価が思い通りにならず苛立ち、それでも自分のやり方を貫こうとするときにぶち当たる孤独、絶望、その先に微かにみえる光…といった、the pillowsがこれまで音楽で表現してきたような世界観が展開される。
岡山は「今回の映画がバスターズ（ファン）の皆様にとって更にthe pillows愛を深めるきっかけになってほしい、またthe pillowsさんに触れた事のない方たちにもしっかりと届く、深く根を張った作品にしたいです」と抱負をコメント。原案の山中は「ピロウズとはどんなロックバンドだったのか、それを後世にも伝える手段として映画を作りたいと思いました。この物語を通じて『どういう人達に愛されたバンド』だったのか、そこに視点を置いて改めて伝えたいと思ってます」と作品に込めた思いを明かす。
オクイ監督は「ピロウズ30年の重みと前代未聞のカップリングに背骨が折れそうな思いですが、強力なキャスト・スタッフ、そしてバスターズの皆さんと共に、草の根一本残らぬとこまで、持てる力を全てぶつけて挑みたいと思っています」と意気込みを語っている。
映画『王様になれ』は2019年公開。
この記事の写真を見る
関連情報
関連記事
-
Yahoo!検索で詳しく調べる
-
