『明日カノ』ドラマオリジナルシーンに反響! 原作者も「とても良き」と絶賛<明日、私は誰かのカノジョ>
■ドラマだけのオリジナルシーンに反響
萌のイメージチェンジを手伝ったことがきっかけで、久しぶりにご飯に行くことになった雪とリナ。久しぶりになったのは、雪がアザのことを暴露した時にリナから言われた悪気のない「かわいそう」にモヤついていたからだ。
食事に行ったお店でリナは、雄大(井上想良)と別れた理由をお金のことだけじゃなくて、寂しい時に誰かで埋めたくなってしまうため、パパ活を辞められなかったからだと告白した。それに対して雪は「依存することは悪いことじゃない」「リナ自身が自分のことを嫌いにならないように、そんな考え方ができたらいいね」と返答したのだが、雪はそうやって自分のコンプレックスを乗り越えてきたのかと感じさせる一言だった。
好きな人、大切な友達に対して「全てを知りたい」「全てを好きでいたい」とは思ってしまうもの。しかし雪のモノローグにもあったように「100%の関係になれなくてもいいのかもしれない」「その関係が自分にとって何よりも救いになることだってある」はず。
ゆあ(齊藤なぎさ)&ハルヒ(藤原樹) (C)「明日、私は誰かのカノジョ」製作委員会・MBS
雪がリナを許した理由を裏付けるだけでなく、お金ありきの関係だとわかっている萌が楓に恋をし続ける理由、ハルヒ(藤原樹)からうそをつき続けられても完全には突き離せないゆあ(齊藤なぎさ)にも通ずるもののように思えた。
ちなみにこのシーンはドラマだけのオリジナルシーン。視聴者からは「雪とリナ、話せてよかった」「すごく心に響いた」との声が集まったほか、原作者のをのひなおも「とても良きなので皆さんぜひ見てください」と絶賛していた。