BTS ジミンの魅力を深掘り! “ダンスの優等生”から米ビルボード1位を獲得するまで
BTSのJIMIN(ジミン)が3月24日(金)にリリースしたソロアルバム『FACE』のタイトル曲「Like Crazy」が、米ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」で1位を獲得したことが、4月4日に報じられました。これはBTSメンバーのソロ曲、そして韓国人のソロ・アーティストとしても初の首位獲得となり、ジミンは歌手として大きな快挙を成し遂げたのです。今回は、ソロアーティストとしても成功を収めたジミンについて深掘りします。(文=西門香央里)
【写真】ちょっと若い! 金髪姿で指ハートする6年前のBTS ジミン
■才能と努力で作り上げられたダンスと歌
ジミンは、1995年10月13日生まれの27歳(4月16日現在)。ジミンは本名ですが、この名前に決まるまで、Baby J、Baby G、Young Kidなどのいくつかの芸名候補があったそう。「自分は本名が一番似合いそう」ということで本名を使うことになったと、2013年のデビュー直後のインタビューで語っています。
グループでは、メインダンサーとリードボーカルを担当。中学生のころからダンスが好きだったジミンは、釜山芸術高校の舞踊科に学校全体の首席という成績で入学。さらに校内の中国短期研修プログラムに1年生として初めて奨学生に選ばれたという才能の持ち主でもあります。
そんなダンスの優等生ジミンの踊りは、バレエやコンテンポラリーから、ストリートやヒップホップまでさまざまな要素を組み込んだ表現力と引き出しの多さが特徴。BTSの売りでもあるキレキレでパワフルなストリートダンスも、ソロダンスで見せてくれるクラシカルでしなやかなダンスも、自分の色にしてしまうのがダンサー、ジミンのすごさなのです。
また、ダンスのみならず歌でも人々を魅了します。ジミンの声は中音域のミックスボイスですが、低音から高音まで幅広く出すことができ、高音域にブレがないため、BTSでも高音パートを担当することも多いです。一度聞いたら忘れられない特徴的で中性的な声は、”唯一無二の声”とも言われています。ちなみに、韓国の歌手RAIN(ピ)を見て、歌手になることを夢見たそう。
そんなジミンは、メンバーやファンの間では「完璧主義者・努力家」ということで有名。練習生時代は、BTSのメンバーの中で一番遅く練習生になり、睡眠時間を削って練習に励んでいたとか。彼のダンスや歌手としての成功は、才能のみならず、これまで積み重ねてきた努力と完璧を求めてきた結果でもあるのです。
先日出演したメンバー、SUGA(シュガ)の番組『シュチタ』で「何歳まで(BTSを)やりたいの?」というシュガの問いに「僕が動けなくなるまでやりたい」と答えていたところにも、彼のBTSやこの仕事に対する思いの強さを感じますね。どこまでも仕事に真摯(しんし)に向き合う姿を知るARMYたちは、ジミンを愛してやまないのでしょう。また、ジミンはK‐POP界でも交友関係が広いメンバーでもあります。
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