『かのきれ』最終回で“樋口”赤楚衛二ロス続出! 「毎日納豆食べます」の声も
イケメンエリートの長谷部宗介(中島健人)と残念女子・佐藤愛(小芝風花)のすれ違う初恋を描いたテレビドラマ『彼女はキレイだった』(カンテレ・フジテレビ系/毎週火曜21時)。9月14日(火)に放送された最終回の第10話は、愛と宗介が迎えた美しいラストに、感動の声が集まった。(文=菜本かな) ※本記事はネタバレを含みます。ご注意ください
【写真】涙の別れ 樋口(赤楚衛二)&愛(小芝風花)のハグ
■樋口が残した最後のメッセージとは
「初めまして。楠瀬凛です」――。樋口拓也(赤楚衛二)の衝撃の告白で幕を開けた『彼女はキレイだった』最終回。覆面作家として活動していた彼は、「ザ・モスト」廃刊の危機を救うため、独占インタビューの掲載を許可することを決めたのだ。しかし、正体を明かしてしまえば、これまで守ってきたことは全て崩れてしまう。悩む宗介に、樋口は「どうせ、いつかはバレる」と答える。
樋口 (C)カンテレ
思い返せば、宗介と愛の恋は、正体を隠したことからすれ違いが生じてしまった。初めは小さなうそだったかもしれない。けれど、そのうそがきっかけで、愛はどんどん自分を偽ることになった。
正体を明かせずに苦しんでいた彼女の姿を、樋口は間近で見てきたのだ。そう考えると、「どうせ、いつかバレる」という言葉も深みを増す。「だったら、初めに出るのは『モスト』がいい」というのも、彼の「ザ・モスト」への思いが伝わってくる。
樋口 (C)カンテレ
楠瀬凛独占インタビューのおかげで、「ザ・モスト」は存続が決定したが、編集部に樋口の姿はない。「ありがとう、楽しかった! アデュー!」という軽いメッセージを残し、去ってしまったのだ。彼らしい去り際だが、なんとも切ない。
数日後、樋口と再会した愛は、「どうして黙っていなくなっちゃったんですか! ひどいです!」と泣きじゃくる。そっと抱き寄せ、「ごめんな」と優しくつぶやく樋口。だが、その抱きしめ方は“恋”ではない。“仲間”としてのハグだ。
樋口&愛(小芝風花) (C)カンテレ
「俺は佐藤愛が大好きだ。友達として、1人の人間として大好き」「納豆混ぜてる時ぐらい、俺のこと思い出してね?」「人生を楽しめ」という3つのメッセージを残し、本当の意味で愛のもとを去って行く。その後、楠瀬凛が出版した本の最後に、「最高の親友 ジャクソン(※愛のあだ名)に捧ぐ」という言葉が入っていることが判明すると、「樋口さんの言葉かっこよすぎて感動した」とネット上で反響を集めた。
多くの支持を集めた樋口というキャラクター。最終回の放送が終わると、「樋口さんロス」の声がSNSなどで続出した。作品を通して、“樋口=納豆”の方程式が成り立っているため、Twitter上では「これから納豆食べる時樋口くん思い出すよ」「樋口くんロスなんで毎日納豆食べます」との声も。“樋口ロス”は、納豆とともに乗り越えることにしよう。
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