『かのきれ』“宗介”中島健人の不器用さが可愛い! “樋口”赤楚衛二の優しさにも注目
イケメンエリートの長谷部宗介(中島健人)と残念女子・佐藤愛(小芝風花)のすれ違う初恋を描いたテレビドラマ『彼女はキレイだった』(カンテレ・フジテレビ系/毎週火曜21時)。7月27日(火)に放送された第4話は、宗介と愛が急接近する回となった。(文=菜本かな) ※本記事はネタバレを含みます。ご注意ください
【写真】どっちが好き? 優しさが魅力的な樋口(赤楚衛二)
■不器用な宗介派? 器用な樋口派?
幼少期に母を事故で亡くしたトラウマがフラッシュバックし、雨の中、動けなくなってしまった宗介。そんな彼に駆け寄り、「大丈夫」と肩をさすり続けたのが、愛だった。その優しさが “あの”佐藤愛に重なり、思わず「愛…?」とつぶやく宗介。だが、素直じゃない性格が災いして、それ以上は突っ込むことができない。
翌日、宗介は、雨に打たれて風邪を引いた愛に薬を渡そうとする。しかし、照れ臭さから素直に渡すことができず、愛の前を行ったり来たりを繰り返す。モタモタしている宗介に対し、サッと行動したのが後輩・樋口拓也(赤楚衛二)だ。周囲が見ていても気にせず、「ジャクソン!(愛のあだ名)」と大声で呼びかけ、「ほいっ」と薬を渡す。
そんな光景を目の前で見てしまった宗介は、少し悔しげな表情…。挽回しようと思ったのか、風邪に効く玉ねぎを渡そうと試みる。直接渡すことはできず、机の上に置くのだが、スライスされたものや調理されたものではなく、“丸ごと”なのが少しずれていて可愛らしい。
サッと渡してあげる樋口と、いつまでも渡すことができない宗介。二人の正反対なキャラクターが、薬の渡し方1つで浮き彫りとなった。Twitter上では、「樋口くんの風邪薬の渡し方が大正解!!!」「薬を渡したいのになかなか素直に声がかけられない宗介さん可愛かった!!」と意見が二分しており、“器用”樋口派と、“不器用”宗介派で盛り上がりを見せていた。
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