主人公よりも気になっちゃう!? 韓国ドラマで忘れられない“恋の2番手キャラ”たち
■純粋な思いが輝くヤン・ドヒョク
『わかっていても』で、パク・ジュオン(ソン・ガン)やユン・ナビ(ハン・ソヒ)をはじめとするキャラクターたちが現代の恋愛模様を見せる中、ヤン・ドヒョク(チェ・ジョンヒョプ)の存在に癒された方もいたのではないでしょうか。
ヤン・ドヒョク(チェ・ジョンヒョプ) Netflixシリーズ『わかっていても』独占配信中
非恋愛主義者ジュオンに恋をしても幸せになれないと“わかっていても”ジュオンを忘れられないナビ。そんな時に、幼なじみのドヒョクと再会します。ジュオンとは正反対で、ナビだけに尽くし安心補償100%の“安らぎ”を与え、気持ちを言葉で伝えてくれるドヒョク。そんな相手を選ぶ方が幸せだと“わかっていても”飛び込めないのが作品のテーマでもありますが、だからこそドヒョクの純粋な思いや行動が輝いてみえました。もう少しドヒョクを楽しみたい方は、原作のウェブトゥーンを追いかけてみるのもオススメです。
ソン(チェ・ジョンヒョプ) Netflixシリーズ『シーシュポス:The Myth』独占配信中
さらに、ジョンヒョプは『シーシュポス:The Myth』でも片思いをする青年ソンを演じています。本作は、世界を救う鍵となるハン・テスル(チョ・スンウ)が、彼を守るために未来から現れたカン・ソヘ(パク・シネ)に出会って人生が変わり、ソへに特別な感情を抱くという物語。ソンは、ソへが自分に恋愛感情がないと“わかっていても”命がけで好きな人を守る選択をします。ドヒョクとソンは派手さはないですが、自分の気持ちに正直に大切な人に向かう姿は勇しくみえました。彼らが願った結末を迎えられなくても、「君ならもっといい人と出会えるはず!」と思ってしまったのは、筆者だけではなかったのではないでしょうか。