俳優フィリップ・シーモア・ホフマンが死去、死因は薬物過剰摂取が濃厚か
映画
映画『カポーティ』（06）でアカデミー賞主演男優賞に輝いた実力派俳優フィリップ・シーモア・ホフマンが現地時間2月2日、ニューヨークのアパートで亡くなっているのを発見された。享年46歳。死因は薬物の過剰摂取である可能性が高いと見られているようだ。
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フィリップはアパートの浴室で発見され、腕には注射器が刺さっていたと警察当局がウォール・ストリート・ジャーナル紙に話していると、TV Lineは伝えている。TV Lineによると、フィリップはヘロイン依存の治療のため、昨年5月に10日間のリハビリ治療を受けていたそうだ。フィリップは以前、過去にも薬物依存があったことをインタビューで語った。
「私たちは愛するフィルを失ったことに、とてつもないショックを受けています。皆様からの惜しみない愛とサポートに感謝します」と、家族から声明文が発表されている。「痛ましく、あまりにも突然の出来事でしたが、この悲しみの時に私共のプライバシーを尊重していただけますようお願い致します。フィルのことを思い、祈りを捧げてください」。
フィリップは長年のパートナーで衣装デザイナーのミミ・オドネルとの間に、１男２女を授かっている。
ジェニファー・ローレンス主演のヒット映画『ハンガー・ゲーム』シリーズでは、続編の『ハンガー・ゲーム2』（13）にプルターク役で出演。二部作となるシリーズ最終章では前半の『The Hunger Games：Mockingjay Part 1（原題）』に関しては撮影を終了しているが、後半の『The Hunger Games：Mockingjay Part 2（原題）』は現在撮影中で、フィリップには7日間ほどの撮影が残っていたと関係者がUs Weeklyに話している。
またフィリップはShowtimeの新コメディ・ドラマ『Happyish（原題）』で主演が決まっていた。パイロット版の撮影が済んでいたということだが、本ドラマでも今後の調整は必至。急死する前日には監督2作目となる『Ezekiel Moss（原題）』に、エイミー・アダムスとジェイク・ギレンホールが出演することが発表されたばかりだった。
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