トイレの床が意外と盲点! プロが教える花粉対策に効果的な“掃除&洗濯テク”
■静電気でたくさんの花粉が衣類に
続いては、花粉対策・洗濯編。花粉が家に入る原因の1つは“衣類”にあります。花粉の季節に外出すると、衣類のこすれによって発生する静電気でたくさんの花粉が衣類に付着するそうです。ここでは、衣類による花粉の持ち込みをおさえるポイントや、静電気防止のコツ、干し方のポイントを紹介します。
モデル実験によると、“衣類にくっついて家の中に持ち込まれる花粉”は“1時間の換気で窓から入る花粉”の6倍以上! 持ち込まないためには、“静電気防止スプレーで付着を抑える”や“家に入る前に衣類についた花粉をしっかり落とす”という対策が有効です。
スカートのすそ部分にも静電気防止スプレーをする
外出前に静電気防止スプレーを使用したり、家に入る前に洋服ブラシなどで花粉を払い落としたりするといいでしょう。「ソフラン プレミアム消臭」など洗濯の仕上げに使う柔軟剤も静電気対策に有効です。繊維の表面を滑らかにし、すべりが良くなることで重ね着をしても摩擦が起きにくくなるので、静電気が発生しにくくなります。
また、花粉シーズンは、花粉の付着を防ぐために部屋干しがおすすめ。どうしても外干ししたい場合は、飛散量の少ない“早朝”に干し、乾いたらすぐに、花粉をよく振りはらってから取り込むと、洗濯物への花粉の付着や室内への持ち込みを減らすことができるといいます。早朝に干せば、花粉の飛散がピークを迎える頃には、洗濯物がある程度乾いた状態になるため、花粉の付着を減らせます。