『ハリポタ』トム・フェルトンは、なぜこんなにも“いい人”なのか? 緊急来日した本人に聞いてみた

インタビュー
2025年8月13日 20:35
『ハリポタ』トム・フェルトンは、なぜこんなにも“いい人”なのか? 緊急来日した本人に聞いてみた
「ハリー・ポッター ショップ 原宿」オープンを記念し、緊急来日したトム・フェルトン  Harry Potter Shop Harajuku

 映画『ハリー・ポッター』シリーズでドラコ・マルフォイ役を演じたトム・フェルトンが、8月14日(木)に開業する日本初の旗艦店「ハリー・ポッター ショップ 原宿」のオープンを祝して緊急来日。8月13日(水)には、シリーズの大ファンであるtimeleszの松島聡とオープン記念イベントに登壇し、松島と熱いハグを交わすなど、終始心温まるやりとりを見せていた。そんなトムに今回クランクイン!トレンドがインタビューを実施。日本のファンとの思い出やドラコの魅力を語ってもらう中で、「なぜそんなにもいい人なのか?」と改めて聞いてみたところ、トムの心優しい性格に影響を与えた“ある人”の存在が浮かび上がってきた。


■日本のファンは「情熱的なのに礼儀正しい」

 今回トムがオープンを祝うべく訪れた「ハリー・ポッター ショップ 原宿」は、代々木公園から続く緑豊かな参道沿いにあるという立地にちなんで「禁じられた森」がテーマになっている。魔法動物が息づく魔法の世界が目の前に広がっており、映画『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』でドラコがケガをさせられたヒッポグリフのバックビークの姿もある。

「ハリー・ポッター ショップ 原宿」内覧会の様子
 改めて同シーンについて聞くとトムは「あの日は本当に美しい日で、バージニア・ウォーターの湖の周辺で撮影が行われました。いつもリーブスデン・スタジオで撮影していたので、外で撮影できることにワクワクしたんです。ルビウス・ハグリッド役のロビー・コルトレーンが1日中笑わせてくれたのを覚えています。そしてあの日以来、バックビークと僕は友だちになったんです(笑)」と冗談を交えながら振り返る。

エスカレーターもスゴイ 「ハリー・ポッター ショップ 原宿」内覧会の様子
 本ショップのテーマになった「禁じられた森」をトムが初めて歩いたのは約25年前のこと。それからずっと変わらない熱量でシリーズを愛してくれる日本のファンは、トムにとって特別な存在だという。

 「世界中のファンがシリーズに対して熱い気持ちを持ってくださっているのはすごくうれしいことで、特に日本のファンの方は特別な存在なんです。映画公開からこれだけ時間が経っているのに情熱的で、僕が子どもの頃には想像できなかったくらいに盛り上がってくれている。シリーズが今も世界中で人々をインスパイアし続けているのを見るのは本当に素晴らしいことですし、なぜか特に日本ではそれが強い気がします。そんなことを考えると泣いてしまいそうです」と少し目をうるませて思いを明かす。

「ハリー・ポッター ショップ 原宿 オープン記念イベント」に登壇したトム・フェルトン
 トムが初来日を果たしたのは『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(2009)の公開時。その時をまだ覚えているそうで「空港にはたくさんの人がいて、『わぁ、誰かを待っている人がいる!』なんて笑っていたのですが、僕のことだと分かって本当に驚きました。日本でも世界中のどの場所でも『ハリー・ポッター』を見てくれている人がいるんだと実感して、とてもワクワクしました」と当時を語る。加えて日本のファンは「情熱的なのに礼儀正しい」と絶賛。「それはすごくユニークな日本ならではの特徴だと思います」と分析する。

 しかし、なぜこんなにも日本のファンからドラコが愛されるのか。トムに聞くと「むしろ僕が聞きたいくらいです」と笑いながらも、真剣にこう答えた。

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