完売続出の『東リベ』脱出ゲームに潜入! タイムリープ&ヤンキー体験の再現度に感動
■マイキーたちの存在を感じる東京卍會アジト
“東京卍會”の特攻服を着ながら謎解きにチャレンジ! クランクイン!
時間が来たら、いよいよ本格的な謎解き開始! プレイヤーは2017年のクラブ「ムーン」と、2005年の“東京卍會”アジトをタイムリープで行き来しながら、限られた時間の間に、仲間たちが殺害されてしまう未来を変えるべく行動します。ここからは“東京卍會”の特攻服(トップク)を着用。金色の刺繍で「東卍京」と入った服に袖を通すと、身も心も引き締まります。
“東京卍會”のアジト内部 クランクイン!
そして見どころは“東京卍會”アジトのステージ。“東京卍會”のシンボルである旗やバイクのオイル&工具、そして創設メンバーの写真といったファン必見のアイテムが配置されています。
“東京卍會”のアジト内部 クランクイン!
アジト内に置かれているカバンにも注目! 革を薄く潰したヤンキーならではのカバンの中には、佐野万次郎(マイキー)は“どら焼き”、松野千冬は“ねこじゃらし”など、それぞれの好きなものに関連するアイテムが入っていました。
“東京卍會”のアジト内部 (C)SCRAP(C)和久井健・講談社/アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会
このほかにも各キャラクターが読んでいたであろう雑誌や、無造作に置かれた特攻服から、ヤンキーを謳歌(おうか)するマイキーたちの何気なく、そしてかけがえのない日々を感じることができます。それらを目にするたびに「絶対にこの人たちの未来を守りたい」という気持ちが強くなり、謎解きに対する意識も高まりました。
■時間はあっという間! 協力がクリアの鍵
今回、筆者が参加したチームは、ほぼ初心者で構成されていたのですが、プレイヤー同士が協力しあうことで、大きくつまずくことなく謎解きを進めることに成功! 解けない謎があったとしても、会場内にある“ヒントブック”を見れば、答えへの近道を得られることも良心的でした。
謎解きにつながりそうな内容はプレイヤー同士で共有 クランクイン!
しかし、時間内に謎解きを終えることはかなわず、本来とは違うエンディングに…。とはいえ、脱出に失敗しても大丈夫。最後に解けなかった謎&その後の展開をスタッフの方が丁寧に解説してくれるため、スッキリした気持ちで会場を後にできます。
実際に本公演に参加して重要だと感じたのは「作品の世界に入りこむ」ことです。セリフを読むことで物語が進行したり、“誰かを助けたい”という気持ちが謎解きのきっかけにつながったりと、世界に入り込んでいるか・いないかでクリアできる可能性が大きく変わっていたように感じました。
どんなことも見逃さない姿勢が謎解きの近道に! クランクイン!
また、プレイ時間は長いようであっという間。クリアするためには、プレイヤー同士の協力が鍵となります。たとえ自分自身で謎が解けなかったとしても、アイテムを隅々までチェックする、ステージの中を歩き回ってみる、オリジナルキャストの話をしっかり聞くことで、謎を解くヒントを得られるかもしれません。
タイムリープを駆使して未来を変えよう! クランクイン!
何よりタイムリープの大変さ、仲間を救えない悔しさ、救えたときの喜びを知れることが、本公演ならではの魅力。参加した際は、タケミチと同じく“最後まで諦めない気持ち”を持つことが肝心です。
【「終わらない東卍抗争からの脱出」概要】
日程:2月4日(金)~ ※2月24日(木)からは名古屋店でも開催
場所:リアル脱出ゲーム下北沢店
※「リアル脱出ゲーム」は株式会社SCRAPの登録商標
(C)SCRAP(C)和久井健・講談社/アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会