宇垣美里「もはや“癖”に近い」 溢れるコスメへの愛と知識欲

特集・レポート
2020年11月18日 12:00

■思い描く今後のビジョン


――著書でもご紹介されていますが、愛犬てんぷらちゃんを飼い始めたんですよね?

 そうなんです! てんぷらとの写真は私の一番の笑顔が出ています(笑)。一緒に過ごしていると、常々、本当に「健康でいなきゃ!」と思うんですよ。「この子の食い扶持を稼ぐ」という気持ちもあるので、お仕事もより頑張れるようになりました。

――恋愛、結婚に関して、年を重ねるごとに価値観の変化などはありますか?

 20代後半になってから(結婚について)聞かれることが本当に増えました(笑)。「一生この人と一緒にいたいな」という人ができて、その人と一緒にいようと決意することは、すごく素敵なことだと思います。でも、それが別に“結婚”という形である必要はないし、異性である必要もなければ、恋愛関係である必要もないと思っているんです。

 何かあったときに、「この人はずっと私の味方でいてくれる」という人がひとりいることが、すごく素敵だと思うので。そういう人が身近にいることが、自分の支えになるのかな、と思っています。


――テレビ局のアナウンサー時代も、フリーに転身されてからも、いつも高いモチベーションで臨まれていますよね。頑張りの源は何ですか?

 私、全然頑張っていないんですよ。うーん…私は何か新しいことをしたり、新しいものを見たり、知らなかったことを知ることが、すごく好きなんです。それがもはや“癖”に近いというか(笑)。なので、新しいことに挑戦して、自分の引き出しを増やしていくことが、私が思う生きる意味だったりします。

――最近で言うと、アニメ映画『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)ぼくが選ぶ未来』でアニメ声優デビューもされました。

 本当に難しかったです! ご覧になった方がどういう風に受け取られるか、ドキドキしています。今回は“花の妖精”役を演じさせていただいているのですが、声をあてることは、ナレーションや原稿読みとは丸っきり違いました。改めて、声優さんのお仕事は高い技術が必要なんだなと思いましたし、「もっと上手くできたらいいな」という気持ちも持ちました。


 自分の気持ちを伝えようと、言葉を尽くす姿が印象的だった宇垣。一挙手一投足が注目される今、自身のSNSアカウントを望まれる声も多いが、本人曰く「決してマメなタイプではないので(笑)」と開設しない理由を教えてくれた。しかし、ご安心を。彼女の今は『宇垣美里のコスメ愛』にギュッと詰まっている。

 宇垣美里初の美容本『宇垣美里のコスメ愛 BEAUTY BOOK』は、11月18日(水)発売。

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