2022年「赤ちゃんの名前ランキング」発表! 今年のトレンドは“レトロカラーネーム”
「2022年 赤ちゃんの名前ランキング」が、11月1日(火)に、ベビーカレンダーから発表された。2022年のトレンドとして、伝統的な日本の色の名前“レトロカラーネーム”が人気なことなどがわかった。
【写真】名前、よみ、漢字それぞれの1位は? 「赤ちゃんの名前ランキング」トップ10一覧
■2022年のトレンドは?
今回発表された「2022年 赤ちゃんの名前ランキング」は、2022年に生まれた子ども10万7289人を対象に、赤ちゃんの名前に関する調査を実施し、ランキング化したもの。
多様性やグローバル化が進む近年では、海外でも通じるような要素が感じられる名前が増えているそうだが、その一方で今年特に目立っていたのが、伝統的な日本の“色”がイメージされる“レトロカラーネーム”だったという。
今年の男の子の名前ランキングで1位に輝いたのは、「碧(主なよみ:あおい、あお)」。昨年の7位から順位を上げた「碧」は、「碧色(へきしょく)」とも言われ、強い青緑色を指す。
また、鮮やかな緑色を指す「翠(主なよみ:すい、みどり)」と、ヒマワリのような鮮やかな黄色を指す「葵(主なよみ:あおい、あお)」も今年ランクアップ。
「翠」は、女の子の名前ランキングで一昨年は圏外から昨年の55位に順位を上げ、今年は19位とさらなる躍進を見せた。また、「葵」は男の子の名前ランキングで40位、女の子の名前ランキングでは3位に。男の子は昨年の51位から、女の子は昨年の4位からランクアップした。
そのほか、冬季五輪の影響か、日本スノーボード史上初の金メダルを獲得した平野歩夢選手と同じ「歩夢」、「スキージャンプ」男子ノーマルヒルで金メダルを獲得した小林陵侑選手の読みと同じ「りょうゆう」も増加傾向に。
読みは、男女ともに昨年に引き続き“2音ネーム”が人気で、漢字は、男の子は壮大さ、女の子は自然の生命力をイメージできるものが人気だという。
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