オタクが解説する“INIメンバーの魅力” 【高塚大夢・田島将吾・西洸人・藤牧京介・松田迅編】
■仲間思いでノリが良い西洸人
1997年6月1日生まれ、鹿児島県出身の西洸人は、SHINeeのテミンや三浦大知、ちゃんみならのバックダンサーとして活動していた経験を持つ実力者。バックダンサー時代も歓声が上がるほど人気だったという西だが、名だたるアーティストとともにパフォーマンスをする中で、アーティストに対する想いが強くなっていき、オーディションに参加したという経緯を持つ。
西洸人(NISHI HIROTO) (C)LAPONE ENTERTAINMENT
コンセプト評価での「Goosebumps」のパフォーマンスでは、力強いダンスとともに、曲に合わせたクールな目線で見る人をドキッとさせた西。一方最終審査の時に披露した「LET ME FLY~その未来へ~」では弾けるような笑顔を見せ、INIの「Brighter」ではしっとりとした優しい表情をカメラに向けるシーンも多く、表現力の高さが伺える。
端正なルックスとおしゃれな見た目でありながら陽気なキャラクターでもある西。さらに、思い悩むメンバーには手を差し伸べ、脱落するメンバーのために涙を流す姿が印象的。INIでも年長者であることから、兄貴的な存在でメンバーを盛り上げている。
■一度聴いたら虜になる歌声の持ち主・藤牧京介
大きく潤んだような瞳が印象的な藤牧京介は1999年8月10日生まれ、長野県出身。ダンスも歌も未経験でありながらも、オーディション開始時に行なわれた「練習生が選ぶ歌が気になる練習生」で1位を獲得するなど歌で注目されることが多くあった。
藤牧京介(FUJIMAKI KYOSUKE) (C)LAPONE ENTERTAINMENT
その歌唱力の高さが特に評価されたのはポジション評価で清水翔太の「花束のかわりにメロディーを」を披露した時のこと。サビで藤牧がメロディラインを歌うと、会場の雰囲気は一変。間奏部分で透き通った高音を披露すると、ダンストレーナーKENZOが涙を拭う姿も見られた。
INI公式YouTubeチャンネルの企画動画などを見ると、口数は少ない藤牧だが、高塚とはオーディション開始時から歌声を認め合う仲。「[INI Korea Vlog Tour]〜猫カフェ編〜」では2人のほのぼのとした空気感を見ることができるので、ぜひパフォーマンスと合わせてチェックしてほしい。
■国宝級の美しさを持つダークホース松田迅
INIの最年少・松田迅は2002年10月30日生まれの沖縄県出身。彫刻のような美しい顔立ちと、底抜けな明るさが魅力だ。初回放送時のオンタクト能力評価では47位とデビュー圏内11位からは遠かった松田だが、放送を重ねるごとに着実にファンを増やし、最終的には7位という結果に。ファンを惹きつけたのには2つの大きな魅力があった。
松田迅(MATSUDA JIN) (C)LAPONE ENTERTAINMENT
1つが彼のピュアな性格と明るさだ。オーディション中、別のグループがパフォーマンスをしている際には立ち上がって「かっけぇー!」と叫ぶ姿は印象的でいつしか「気になる存在」になっていた。
さらにパフォーマンス能力が高いのも彼の魅力。美しい顔立ちやピュアで明るい性格が注目されがちな彼だが、歌もダンスも安定してうまく、練習を重ねるごとにそのレベルを上げて行った。その結果、「Rocketeer」の中盤、ラップとボーカル、2チームに別れてパフォーマンスする場面では唯一どちらの見せ場でもパフォーマンスしている松田。一度ハマったら、抜け出せない、それがMJ沼だ。
※池崎理人の崎は立つ崎が正式表記
※高塚大夢の高ははしごだかが正式表記