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『Mr.ノーバディ』大注目スタント集団・87Northの神髄が垣間見える ガンアクションシーン本編解禁

映画

映画『Mr.ノーバディ』メイキング写真
映画『Mr.ノーバディ』メイキング写真(C) 2021 Universal Pictures

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ボブ・オデンカーク

クリストファー・ロイド

マイケル・アイアンサイド

コニー・ニールセン

 俳優ボブ・オデンカークが主演する映画『Mr.ノーバディ』より、制作を手がけたスタントの精鋭集団「87North」の神髄を垣間見ることができる本編映像が解禁された。

【動画】『Mr.ノーバディ』本編映像<痛快ガン・アクション編>

 本作は、地味で退屈な日々を送っている“何者でもないただの男(NOBODY)”が、街のチンピラに絡まれたイザコザを発端に、これまで内に秘めていた戦闘本能がド派手に覚醒し、怒濤(どとう)の展開を見せる痛快ハードボイルド・アクション。『ジョン・ウィック』シリーズの生みの親である脚本家デレク・コルスタッドと『ハードコア』のイリヤ・ナイシュラー監督がタッグを組んだ。

 仕事では過小評価され、家庭ではリスペクトできない父親として扱われるなど、人生の苦難をぐっと受け止めながら生きる、地味で平凡な主人公ハッチを、“Mr.おでん”ことボブ・オデンカークが演じる。共演には、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの“ドク”ことエメット・ブラウン博士役でも知られるベテラン俳優クリストファー・ロイド、『トップガン』『トータル・リコール』のマイケル・アイアンサイド、『グラディエーター』『ワンダーウーマン』のコニー・ニールセンら多彩な往年の名優が集結した。

 本作では、スタント業界のリーディングカンパニーとも言える存在となったプロダクション「87North」が製作を務めていることが、映画ファンから注目を集めている。

 『ジョン・ウィック』(2014)や『デッドプール2』(2018)、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)の監督として知られるデヴィッド・リーチが創設した同社(旧87eleven)は、シャーリーズ・セロン主演『アトミック・ブロンド』(2017)や、日本でも大ヒットした『ジュラシック・ワールド』(2015)などでアクションをコーディネートし、いまやハリウッド屈指の実力で支持を集める精鋭集団。今後、伊坂幸太郎の小説『マリアビートル』をブラッド・ピット主演でハリウッドが映画化する『BulletTrain(原題)』や、PlayStation4用ソフト『Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)』のハリウッド映画版の製作を務めることが発表されており、日本の映画ファンからも注目されている。

 本作で監督を務めたロシア生まれのイリヤ・ナイシュラーも、以前からハリウッドの長編映画に挑むチャンスを得られるのであれば「いかにもマッチしないタイプの俳優を主演にしたアクションスリラーで、87Northの製作がいい」と考えていたほどだ。

 解禁となった本編映像は、ハッチが働くオフィスに襲来した数人の敵を、謎の男が一人で相手にするアクションシーン。一人称視点オンリーの演出が話題を呼んだ『ハードコア』(2015)で鮮烈なインパクトを与えたイリヤ監督と、“ユニークで新鮮なアクションシーンを取り入れた映画を作ること”を目指す87Northの確かな手腕が掛け合わさり、映画好き垂ぜんモノのアクションとなっていることが、この映像からもうかがえる。

 映画『Mr.ノーバディ』は6月11日より全国公開。

映画『Mr.ノーバディ』本編映像<痛快ガン・アクション編>

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