浜辺美波、学生時代を振り返り涙「楽しんでおけばよかったな」

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女優の浜辺美波が14日、都内で行われた映画『思い、思われ、ふり、ふられ』初日舞台あいさつに、共演の北村匠海、福本莉子、赤楚衛二と三木孝浩監督と共に出席。三木監督編集の特別映像を観た浜辺が、自身の学生時代を「青春っていいなって。楽しんでおけばよかったな」と振り返り涙した。
【写真】涙を流す浜辺美波 『思い、思われ、ふり、ふられ』初日舞台あいさつ
同作は、累計発行部数500万部を突破した漫画家・咲坂伊緒の同名少女漫画を実写化した作品。4人の高校生の男女の切なくすれ違う恋模様を描く青春ラブストーリーで、恋愛映画の名匠・三木監督が、映画『アオハライド』以来となる咲坂作品でメガホンを取る。
浜辺は「無事に公開できるのかなとか、公開しても観ていただけるのかなとか不安もあったりしたんですが、無事に公開できるうれしさをかみ締めております」と安堵(あんど)。撮影現場の雰囲気を聞かれると「一体感があったように思います。みんな空気感が似ていて、例えば『今日ははやく帰ろう』みたいになるとみんなそこに向かって頑張るんですよ。例えば『今日はご飯行く』とか。スイッチが入ると、全力を尽くしてくるんですよね」と振り返った。
これに北村も「みんな同じ“マイペースな血液型”だったので、そのマイペースさがカチッとハマるとかなりスピードが。現場の空気としては温かいんだけど勢いが増す感覚はありましたね」と同調。三木監督が「ここにいる全員B型なんですよ」と登壇者の血液型がそろってB型であると紹介すると、北村は「A型の方が見たらゾッとするくらいな感じなのかもしれないですけど(笑)」と冗談を飛ばした。
イベントでは、キャスト陣の「学生時代の夏の思い出の写真」が披露される一幕も。浜辺は「夏だったかどうか定かじゃないんですけど、中学の頃の写真がなくて...」と“夢の国”での修学旅行の写真を紹介した。
その後会場では、Official髭男dismによる主題歌「115万キロのフィルム」に乗せて一般募集した思い出の写真・動画を三木監督が編集した特別映像を上映。一同がほほ笑みながら上映を楽しむなか、感極まった浜辺は涙を流しながら映像を見つめていた。
涙の理由を尋ねられた浜辺は「素敵だなって思って。私、中学校の写真がなくて...。青春っていいなって。楽しんでおけばよかったなって思って。素敵な動画でした」と声を震わせながら語った。
実写映画『思い、思われ、ふり、ふられ』は全国公開中。