ギャルのカリスマ・伊藤桃々、2020年の目標を語る「単独表紙」と「アイシャドウ発売」
■誰かのメイクを参考にするのはいいけど、マネをしてはいけない
――このリップを使って、伊藤さんの顔に近づきたいという人も多そうですね。
私みたいになりたいっていうのは嬉しいですし、このリップを使うと似た感じを出せると思います。でも、メイクを参考にするのはいいんですが、マネをしていてはいけないって思うんです。
例えば、私のメイクがいいなと思っても、私とその子は顔の土台が違うわけです。その子がきれい系だったら、私のメイクは合いません。その人に合ったメイク法があるんです。目の形とか、顔のバランスとか、コンプレックスって、鏡を毎日見ている自分にしか分からないものです。だから、研究しかないと思います。そのメイクが、どれだけ自分に合っているかがポイントで、あか抜けて見えたり、かわいくなったりする要素だと思います。
――メイクも研究なんですね。
そうです、練習するしかないんです! 私も雑誌とかを見ながらがんばっています。ここはどうしたらいいだろうとか、気になったら、とことん調べます。
――では、美容のために意識していることはありますか?
寝ないとむくみが取れないので、きちんと寝るようにしています。マッサージやストレッチも行っていていますが、やっぱり寝ることが大切! あと、疲れていても、メイクを落としてお風呂に入って、スキンケアをしてから寝る。この基本は崩さないようにしています。スキンケアをやらなかったら終わり! そこまで思ってやっています。あと、最近はなるべく自炊するようにしています。
――何か料理を始めるきっかけがあったんですか?
コンビニのご飯に少し飽きてきていたので、作り置きできるご飯を調べて自分で作ってみたら、本当に美味しくて! しかも、自炊は痩せるんですよ! 美味しくて痩せるなんて最高ですよね。それに、彼氏ができたときに料理ができたらかわいいかなぁ、と思って(笑)。ギャルが料理をしていたらギャップ萌えしませんか? 料理をする度にインスタグラムにアップしています(笑)。
――最後に、10代最後の年でもある2020年はどのような年にしたいですか?
あまり10代最後というのは意識したことがないんですが、10代のうちにアイシャドウは作ってみたいです。周囲から「作って欲しい」と言われているのもあるのですが、ギャルの垂れ目を作るにはアイシャドウが欠かせなくて。なので、“アイシャドウを作って、それが爆売れする”これが2020年の目標です。他にも、『egg』の単独表紙はやってみたいし、時間があれば海外旅行にも行きたい。でも、長時間のフライトは苦手なので、まずは近場で現実逃避をしたいです(笑)。
2020年、さらなる高みを見据えている伊藤の活躍からますます目が離せない。(取材・文:安保有希子/写真:松林満美)