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『キャプテン翼』“漫画”としての連載を4月に終了、物語は形式と場所を変え制作継続

エンタメ

「キャプテン翼マガジン vol.19」表紙
「キャプテン翼マガジン vol.19」表紙(C)高橋陽一/集英社

 高橋陽一の漫画『キャプテン翼』が、4月初旬発売予定の「キャプテン翼マガジン vol.20」(集英社)掲載話をもって、漫画としての連載を終了することが、1月5日発売の同誌vol.19で発表された。高橋は今後の物語についてはネーム(漫画制作の元となる絵コンテのようなもの)などの形で制作を続けるとしているが、どのような形で発表するかは未定。

【写真】『キャプテン翼』連載終了について、高橋陽一のメッセージ

 同作はサッカーの天才少年・大空翼を主人公に、そのチームメート、ライバルたちの成長を描くスポーツ漫画。1981年に「週刊少年ジャンプ」で連載開始した。

 高橋は連載終了について読者にメッセージを寄せ、「ここ数年、この先の物語をいったいどこまで描けるのか、ずっと考えていました。そして今回、最後まで連載にこだわり体力の限界まで“漫画”を描き続けるよりも、連載をやめ『キャプテン翼』の最終回までの“物語”を残す決断をしました」と明かした。

 さらに、「今、頭の中には『キャプテン翼』の一応の目安の最終回までの構想があります。現在、『キャプテン翼マガジン』で連載中のオリンピック編『ライジングサン』の、その先のシリーズまで含めてです」とした上、「この構想をすべて漫画化するにはこの先40年以上かかってしまうかもしれません。それを実現させるのは現実的ではないと感じた一方、たとえばネーム(漫画制作の元となる絵コンテのようなもの)などの形で“物語”を残すことだけに集中すればできるかもしれない、と思いつきました」としている。

 漫画を描くことが困難になった理由としては、「年齢も60を超え、『週刊少年ジャンプ』や『週刊ヤングジャンプ』で週刊連載をしていた頃と比べると、老眼やめまいなどに苛まれ、だいぶ身体にガタがきていることもたしかです」としつつ、昨今のデジタル化による執筆環境の変化で執筆ペースが落ちてきたことなども挙げている。

 高橋の詳細なメッセージは「キャプテン翼マガジン vol.19」で4ページにわたってつづられている。

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