『ハンオシ』最終回にSNSから祝福の声! 人として成長した“百瀬”坂口健太郎にも注目

カルチャー
2021年12月22日 19:00

■二人の決断に祝福の声

 幸せな式を挙げ、同じ家で生活することが、お互いの同意がないまま当たり前に続くと思っていた。そんな百瀬の独りよがりな考えに、明葉は釈然としない思いを抱えることに。

明葉 (C)TBS
 “一からの付き合い”に求めていたことのギャップが二人を困惑させたようだ。だが最終的に明葉は百瀬の強い愛に心を打たれ、「私たち、判を捺してこうして出逢えたんだから、また判を捺してみたらもっといいことあるんじゃないですかねえ」と結婚を承諾。これは明葉にとって大きな決断になっただろう。

百瀬 (C)TBS
 しかし実際、結婚とは勢いが非常に大切なところがある。少しでも迷う時間が伸びれば、気持ちもタイミングも一気に冷めていくもの。こうした明葉と百瀬の英断にSNSには「2人のハッピーエンドが嬉しい」、「明葉ちゃん、百瀬さん。ご結婚おめでとうございます!」など祝福の声があふれた。

■おもちにも支えられフィナーレへ

 また、明葉へ恋をしたことと、偽装結婚で他人と暮らしたことで急激に人としての感情が成長した百瀬は、「婚姻届に判を押しただけですが、変わったんです。明葉さんが僕を変えてくれたんです」とこっそりタイトル回収しながら自身の心の内を吐露。

 不毛な恋に甘んじていた百瀬は、やっと「自分自身が幸せになること」を求められるようになったのだ。これまで関心のある相手に振り向いてもらえないが故に得られなかった幸せを、今は堪能している。おそろいのパジャマ、お気に入りのソファで二人で過ごす時間、朝のひととき。明葉と共に暮らしたことで、百瀬は恋心と共に「自分の心を満たす」という感覚も手に入れたのだ。明葉にキラキラとした瞳を向ける百瀬を心から祝福したい。

百瀬と抱き合う明葉 (C)TBS
 ここにきて、やっと二人だけの夫婦像が見つかった百瀬と明葉に、視聴者も安堵(あんど)したことだろう。それに加えて最終話では、おもちに似た猫の顔がプリントされたパジャマを二人が着るというサプライズも。これには視聴者から「おもちパジャマほしい」の大合唱が。最後まで存在感バツグンだったおもちにも支えられ、『婚姻届に判を捺しただけですが』は無事フィナーレを迎えた。

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婚姻届に判を捺しただけですが

Nana Numoto(ライター)

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