那須塩原に“美しい水庭を望む高級ヴィラ”誕生! 「また行きたい」と感じる美食&おもてなしに感動
■美食の数々に感動
そして、本施設の魅力の一つがレストランでの美食の数々。ディナータイムでは、本格フレンチのコースが、モーニングタイムには洋食セットが提供される。
芸術品のようなディナー
個人的に本施設の滞在中、特に感動したのがディナータイム。皮目を軽くローストしたことで香りと食感の変化を楽しめる「フェンネルと縞鯵のマリネ」や、くちどけの柔らかい和牛と濃い目のソースのマリアージュを堪能できる「とちぎ和牛フィレのロースト 黒トリュフとソースヴァンルージュ」、パリパリに焼いた皮の香ばしさと和のスープがマッチする「白甘鯛の松笠焼き 山菜と芹 菊のスープ」など、いずれも盛り付けの美しさはもちろんのこと、食べた瞬間に幸福感で胸がいっぱいになるメニューとなっている。
個人的にこのディナーのために「また行きたい」と感じるほど、満足感のある内容だった。メニューの内容は季節や仕入れ食材によってグラデーションするように変化するそうで、行くたびに少しずつ変化するのも楽しみの一つといえるだろう。
■絵画のような光景が広がる水庭
それから、最後の見どころが美しい水庭だ。こちらは建築家・石上純也氏が手掛けており、約300本の樹林を采配しなおし、元々暗い環境であった森から、地面に太陽が当たる明るい環境へ変えていくことからはじめ、池の水は小川から水をひき、昔の水田を表現している。
建築家・石上純也氏が手がけた「水庭」
春の始まりである現在は、少し寒さを感じられる幻想的な光景が広がっていたが、夏には緑が青々とし、秋には色づいた葉が池の中にたまり、冬には雪の白と影の黒のモノトーンの光景が楽しめるという。まるで絵画のような水庭は何時間でも見ていられる美しさで、滞在の思い出をさらに色濃いものに変えてくれるだろう。
美食や水庭に心癒される“那須 無垢の音”。12歳以上から宿泊可能、2名で1泊10万円前後を想定しているそうで、日々の疲れを癒やすご褒美旅行やワーケションにぴったりだ。また、秋にはブレックファースト&ベッドを意味する宿泊エリア「B&B」もオープン予定。こちらは手頃な価格ながらも上質な滞在を満喫できる施設になるとのこと。合わせて注目したい。