有村架純×菅田将暉、坂元裕二脚本のラブストーリーでW主演
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女優の有村架純と俳優の菅田将暉がダブル主演を務める映画『花束みたいな恋をした』の製作が決まった。来冬の全国公開を予定している。
【写真】映画『花束みたいな恋をした』ダブル主演の有村架純と菅田将暉
本作は、ドラマ『東京ラブストーリー』(1991)、『カルテット』(2017)など連続ドラマを数多く手掛けてきた脚本家・坂元裕二のオリジナル脚本による、現在の東京を舞台にしたラブストーリー。男女が東京・井の頭線の明大前駅で終電を逃したため偶然に出会うところから物語が始まり、時代、時間、場所、すべての偶然が運命のようにシンクロしてゆくひとつの恋の5年間の行方と、子供でも大人でもない時期を迷いながら歩んでいく2人のリアルな姿を描く。
坂元が映画でラブストーリーの脚本を手掛けるのは『世界の中心で愛を叫ぶ』(2004年・共同脚本)以来で、オリジナル作品としては初めて。執筆段階から有村と菅田を主役に想定していたという。メガホンを取るのは、『いま、会いにゆきます』(2004)、『ハナミズキ』(2010)、『映画 ビリギャル』(2015)など多くの大ヒット映画を手がけ、2020年に『罪の声』の公開も控える土井裕泰監督。土井は坂元とはドラマ『カルテット』以来、映画では初のタッグとなる。
有村は自らが主演に起用されたことに「とても光栄です。坂元さんが描くあの空気や言葉たちをまた、自分の中に落とし込めると思うと。別次元で存在しているかのようなファンタジー性も感じながら、どう呼吸出来るのかとにかくやり尽くすのみです」と意気込む。菅田との共演に関しては「これまで感じてきたこと、互いにあると思います。そんな瞬間に再び菅田さんとお芝居させていただくことは意味があるのではと感じています。敬意を持ちながら思うものを提示していくことが出来ればと思います」とコメント。
菅田は「数年前に坂元さんにラブストーリーをやりたいと唐突に想いをぶつけた事がありました」と明かした上、「待って、待って、待ち焦がれた本。自分の大事にしてきたものや好きなものを共有できた時の心の喘ぎ。そこから始まる繊細すぎるというと肥大し過ぎですが、現代人のナイーブな部分がリアルに描かれていて、すごく好きな脚本です」と坂元の脚本を絶賛。共演の有村については「同じ関西人の有村さんには馴染みやすさと柔らかさとクレバーな幹の太さを感じています」と話している。
映画『花束みたいな恋をした』は来冬に全国公開予定。
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