ミッキー&ミニーがキス! TDS新しい夜のショー「ビリーヴ!」ついにスタート<東京ディズニーシー>
■とにかく没入感がすごい!
“諦めずに信じ続けることの大切さ”を大きなテーマとした本ショーの中で、特に感動したのが“没入感”。広大な空間を最大限に使った演出は、まるで映画の中に入り込んだようで、パークを入って左側にあるリドアイルで鑑賞してみたところ、「目が足りない」と感じるほど、包み込まれるような気分が味わえた。
「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」の様子 (C)Disney
ただ、近くで見られるキャラにバラつきがあるので、“推し”がいる人は注意が必要。「ディズニー・プレミアアクセス」、「東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ」対象エリアのリドアイルは、バランス良く見られるものの、ミゲルやエルサは遠く感じる位置で、この二人が見たいときは、「カフェ・ポルトフィーノ」のある、パークを入って右側のエリアが良さそうだった。とはいえ、基本的にはどの位置からも、よく見えるので、ご安心を!
■困難に立ち向かう姿に涙
さて、物語に話を戻すと、「ビリーヴ!」は今のわたしたちに、ぐさりと刺さるメッセージが込められている。コロナ禍でさまざまな困難が降り掛かった今、キャラクターたちが、諦めずに信じ続けて困難と立ち向かい、願いをかなえる姿は、見る者に原動力を与えるだろう。
「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」の様子 (C)Disney
また「ビリーヴ!」だけで聞くことのできる、音楽も素晴らしい。MISIAとコラボレーションした日本語版テーマソング「君の願いが世界を輝かす」はもちろん、ショー中に使われるディズニー映画のメドレーは、初めて作品を見たときの感動をよみがえらせる。
目の前に現れる美しい光の輝きと、心の中で眠っていたポジティブな気持ちを呼び起こす音楽、そして愛くるしいキャラクターたちが融合する「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」は、これから何年先も愛されるであろうことを確信させるショーだった。久しぶりのミッキーマウスとミニーマウスのキスも、胸を熱くさせる。ぜひ、その目でこの感動を味わってほしい。