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ソーシャルゲーム業界は安定の1年に 『パズドラ』『モンスト』の牙城を崩す作品は?

ゲーム

 コンセプトのユニークさで注目を集めたのがアニプレックスの『家電少女』。掃除機や洗濯機といった家電を美少女化したタイトルで、一言でいうと『艦隊これくしょん ‐艦これ‐』の家電版にパズドラに近いゲーム性を載せたゲームだ。こちらは家電というだけあって、さまざまなメーカーとのコラボに積極的。シャープや富士通ゼネラル、タカラトミーアーツなど大手メーカーが参戦したことにも驚かされた。

 美少女といえば、萌系のタイトルは新作も元気がある。男性向けとしては『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』、通称『デレステ』が配信開始。歴史ある『アイドルマスター』シリーズならではのクオリティの高さで人気が爆発している。これを追うのがリリースされたばかりの『ガールフレンド(♪)』。不具合が頻発するなど運営に一抹の不安はあるが、『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』の牙城にどこまで迫れるか注目だ。

 女性向けの萌系ゲームが多数登場したのも2015年のトピックス。一歩抜けだした感があるのは、豪華声優陣を数多く起用しボリュームで攻める『夢王国と眠れる100人の王子様』と、アイドルをプロデュースする『あんさんぶるスターズ!』。ドラマCDやアニメなど、メディアミックスにも積極的に取り組んでいる。

 終わってみれば人気タイトルの安定感が際立った2015年。2016年は勢力図に大きな動きがあるだろうか。(文:山田井ユウキ)

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