「スヌーピーミュージアム」は現代に必要な癒やし空間! 散財覚悟なグッズも多数

特集・レポート
2019年12月14日 08:00

■グッズは散財覚悟で…!

オープン記念ぬいぐるみ
 ミュージアムのお楽しみは、なんと言ってもグッズ…! 思わず散財してしまいそうになるほど、ツボな商品ばかり。今だけしか買えないオープン記念限定の赤いパーカーを着た、スヌーピーとウッドストックのぬいぐるみは、必見。こんな可愛く見つめられると、連れて帰りたくなってしまいます。

「森永 ミルクキャラメル」(650円)
 また、ブランドとのコラボレーション商品も多数販売。個人的に惹かれたのが、「森永」とコラボの「ミルクキャラメル」と「ミルクココア」。レトロなパッケージが懐かしさを感じる可愛らしいデザインです。

  • 「ハンドクリーム」グリンティーミント/シトラスソルベ/メイプルハニー(各800円)
  • 「トミカ」(800円)


 そのほかにも、グリンティーミント、シトラスソルベ、メイプルハニーとリラックスできる絶妙な香りの「ハンドクリーム」や、緑豊かな南町田の要素を取り入れた「トミカ」も見逃せません。

■運命的な言葉との出会いを演出

 なんとなく表面的な知識しかなかった『ピーナッツ』ですが、生きづらい現代だからこそ本作の哲学や精神が活きるのではないかと、本ミュージアムには感じさせられます。

鶴間公園内のスタチューには名言も
 例えば、駅から続く7カ所11体のスタチュー。その中の1体である鶴間公園のものには、「きのうから学び 今日に生き 明日に期待する 今日の午後は休もう」と刻まれています。この名言が心にスッと染み込んでいくのは、緑生い茂る心地よい同公園が生み出す環境ならでは。都会の喧騒から離れた場所だからこそ、抱きしめたくなる言葉たちが、純な状態で体内に入ってくるのを感じます。

解説が抑えられた展示の様子
 また、本ミュージアムの特徴の1つとして“解説が少ない”というのがあります。草刈氏によると、展示を見る中で湧いた疑問が、その場でハッと気づくような空間を目指しているのだとか。

ウッドストックのセリフはスヌーピーだけがわかる…!
 少し労力が必要な“読む”という行為をあえて排除したことは、大正解。情報を吸収するだけという受け身な環境とは異なり、自分にあった疑問と答えを探しに行ける能動的な機会がここでは与えられるのです。

 そうすると、「この名言を見よ!」と半ば無理やり吸収させられた時とは異なり、“自分から発掘した感”が感じられ、運命的な言葉との出会いをもたらしてくれます。

のびのびと感じる優しい世界
 広さが2倍になり、よりくつろげるようになった本ミュージアムは、何年経っても色褪せない『ピーナッツ』の哲学を、さらに愛せる特別な場所に進化していました。短い一言で、肩の荷を下ろす『ピーナッツ』の世界は、現代だからこそ必要と言えるかもしれません。

【「スヌーピーミュージアム」概要】
オープン日:12月14日(土)
時間:10時00分~20時00分(入場は19時30分まで)
場所:南町田グランベリーパーク
(C)Peanuts Worldwide LCC

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