和歌山の“温泉から夕日見える”絶景ホテルに癒やされた! 美しい風景は年納めにピッタリ<フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山熊野古道すさみ>

特集・レポート
2024年12月28日 17:30
和歌山の“温泉から夕日見える”絶景ホテルに癒やされた! 美しい風景は年納めにピッタリ<フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山熊野古道すさみ>
フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山熊野古道すさみ  クランクイン!

 2024年も終盤に差し掛かり、年末ムード真っ只中。仕事や学校も終わり、自分に向き合う時間ができ始めた人も多いのではないでしょうか? 頑張った自分にご褒美を贈るべく、今回はフェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山熊野古道すさみにお邪魔しました。本ホテルは“枯木灘を一望できる”温浴施設「望海のゆ」を併設しており、冬の間は日の入りを見ながら、ゆっくりとお湯に浸かれます。しかも温泉だけなら、宿泊者でなくても利用可能。気持ちをリフレッシュする今の時期にぴったりな本ホテルの魅力をご紹介します。


■すさみと人をつなぐホテル

 フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山熊野古道すさみは、2021年6月に開業した宿泊特化型ホテル。積水ハウスとマリオット・インターナショナル ジャパンが進める地方創生事業「Trip Base 道の駅プロジェクト」の一環として建てられ、同プロジェクトは、「未知なるニッポンをクエストしよう」をコンセプトに、地域や自治体、パートナー企業とともに、観光を起点に地域経済の活性化を目指したものです。従来、「休憩、通過」点であった「道の駅」に近接してホテルを建て、それをハブとして、各地に分散している観光資源をネットワーク化することにより、集客ポテンシャルを最大限に引き出し、旅の拠点として地域経済の活性化につなげることを目的としているそう。


 太平洋に面する道の駅すさみに隣接しており、オーシャンビュールームでは、絵画のように美しい海を眺めながらの滞在が可能です。朝・昼・夜と異なる顔を見せる海は、思わずくぎ付けになる魅力があり、釣り人や船、鳥たちが見える風景はうっとりすること間違いなしです。


 ホテルのみで完結する滞在ではなく「日本の文化、伝統、地域の観光名所を国内外の観光客に巡ってもらいたい」というプロジェクトの思いを反映させたホテルのため、レストランがないのが特徴。宿泊特化型ホテルのため、食事やお土産などは道の駅をはじめ地域の店を利用することで、地域の人々との交流や道の駅との往来を促す設計になっています。地元の食事をホテルに持ち帰って楽しめるよう、ホテル内のロビーは充実した空間に。電子レンジや、トースター、コーヒーメーカーを完備しているほか、ティーバッグに加えて、インスタントのお味噌汁もあります。細かな気配りがうれしいですね。


 また朝食ボックス付きプランで宿泊すると、道の駅の特産物が詰まった朝食ボックスが用意されます。すさみ町は、日本のレタス栽培発祥地といわれていることから、レタスを使った「めはり寿司」が入っていました。また、イノシシと豚をかけ合わせた“イノブタ”も名物で、イノブタの肉団子はかむたびに旨味がじゅわっと広がります。お部屋で食べてもいいですが、海が見える大きな窓のある開放的なロビーでいただくのもオススメです。

■一年の疲れを温泉で流して


 そして冬の今の時期の最大の魅力が、沈みゆく夕日。江須崎島と日本童謡の園の間に、きれいにすっぽりと夕日が沈んでいきます。この夕日が好きで、ほぼ毎日訪れている方もいるほどだとか。


 お風呂は、屋内の大浴槽と屋外の露天風呂、つぼ湯の3種類の浴槽が用意されています。ちゃぷっと浸かってまず感じたのはお湯のやわらかさ! 非常にpH値の高いアルカリ性温泉で、なめらかな肌触りが特徴だそうです。外にある露天風呂とつぼ湯は温度が異なるのもうれしいところ。外湯で冷えた体を温め、少し低めのつぼ湯でゆったり過ごす。遠くから聞こえる波の音に耳を傾けながら、ただぼーっと海を眺める時間は、師走の忙しい今に最も必要な休息かもしれません。


 また、この夕日は「望海のゆ」のロビーから見ることもできます。施設内には売店もあるので、地ビールやドリンク片手に日の入りを楽しむのも乙でしょう。宿泊者限定で、12月27日(金)~1月31日(金)の年末年始と金土祝前日は、営業時間を延長し、23時00分が最終受付となるため、夕日の時間のみならず、さまざまな海の表情を見守ることができるでしょう。

■足を伸ばせば初日の出も

戎神社前
 余談ですが、ホテル周辺には日の出スポットが多くあるので、足を伸ばして初日の出を見るのもオススメです。今回はホテルから徒歩20分の戎神社前に行ってみました。海がパーっと開ける場所で、電柱など遮るものがなにもないのが特徴です。

戎神社前
 7時前、鳥のさえずりが聞こえ、止まっていた船も動き出す中、空が赤みを帯びていき、朝を迎える準備が始まっていきます。そしていよいよ目の前に現れるのは、驚くほどまん丸の太陽。全身で朝日を浴びれば、生きる活力が湧いてくるような感じがします。すぐそばに鳥居、目の前に朝日と、新年一発目に見たいおめでたい光景を見ることができました。なんとなく縁起が良さそう。

道の駅すさみ
 それから、ホテルに隣接する道の駅の食堂「蒼海」で食べる食事(特に海鮮!)は目が飛び出そうなくらいおいしく、町の人も大変親切です。周辺散策もできるので、すさみの町からたくさんのエネルギーがもらえます。心を浄化する町・すさみ。フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山熊野古道すさみ で、新しい気持ちで新年を迎えてみてはいかがでしょうか?

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