クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

新作『キングコング』監督、樋口真嗣と“オタク”対談 『シン・ゴジラ』も意識

映画

『キングコング:髑髏島の巨神』フッテージ上映&プレゼンテーションに出席した、 ジョーダン・ボート=ロバーツ監督
『キングコング:髑髏島の巨神』フッテージ上映&プレゼンテーションに出席した、 ジョーダン・ボート=ロバーツ監督 クランクイン!

関連 :

ジョーダン・ボート=ロバーツ

樋口真嗣

 現在来日中のジョーダン・ボート=ロバーツ監督が7日、映画『キングコング:髑髏島の巨神』のフッテージ上映&プレゼンテーションに登壇し、『シン・ゴジラ』の監督を務めた樋口真嗣と対談を行った。ジョーダン監督は「日本が大好きで、幼少期から日本のビデオゲームやアニメを見ていました。今までのキングコングとは違う作品になったと思います」と力強く語った。

【関連】『キングコング:髑髏島の巨神』フッテージ上映&プレゼンテーション<フォトギャラリー>

 本作は、ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』チームが贈る暴走アドベンチャー・アクション超大作。未知なる生物を求め調査遠征隊が潜入した島に、こつ然と現れた最凶で最強、最恐の王キングコング。果たしてコングは人類にとって悪魔なのか、神となる存在なのか――その謎が解き明かされる。

 15分のフッテージ上映では、映画のオープニング部分が大迫力で映し出されたが「僕はモンスターが登場するまで、観客を待たせる映画が好きじゃないので、いきなりコングを登場させようと思ったんです」とコンセプトを説明すると「製作初期から考えていたのですが、1970年代の『地獄の黙示録』みたいなシーンも入れたいと思っていました」と映像の出来に満足そうな表情を浮かべる。

 本映像を見た樋口監督は「予想にたがわぬ『地獄の黙示録』ぶりで」と笑顔を見せると「色々なキングコングがあっていいと思うのですが、今回見てすごいなと思ったのは、昔っぽいんですよね。人形アニメ的なプロポーションをしているんですよね」と興奮気味に語る。また『シン・ゴジラ』について「素晴らしい作品でした。この作品でも『シン・ゴジラ』のテイストを汲んでいるんです」とジョーダン監督は言及。その後も“オタク”文化について二人で語り合う。
 
 また本作で登場するキングコングが31.6メートルの大きさであることについて「みなさんはゴジラと戦わせるために大きくしたんでしょ?って言われるけれど、そればかりが理由ではないんです。人間が見上げたとき、神だと思わせ、威厳やパワーがあり、恐怖を感じさせるサイズ感。崇拝していいのか、殺すべき存在なのかを考えさせられる大きさだと思います」と説明すると「作品に登場するクリーチャーは宮崎駿アニメに出てくるような、精神性があり、パワフルで美しいものにしようと意識したんです」と熱く語った。

 映画『キングコング:髑髏島の巨神』は3月25日より全国公開。

この記事の写真を見る

関連情報

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る