2022年「ベスト韓国ドラマ」5選!  ヒット作から衝撃作まで韓国エンタメライターがピックアップ

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2022年12月30日 09:00
2022年「ベスト韓国ドラマ」5選!  ヒット作から衝撃作まで韓国エンタメライターがピックアップ
Amazon Original『ユミの細胞たち ‐ シーズン2』 (C)STUDIO DRAGON CORPORATION

 2022年も私たちの日常に溶け込んでいた韓国ドラマ。皆さんはどんな出会いがありましたか? OTT(コンテンツ配信サービス)が増えたことで何を見ようか迷いながらも、自分好みの作品を見つける機会も多くなったのではないかと思います。今回は2022年のベスト韓国ドラマ5選をご紹介。究極のリアルロマンスから名作ヒューマンドラマ、同じジャンルでも全く異なる法廷もの、輝かしい青春作品まで振り返っていきます。(文=ヨシン)


■実写×3Dアニメのラブストーリー

 パワーアップして戻ってきた『ユミの細胞たち‐シーズン2』(Prime Video)。主人公のキム・ユミ(キム・ゴウン)の日常や恋愛を、実写と3Dアニメーションを融合させて、とことんリアルに描いた本作は、アニメーションの脳内細胞たちによってぐっと共感が深まります。ク・ウン(アン・ボヒョン)と別れて恋愛から遠ざかっていたユミは、GOT7のジニョン演じるユ・ボビーと出会ったことで、閉ざされた心の扉が開いていくことに。

Amazon Original『ユミの細胞たち ‐ シーズン2』 (C)STUDIO DRAGON CORPORATION
 どこまでも優しくて誠実でどストレートに愛情表現をしてくれる完璧な彼氏のボビーは、ジニョンの魅力がダダ漏れしており、誰もが恋に落ちること間違いなし。甘い時間だけでなく分かり合えないつらいシーンにも感情移入していたら、元カレのウンが登場し、複雑な気持ちになる展開も待ち受けています。ユミ自身の人生にスポットが当てられたシーズン2では、ユミがどのような決断をしていくのかが見どころ。舌細胞、右手細胞、アン・デヨン細胞などの新登場キャラによる笑いのレベルも最高潮な細胞たちの活躍もお見逃しなく。

■2022年の名作

 『私たちのブルース』(Netflix)は済州島を舞台に14人の主人公が8つの物語を繰り広げるオムニバス形式で、人生の岐路や人生の始まりや終わりに立つ人たちを応援するドラマ。脚本は『大丈夫、愛だ』『ライブ ~君こそが生きる理由~』などのメッセージ性の高い作品を手掛け、視聴者だけでなく俳優からの支持も厚いノ・ヒギョンです。

『私たちのブルース』 写真提供:AFLO
 海辺にある村で過ごす人たちの日常とともに生きていく苦味や悲しみが淡々と描かれ、何か劇的なことが起こるわけではありません。ですが苦しみもがいて幸せになろうとする過程こそが人生なんだと思わせる脚本はさすがの一言。これまでにない豪華すぎるキャストが大集結し、韓国を代表するイ・ビョンホンやキム・ヘジャ、コ・ドゥシムらの心震える圧巻の演技が拝められる2022年の名作です。

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