少女時代「Gee」がTikTokで再ブーム! リリースから12年、今“踊りたくなる”のはなぜ?

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2021年8月14日 10:00
少女時代「Gee」がTikTokで再ブーム! リリースから12年、今“踊りたくなる”のはなぜ?
「Gee」を踊る少女時代(2009年撮影)  (C)Zeta Image

 少女時代の楽曲「Gee」に乗せて踊る動画がTikTokで流行中なのをご存知ですか? TikTokにおける再生回数や影響力などを総合的に判断して生成された国内週間楽曲ランキング「TikTok HOT SONG Weekly Ranking」の2021年7月19日~2021年7月25日の集計では、この少女時代の「Gee」が3週連続で首位を獲得し話題に。少女時代が2009年に「Gee」をリリースしてから12年。今回は彼女たちのすごさを振り返ってみたいと思います。(文=西門香央里)


■かつて一大ブームを巻き起こした「Gee」

 少女時代がデビューしたのは2007年。BoAや東方神起などを排出したSMエンターテインメントが、男性アイドルグループ“SUPER JUNIR”の成功を経て、女性版として企画した「仮」少女時代は、当初は11人で結成され、その後メンバーの入れ替わりなどがあり、9人組としてシングル『また巡り逢えた世界』でデビューを果たします。SMエンターテインメントがデビューさせる大型新人として、デビュー前から注目されていました。

少女時代「Gee」ミュージックビデオ


 その後、リリース予定だったアルバムの延期などで9ヵ月間の空白期間を経て、2009年に1stミニアルバム『Gee』でカムバック。タイトル曲である「Gee」のMVで彼女たちが見せたのは、初々しかった『また巡り逢えた世界』での少女時代とは違い、長く細い足をスキニーパンツで強調した、抜群のスタイルを誇る姿でした。

少女時代(2009年撮影) (C)Zeta Image
 「Gee」は、KBSの音楽番組「ミュージックバンク」で史上初の9週連続1位を記録し、多くの音源チャートで1位を獲得。一大ブームを巻き起こします。

 同じ年に発売された2ndミニアルバム『GENIE』も10万枚を売り上げ、ゴールデンディスク賞などの音楽大賞をいくつも受賞。2010年には日本での活動を開始。少女時代のK-POP界での地位が確立されていきました。(ちなみに、「GENIE」の振り付けは日本人ダンサーで振付師である仲宗根梨乃が手がけたことでも有名です)

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西門香央里(ライター)

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