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中井貴一、テレビ局が描くテレビの“裏側”に「発想が新鮮だった」

映画

映画『グッドモーニングショー』中井貴一インタビュー
映画『グッドモーニングショー』中井貴一インタビュー クランクイン!

 4月26日よりブルーレイ&DVDが発売される映画『グッドモーニングショー』で、次々と災難が降り掛かるワイドショーのメインキャスター・澄田真吾を熱演した中井貴一。「テレビが面白くないと言われ、視聴者も年々減少する中、あえてテレビの裏側を描く映画をテレビ局(フジテレビ)が作るという、その発想が新鮮だった」という中井が、本作を通して見えてくるテレビ業界のさまざまな問題や現状について持論を展開した。

【関連】『グッドモーニングショー』中井貴一インタビュー&場面写真

 本作は、『踊る大捜査線』シリーズの脚本家として知られる君塚良一がメガホンを取ったコメディ。朝のワイドショーを題材に、熾烈な視聴率競争や報道局との軋轢など番組制作の舞台裏を、中井をはじめ長澤まさみ、志田未来、濱田岳、吉田羊、時任三郎、松重豊、林遣都ら豪華キャスト共演でコミカルかつスリリングに描く。

 撮影前にワイドショーの制作現場を視察したという中井は、「映画に出てくる光景そのままだった。よくぞここまでコピーしたなと思いましたね」と感心しきり。まさに戦場のような舞台裏を臨場感あふれる映像で再現しているが、本作を観たテレビ局スタッフから唯一指摘されたのが“報道局”と“ワイドショー”の敵対関係。「最近はそうでもないですよ」と協調路線をアピールされたそうだが、むしろその緩い関係性こそが問題なのかもしれないと中井はいう。

 「昔はお互いに敵対心があり、戦いがあった。今はその意識も緩和され、和気あいあいとした雰囲気になっている。でも、昔の線引きされた関係性のほうが正しかったのでは?」と疑問を投げ掛ける。「1番の問題は、報道番組とワイドショーの区別がなくなったこと。作り手の問題はもちろんですが、観る側も、『テレビは真面目なものもあれば、そうでないものもある』と余裕を持って受け止められれば、コンプライアンスもここまで厳しくなることはなかったかも」と持論を展開する。

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