『恋オオカミ』運命の最終回! “オオカミ”の正体が明かされるも切なさ残る結末に【ネタバレあり】
■そして最終告白へ
いよいよ最終告白の時が訪れる。中間告白では、女子メンバーが男子メンバーに想いを伝えたが、今回は男子メンバーから女子メンバーに伝えることに。
最初に現れたのはそらだった。そらはあおいに「素直に大好きです」と告白。最後まで気持ちが定まらず、挙句に自分の気持ちを明かさなかったあおいはスタジオからのオオカミ予想でも度々名前があがっていた。しかし結果としてはカップル成立。実はあおいとそらは互いに照れ屋で慎重な性格なだけのようだ。安堵に溢れたふたりの笑顔にスタジオからも歓喜の声があがった。
告白をするつな (C)AbemaTV,Inc.
次に現れたのは、つなだ。実は、つなは事前に月LINEデートを使って「今の気持ちはりょうかにある」とあおいに伝えていた。その言葉通り、りょうかに想いを伝え、こちらもカップルが成立。りょうかは喜びのあまり、風船を渡した後につなに勢いよく抱きついた。
■一途に想い続けたもくだい、しかし…
告白をするもくだい (C)AbemaTV,Inc.
そして3番目に現れたのは、もくだい。みちゅに心を決めてからは一途に想い続けてきたもくだいが、改めて気持ちを伝えようとする。
駆けつけるちょこ (C)AbemaTV,Inc.
だが、当然ちょこもこの場に駆けつける。二人からの告白に揺れる風船。みちゅが出した答えは…ちょこだった。この意外な決断にはスタジオからも驚きの声があがる。
もくだい&みちゅ (C)AbemaTV,Inc.
実はみちゅは、第一印象の時も中間告白の時もちょこを選んでいた。みちゅの心のどこかには、ずっとちょこの存在があったのかもしれない。告白当日の朝、みちゅはもくだいに月LINEを使い、「美月はちょこ君かなって思ったの」と率直な気持ちを吐露していたようだ。もくだいは一瞬動揺するものの「言われても気持ちって変わらないもんだね。やっぱ大好きだわ」と答えている。
■コウヘイが想ったなえなのは?
最後に砂浜に現れたのはコウヘイだ。想いを伝える相手はなえなのだが、脱落した本人が現れることはなく、赤い手紙と赤い風船だけが残されていた。便箋につづられたのは、なえなのからコウヘイへの率直な想い。手紙を読んで大粒の涙を流すコウヘイは、握った風船を、ゆっくりと空に放つ。
なえなのはオオカミだった。
なえなのからの手紙を読むコウヘイ (C)AbemaTV,Inc.
手紙では「ただただ、真っ直ぐで純粋で、なえにはもったいなさすぎる人でした」とコウヘイへの想いをつづっており、なえなのが「心が痛む」とコウヘイの真っ直ぐさに躊躇(ちゅうちょ)していたことの意味がわかる。なえなのの「綺麗に騙してあげられなくてゴメン」という言葉が『オオカミ』シリーズの切なさを物語ることに。
■最終回でも、まだ明かされていない秘密が
こうして10人の春は締めくくられる。恋が叶ったのはそらとあおい、つなとりょうか、みちゅとちょこの3組。そして視聴者投票の予想通り、番組を盛り上げたオオカミはなえなのであった。しかしまだ明かされていないエピソードもある。それはTakiについての真相だ。これに関しては、後日譚としてABEMAプレミアムにて配信されるとのこと。
まだ寒い季節からゆっくりと恋を育み、時に悩み、迷いを見せた『恋とオオカミには騙されない』。最後は暖かい春の訪れとともに、大切な相手を見つけられたようだ。大混戦の恋模様となったが、メンバーの心の成長が垣間見えるドラマチックなシーズンとなっただろう。