オタクが解説する“INIメンバーの魅力” 【高塚大夢・田島将吾・西洸人・藤牧京介・松田迅編】

　オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』から誕生した11人組ボーイズグループ“INI（アイエヌアイ）”が11月3日（水・祝）、いよいよデビュー。今回は、そんなINIを国民プロデューサーとして、そしてMINI（INIの公式ファンネーム）としてこよなく愛するライターが、11人一人ひとりの魅力を前後編に分けて紹介する。（文＝於ありさ）

【写真】高い歌唱力の高塚大夢、ハイレベルな田島将吾　INIメンバー一覧

■ハイトーンボイスで魅了する高塚大夢

　高塚大夢は、1999年4月4日生まれ、東京都出身。大学でアカペラサークルに所属し、ペットショップ店員をしていた経歴を持っている。

　彼の魅力はハイトーンボイスと高い歌唱力。特にグループバトルで「AGEHA」を披露した際は、彼の持ち前の高音に驚いたファンも多く、全練習生の中でも最も多くの得票数を集めた。天高く抜けていくハイトーンボイスはINI楽曲でも健在。藤牧京介、尾崎匠海とともに心地の良い歌声を披露している。

高塚大夢（TAKATSUKA HIROMU）　（C）LAPONE ENTERTAINMENT
　そんな高塚は、その魅力に引き込まれ「絶対にデビューさせたい」と願うファンの地道な応援活動、布教活動により最終順位で自身最高となる2位を獲得。アイドルとして必須要件とも言える「応援したい」という気持ちを刺激し、見事デビューを勝ち取った。

　順位発表直後の「夢をみんなに与えられるようなアイドルになりたいです。メンバーとして恩返ししていくので、これからもよろしくお願いします」とコメントした。

■身も心もAクラス！　ハイレベルな田島将吾

　大手芸能事務所での経験や、韓国の名門事務所での練習生経験を持つ田島将吾は、東京都出身、1998年10月13日生まれ。

田島将吾（TAJIMA SHOGO）　（C）LAPONE ENTERTAINMENT
　小顔で手足が長くスタイルが良い田島だが、その長い手足を持て余すことなく、しっかり生かしたダンスをする。「Rocketeer」の序盤のソロパートでは、長い足で一歩踏み出した後、体のラインに沿って波打つような動きを見せるのだが、その時のしなやかさが何度見ても美しい。

　細部にまでこだわったレベルの高いパフォーマンスでトレーナー陣からも高評価を受けることが多かった田島だが、番組内で見せた人柄の良さも話題に。ポジションバトルで、ラップパフォーマンスに挑戦した西洸人が歌詞を書けずにいたときに「庭行きますか？　大丈夫ですか？　思考停止しますよね」と言い、気分転換のために外に連れ出した姿にキュンとするファンが続出。同グループだった現INIメンバーの池崎理人からも「心もAクラスですよね、気遣いもAクラス」とコメントされた。

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