主人公よりも気になっちゃう!? 韓国ドラマで忘れられない“恋の2番手キャラ”たち
■最後まで傷つけなかったキム・シニョク
最後まで大切な人を傷つけない選択をした男、キム・シニョク(チェ・シウォン)は、『彼女はキレイだった』の主人公キム・ヘジン(ファン・ジョンウム)の勤務先である雑誌編集部の先輩記者。ヘジンは、幼なじみのチ・ソンジュン(パク・ソジュン)と15年ぶりの再会を約束しますが、ある事情で自分の正体を隠したまま、上司と部下として同じ職場で働くことになります。
キム・シニョク(チェ・シウォン) 『彼女はキレイだった』より 写真提供:AFLO
ソンジュンに対するもどかしい気持ちを抱き、自分に自信が持てない日々を送るヘジンを、「ジャクソン!」と呼び止め、とびきりのスマイルと全力のギャグでいつも隣で支えたのがシニョクでした。先輩でありながら、友達のように陽気で「変人」と呼ばれるやんちゃぶり。この“強引さ”が“優しさ”に感じた時、すっかりシニョクに魅了されていることに気付くことでしょう。『スタートアップ』のジピョンとは逆で、シニョクが真剣な表情をみせる時のギャップは、緊張感と切実さが倍増し、物語をより深いものにしています。
また、日本のリメイク版では、赤楚衛二がシニョク役にあたる樋口拓也を好演。役柄のイメージに違いはありますが、“大切な人を傷つけない”姿勢は変わらず、ドラマを盛り上げているのでこちらにも注目です。
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