ユーモアセンスも抜群! 中条あやみ、“圧倒的な美しさ”と“親近感”で躍進

特集・レポート
2021年2月28日 09:00

■イメージを覆すユニークな一面も

 中条の快進撃は、まだまだ止まらない。2016年には、パリで行われた「シャネル」の春夏オートクチュールで“日本人史上最年少のゲスト”としてフロントロウデビューを果たしたのを皮切りに、ヒロイン役を務めた大森立嗣監督作『セトウツミ』で「第71回毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞」を受賞。同年10月には、バラエティ番組『アナザースカイ』(日本テレビ系)の5代目女性MCに起用されるなど、活躍の場を広げていった。

2017年、映画『覆面系ノイズ』出演時のインタビュー写真
 以降も、「第41回日本アカデミー賞 新人俳優賞」を受賞した映画『チア☆ダン ~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』の撮影を通して苦手だったダンスが好きになり、主演映画『覆面系ノイズ』に登場する覆面バンドのボーカル&ギターとして、劇中曲でメジャーデビューしただけでなく、苦手だったカラオケも克服。両作品とも中条の魅力が詰まった一作となった。

2019年、ドラマ『白衣の戦士!』出演時のインタビュー写真
 さらに、連続ドラマ初主演作となったドラマ『白衣の戦士!』(日本テレビ系)では、元ヤンの新米ナースに扮し、コメディにも挑戦。当時の取材で「ずっと映画をやっていたので、ドラマのスピード感に戸惑っているのですが、逆に瞬発力が要求されるという意味では、新しいチャレンジにワクワクしています」とドラマの現場の印象について語っている。

 そして、現在放送中のゾンビアクションドラマ『君と世界が終わる日に』(日本テレビ系)では、生ける屍(ゴーレム)になるウイルスに耐性を持つ研修医の女性役で、これまでの清純派のイメージを一新。恋人の前だけで見せる姿と研修医としての顔といった二面性だけでなく、責任感の強さから来る葛藤や感情の剥き出し方に演技派の一面を覗かせる。

 その一方で、バラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の人気企画「ゴチになります!」に新メンバーとして2021年1月から参戦。『スター・ウォーズ』のキャラクターのモノマネをしたり、おもしろフレーズを発したりなど、抜群のお笑いセンスを発揮し、共演者だけでなく視聴者も驚かせている。

 また、別の番組では自らの「字が下手」なことをネタにするなど、圧倒的美人でスタイルも完璧、視聴者からすると遠い存在なのになぜか“親近感が湧く”という稀有なポジションを確立。視聴者の“もっと見たい欲”がどんどん増していき、新たなファン層獲得に繋がっている。

 美貌、ユーモア、演技力と、20代前半にして既に三拍子揃う中条の人気が、今後さらに拡大していくことは間違いないだろう。

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