『恋あた』は“男性陣の動揺”を楽しむドラマ!? 中村倫也&仲野太賀の繊細な演技に釘付け
■北川里保というライバル出現
突然、現れた樹木に、スイーツ課は冷たい様子。安く手に入るベトナムのカカオを使いたいと樹木が提案したところ、「遠足に持ってくお菓子を決めてんじゃねえのよ」と土屋弘志(長村航希)は、厳しく(なんならちょっとパワハラ気味に)現実を突きつける。
樹木のライバル・北川里保出現! (C)TBS
しかし、そんな中でも、北川は樹木に優しかった。二人はライバル関係にあるにも関わらず、北川は、「お互い頑張りましょうね」とエールを送り、さらには、開発途中、包丁で指を切った樹木に、すばやく手当てを施した。
“スーちゃん”の言葉にぐさり (C)TBS
その優しさに、樹木は納得行かないようで、家に帰ってから「敵に優しくされた」とポツリ。バンドエイドを勢いよく、くしゃくしゃに丸めゴミ箱へ投げつける。それを見た、同居人で中国出身の“スーちゃん”(古川琴音)は、ピシャリと中国語で言い放つ。「器がちっちゃいと、得られる福もちっちゃいの」。この言葉のボディーブローは、強がりな樹木にしっかり効いていたようだった。
■浅羽&北川に気になる過去
関係が気になる浅羽&北川 (C)TBS
優しくて、仕事もできて…。強がりの中に劣等感を抱える樹木にとって“完璧”のように見える北川は、1人だけ優しさを見せない相手がいる。浅羽だ。どうやら二人は、過去に関係があったよう。樹木、新谷、浅羽、北川で食事に行った際、浅羽が頼んだワインは、浅羽と北川が“初めて食事をした日”と同じもの。北川は浅羽に「わざと?」と単刀直入に聞く。いつも自信満々で、硬く真っ直ぐな言葉を人に当てる浅羽だが、北川と話すときだけ、声色が少し溶ける。樹木は二人の様子を見て、「変くない?」と新谷にツッコんだ。
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