乃木坂46・奥田いろは、オーディション経て大抜擢 ジュリエットとは「夢見がちなところが似ているかも(笑)」
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2001年にフランスで生まれ、世界20ヵ国以上で600万人以上を動員したメガヒットミュージカル『ロミオ&ジュリエット』。2021年以来、3年ぶり6度目の上演となる、小池修一郎演出による日本オリジナルバージョンに、乃木坂46の5期生・奥田いろはが出演する。グループの先輩である生田絵梨花がかつて務めた大役に挑む奥田に、本作への意気込みや共演者の印象を聞く中で、彼女の強みの一つである「歌」への思いが垣間見えた。
【写真】透明感あふれる佇まいがジュリエットにぴったり! 奥田いろは、インタビュー撮り下ろしショット
◆オーディションで大抜擢 同期メンバーが涙で祝福
2022年にグループに加入した彼女にとって、本作は初めてのミュージカル作品。5期生メンバーが出演するバラエティ番組『超・乃木坂スター誕生!』や公式YouTubeチャンネル「乃木坂配信中」で59万回以上再生されている単独での路上ライブなどで披露する伸びやかな歌声を武器に、初舞台でのヒロイン役に挑む。
――まずは本作への出演が決まった時の気持ちをお聞かせください。
奥田:「夢みたい!」だと思いました。自分がこの作品に出られるなんて、本当に信じられませんでした。毎日、歌を頑張っていたので、それが報われたようでうれしかったです。
――奥田さんが演じるジュリエットは、乃木坂46の卒業生である生田絵梨花さんも過去に演じていた役です。
奥田:同じ役なので、学べる部分があることはすごくいいと思っています。比べられることもあるかもしれませんが、私は私なりのジュリエットを皆さんにお届けしたいなと考えています。
――本作への出演はオーディションによって決まったそうですが、当時はどんな心境でしたか。
奥田:オーディションに行けること自体がすごいことだと思っていました。すごく緊張しましたが、「頑張って楽しもう」「楽しんで歌おう」と考えながら歌ったことを覚えています。
――出演が決まり、周囲から反響はありましたか。
奥田:合格発表を聞いた時は同期のメンバーと一緒にいたのですが、みんな涙ながらに「本当に頑張ったんだね」と喜んでくれました。私と同じくらい喜んでくれたことがすごく幸せで、本当に良い同期に恵まれたなと思います。
――ミュージカルにはもともと憧れがあったのでしょうか。
奥田:乃木坂46に入ってから様々な作品を観に行くようになって、観れば観るほど憧れの気持ちが強くなっていました。だけど、近づけば近づくほど難しさにも直面するんです。歌も、最初は全然歌えなかったのですが、練習を重ねてだんだんと歌えるようになったことで自分の成長を感じられたので、頑張れました。