『君の花になる』“佐神弾”高橋文哉の炎上でピンチに SNSでも2つの意見が交錯
ボーイズグループ、8LOOM(ブルーム)の寮母となった元高校教師・仲町あす花(本田翼)が、彼らとともにトップアーティストになる夢に向かって奮闘する姿を描く『君の花になる』(TBS系/毎週火曜22時)。12月6日(火)に放送された第8話は、あす花と佐神弾(高橋文哉)、そして8LOOMにとってのピンチが訪れた回となった。(文=菜本かな) ※本記事はネタバレを含みます。ご注意ください
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■8LOOMスキャンダルでピンチに
ついに、あす花と弾のツーショット写真がネットで拡散されてしまった。二人はただお互いの頑張りを認め、“花丸”をつけ合っていただけ。古町有起哉(綱啓永)の言葉を借りるならば、チューもイチャイチャもなしの高尚な関係性だ。弾は、8LOOMの活動に専念するために、恋愛関係に進展するのを我慢していた。
佐神弾(高橋文哉) (C)TBS
でも、そんなことは世間には伝わらない。マネージャーの香坂すみれ(内田有紀)が言うとおり、“花丸をつけ合っていただけです”なんていう言い訳は、通用しないのだ。弾のこれまでの言動や、一生懸命作ってきた楽曲たちも、すべてゴシップの材料にされてしまう。別に、悪いことはしていないのに。ただ、弾は“好きな人がいる”ということに、パワーをもらっていただけなのに。
筆者のなかでも、二人の恋を応援したい気持ちと、いやいやダメだろう! と思う気持ちが入り混じっている。もちろんこれまでは、寮母と駆け出しのアイドルの恋なんて、絶対にNGだと思っていた。なぜなら、どちらにとってもいい影響がないから。あす花は、メンバーとの恋愛は禁止という契約に違反することになる(=職を失ってしまう)し、弾もこの大事な時期にスキャンダルを起こしたら、せっかくつかんだファンの信用を損ねてしまう。しかも、同じ寮に住むメンバーからしても、ひとつ屋根の下で恋愛が繰り広げられているって、ちょっぴり居心地が悪いと思う。
8LOOM (C)TBS
それに、弾がソロアイドルならまだいいかもしれないが、8LOOMは7人組のグループだ。弾ひとりが起こした行動で、ほかのメンバーにも迷惑がかかる可能性がある。実際に、8LOOMのSNSには、「絶対全員裏では女いるよ」「ブルーム全員女遊び激しいでしょ?」などの声が寄せられていた。恋愛にうつつを抜かしているメンバーばかりではないのに、こんなの悔しい。
でも、弾が「少しだけ、同じ時間を過ごすだけで、明日もいい曲作ろうとか、8LOOMのために全力出し切ろうって、そう思えるから…」と言った時に、背中を押してあげたくなった自分もいた。恋心がそこまでのパワーになっているのなら、“花丸タイム”を続けてもいいのではないか、と。きっと、8LOOMのメンバーたちも、弾の気持ちを理解したからこそ、黙って応援することを決めたのだろう。
SNS上でも、「こんな綺麗な恋心の恋は応援しないと!」「弾くんとあす花ちゃん頑張れ」と二人の恋を応援する声と、「アイドルはスキャンダル命取りなのよ…」「作詞作曲するタイプのアイドルが熱愛出たら(ましてやラブソング)そりゃ恋人に対しての歌なんかなって思っちゃうよ…オタクはもうその曲一生聴けなくなるのよ…」という2つの意見が交錯していた。
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