乃木坂46卒業後、事務所を「移籍する人」「しない人」 それぞれの現在
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“最後の1期生”となった秋元真夏が卒業し、3月28日には、“最後の2期生”となった鈴木絢音の「卒業セレモニー」を控える乃木坂46。結成から11年半、これまでグループは数々の卒業生を輩出してきたが、気になるのは彼女たちの卒業後の進路だ。歩みをたどると、グループの所属事務所「乃木坂46合同会社」に残ったメンバー、他事務所へ移籍したメンバーがいる。先日、秋元がジャパン・ミュージックエンターテインメントへ移籍したのも話題を集めたが、主なメンバーの卒業後の進路、その後の活躍を振り返る。
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■女優、タレント兼経営者が並ぶ「乃木坂46合同会社」残留組
初めに紹介するのは、「乃木坂46合同会社」で活動を続ける卒業生だ。数々の歴代楽曲で歴代センターを務め上げた西野七瀬、白石麻衣らが名を連ねる。
■伊藤万理華
1期生。2017年卒業。女優として活躍し、クリエイターとしても幅を広げる。2021年には、映画『サマーフィルムにのって』『息をするように』で第13回TAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞。同年、ドラマ『お耳に合いましたら。』(テレビ東京系)で地上波連続ドラマ初主演に抜てき。2022年12月には、10組のクリエイターとのコラボレーションで「MARIKA ITO LIKE A EXHIBITION LIKEA」を開催した。
■西野七瀬
1期生。2018年卒業。以降、女優、ファッションモデルを中心に活躍。2019年放送のドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)の出演で話題を集め、2021年に『言霊荘』(テレビ朝日系)で連ドラ主演。2022年には映画『孤狼の血 LEVEL2』で第45回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。今年2023年1月公開の映画『イチケイのカラス』など、人気作に相次いで出演。3月17日公開の映画『シン・仮面ライダー』にも出演する。
■桜井玲香
1期生で初代キャプテン。2019年卒業。 ミュージカル『ダンス・オブ・ヴァンパイア』や『フラッシュダンス』、2023年に入ってからもすでに『ファースト・デート』、『ジキル&ハイド』と立て続けに出演するなど、舞台を中心に女優として活躍。『ジキル&ハイド』では、Dream Amiとのダブルキャストでヒロインのエマ・カルー役を演じている。
■中田花奈
1期生。2020年卒業。タレント、プロ雀士、雀荘の経営とマルチに活躍。2021年にプロテストに合格し、雀士としての道に。さらにオーナー店長として、東京・赤坂の麻雀カフェ「chun.」をオープンさせた。タレントとしてバラエティ番組へ出演し、ラジオ番組『西川あやの おいでよ!クリエイティ部』(文化放送/毎週月曜〜金曜15時30分)では木曜コメンテーターを担当。
■白石麻衣
1期生。2020年卒業。以降、女優を中心に活躍。2022年には、ドラマ『ミステリと言う勿れ』『テッパチ!』 (共にフジテレビ系)の両作品でメインキャストとして出演。今年2023年は、4月期の連続ドラマ『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)に新人刑事役で出演し、Netflix映画『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』の配信を控える。
■松村沙友理
1期生。2021年卒業。女優として活躍し、出演ドラマ『プロミス・シンデレラ』(TBS系)の配信スピンオフ作品『シンデレラ・コンプレックス』(Paravi)でドラマ初主演。ドラマ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』(ABCテレビ、テレビ朝日)では、“ドルヲタ”の主人公役に抜てきされ話題に。今年2023年5月に公開される同作の劇場版で、映画初主演を果たす。
■高山一実
1期生。2021年卒業。主にタレントとして活躍。グループ時代から出演していた『オールスター後夜祭』(TBS系)や『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』(テレビ朝日系)では安定のMCを見せており、ラジオ番組『おとなりさん』(文化放送/毎週月曜〜金曜8時)では、木曜パーソナリティーを担当。朝から気持ちの良いトークを届けている。女優としてもドラマ『超人間要塞ヒロシ戦記』(NHK総合)で主演を務めた。