“Acid Black Cherry”yasu、50歳の現状を明かす まだ“唄えるおじさん”まで戻っていないが「いつの日か会える時を楽しみに」<コメント全文>
1月27日(月)に誕生日を迎えたAcid Black Cherryのyasuが、ファンへメッセージを公開。yasuがファンにメッセージを送るのは、2019年のJanne Da Arc解散以来約6年ぶりとなる。
【写真】約9年前のyasu
■ファンがyasuの支えだった
Acid Black Cherryは、2007年に始動した、ロックバンド・Janne Da Arcのヴォーカリストyasuのソロプロジェクト。現在までシングル19枚、オリジナルアルバム4枚、カバーアルバム4枚、ライブアルバム2枚、スピンオフアルバム1枚を発売し、オリジナル作品は全てオリコンTOP5入りを果たしてきた。
しかし2017年、長年の活動から生じた頚椎の損傷、それに起因する身体各所への痛みなど、複合的な症状の併発により、ツアーすべての公演を中止し、無期限で活動を休止。今年の1月初旬には、Acid Black Cherryの楽曲が音楽配信サービスから消え、SNSを中心に話題になっていた。
そして1月11日(土)に菊池が「LtOVES(エルトヴェス)」の創設を発表。声明では「大切なことなので最初に申し上げておきますが、レーベル発足は、残念ながらAcid Black Cherryの復活フラグではありません。あくまでも新しい才能を発掘し、その才能を広く世に発信する目的で設立いたしました」とコメントしていたが、1月27日(月)に、同レーベルの第一号アーティストがAcid Black Cherryだと発表された。
コメントでyasuは、「ずっと音沙汰もなくてごめんなさい」と謝罪の上で、活動休止期間にも、ファンがyasuの誕生日などの記念日やさなざまなタイミングで応援し続け、yasuの支えとなっていたと、ファンに感謝。
また、今年は過去作を元に「これまで見せ切れなかった、語り切れなかったAcid Black Cherryをお届けします」という言葉とともに、新レーベル「LtOVES」の第一弾アーティストとなること、本日より各種音楽配信サービスにて初配信や、新ミックス・新マスタリングが施されたアルバムも含む全11タイトルのアルバム作品が完全解禁されたことを報告した。
また、“もう一人のAcid Black Cherry”でもあるプロデューサー菊池真太郎へバトンを託し、アーティストとプロデューサーの関係である2人がどう作品と向き合い、生み出してきたのか、彼らやABCメンバー、スタッフ、ファンが作り上げて来たTEAM ABCの姿を今までの足跡と共に伝えていく、といったメッセージも届けられた。
なお現状については「まだ唄えるおじさんになれるまでは戻せてませんが
気長に治療しているおかげもあって少しずつですが確実に前進しています」と報告。加えて「まだ復帰の目処はたっていませんがいつの日か、みんなに会える時を楽しみにしてます」と希望のあるコメントを寄せた。
解禁された作品や音源はもちろん、予告されているオーディションなど、今後の「LtOVES」の動きにも注目していきたい。
yasuのコメント全文は以下の通り。
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