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プロデューサーが明かす何でも“アリ”な『クレヨンしんちゃん』ジブリ鈴木Pが標的に!?

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 本シリーズの魅力を「続きものですが、過去にとらわれず、何でもできちゃうところ」と語る吉田氏。これまでの作品を見ても、ひろしがロボットに改造されたり“ケツだけ星人”が出てきたりとやりたい放題。それでも「意図的に指示を出したことはありませんが『野原家ファイアー』的なものは、クライマックスに向かっていく中で、どの作品にも入っていますね」と“一致団結”が欠かせない要素であることを作り手は自然と意識しているようだ。

 また吉田氏は「しんのすけが“何をやらかすんだろう”というのを皆さんは見たいんだと思う」と長年愛され続ける理由を語る。さらに、しんちゃん好きの子どもたちから「『妖怪ウォッチ』と『ドラえもん』と『しんちゃん』のコラボを見たいって言われたんです」というエピソードを披露すると「しんちゃんと絡むと、真面目な人はみんないじられちゃいますからね。それがどう出るか……」と「面白ければ何でもあり」と言いつつも、そのさじ加減の難しさを吐露した。

 「しんちゃんにいじらせるなら……(スタジオジブリの)鈴木敏夫さんなんかキャラクターが立っているから面白そうですね(笑)。『何でいつも下駄履いてるの?』とか……」。「何でもアリ」な「クレヨンしんちゃん」だからこそ、実現しても決して不思議ではない話だ。そんな映画『クレヨンしんちゃん』シリーズ最新作について「本編の見どころは語るに及ばずですが、強いて言うなら風間君とシロのエピソード、特に風間君を抱きしめに映画館に来てください」とおすすめポイントをアピールしてくれた。(取材・文・写真:磯部正和)

 『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語~サボテン大襲撃~』は、4月18日より全国公開。

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