『君の花になる』8LOOMのパフォーマンスがアツい! INI登場シーンもSNSで大盛り上がり
■初回から怒涛の胸キュンシーンが展開
弾の心のなかにスッと入っていくのも、あす花の言葉なのだと思う。彼女の言葉には、余計なノイズがない。「こう思われるかな?」「こう思われたい! 」などの打算がなく、まっすぐに自分の思いを相手に伝えていく。だから、たまにチグハグなことを伝えてしまったりするのだが、ロボットのようにかたくなになった弾の心を溶かせるのは、あす花のように人間味のある人物しかいないのかも?
佐神弾(高橋文哉)&仲町あす花(本田翼) (C)TBS
ただ、現状あす花から弾に対する恋心は皆無だろう。弾があす花にタオルをかけて、「あんたの夢も、俺がかなえてやるよ」とささやいたシーン。ネット上では、「高橋文哉マジ罪やろ」「あんな低音で囁かれたら一瞬で気失いそうなんだけど」との声が上がっていたが、あす花はあくまで“寮母”として喜んでいたように見えた。ときめいたというよりも、気持ちが通じ合ったことへの喜びの方が大きいような気がする。
佐神弾(高橋文哉) (C)TBS
しかし、弾にとってのあす花が特別な存在であることは間違いない。高校時代に、夢を追いかけるきっかけを与えてくれたのが、副担任だったあす花のまっすぐな褒め言葉。ツンツンしてるのに、「俺、音楽室であんたと話さなければ、絶対夢なんて追わなかった」と言ってしまうところが、素直でかわいらしい…。普段は、8LOOMのリーダーとして気を張っているからこそ、あす花のような年上女性との相性が良さそうな気も。どんな形であれ、二人はお互いにいい影響を与え合う存在になっていくはずだ。
■8LOOM&CHAYNEYのパフォが激アツ!
8LOOM (C)TBS
劇中で披露された8LOOMのパフォーマンスも、「カッコよくて感動した」「みんな他のお仕事と撮影もありながら、あのレベルでパフォーマンスは本当にすごい」など多くの反響を集めた。7人が魅せた約4分のステージ。ダンス、ボーカルが未経験なメンバーもいながら、ここまでのクオリティーに仕上げてくるとは…。7人それぞれが、本作に懸ける熱い思いが伝わってくる時間だった。
そして、INIのメンバーの藤牧京介、高塚大夢、木村柾哉、松田迅、田島将吾がふんするライバルグループ“CHAYNEY(チェイニー)”も、迫力のステージを披露した。INIの持ち曲である「BOMBARDA」が流れると、ネット上は大盛り上がり。「激アツでした」と感動するMINI(INIのファンネーム)の声が多く上がっていた。
8LOOM (C)TBS
時折、ドキュメンタリーを見ているかのような錯覚に陥る『君の花になる』。INIなど実在するアイドルグループが作品に出演しているのも、理由の1つになっているのだろう。初回から、「最終回?」と言いたくなるくらいたくさんの要素が詰め込まれていたが、まだまだ解き明かされていない謎はたっぷりと残っている。あす花が教師をやめた理由や、8LOOMを脱退したメンバーの正体(ポスターが映るシーンで、意味ありげに隠されていた…)。まだまだ、見逃せない展開が続きそうだ。
※高塚大夢の高は「はしごだか」が正式表記