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この沢尻エリカを見よ! これまでの代表作・注目作をチェック

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沢尻エリカ
沢尻エリカ クランクイン!

 来年1月には2024年の『欲望という名の電車』以来となる舞台『ピグマリオン-PYGMALION-』で主演を務めるほか、続く2月には約7年ぶりの映画『#拡散』でスクリーンに帰ってくる沢尻エリカ。今回は、徐々に露出を増やしつつある沢尻がこれまでに出演した注目のドラマ・映画をピックアップ!

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■ パッチギ!

 『岸和田少年愚連隊』の井筒和幸が監督を務め、キネマ旬報ベストテン1位にも輝いた青春映画の傑作『パッチギ!』。60年代末の京都を舞台に、日本人の男子高生と朝鮮半島出身の少女による恋物語を、アクションあり音楽ありで活写した。当時まだ無名だった沢尻は、主人公・康介が一目ぼれする朝鮮学校の生徒、ヒロインのリ・キョンジャを演じ、一躍脚光を浴びることとなった。

 チマ・チョゴリ姿でフルートを吹くキョンジャに、主人公の康介が一目ぼれしたように、まだ女優としては駆け出しだった沢尻を本作で目撃した観客の多くが、グッと心をつかまれたはずだ。

■ 1リットルの涙

 『パッチギ!』と同年の2005年、沢尻が連ドラ初主演を飾ったのが、『1リットルの涙』(フジテレビ系)だった。本作は、中学生の時に発症した難病と闘った女性の実話を記した同名の書籍を実写化した作品で、沢尻は、受験を控えた2005年3月、15歳という若さで脊髄小脳変性症を発症する悲劇のヒロインを熱演。主人公・亜也の学校の合唱の課題曲として歌われた「3月9日」や、挿入歌の「粉雪」と、レミオロメンの楽曲にも注目が集まった。

 難病のヒロインを、高い演技力で演じきった沢尻は、若手トップ女優へと上り詰めることに。

■ ヘルタースケルター

 2007年公開の主演映画『クローズド・ノート』の舞台あいさつ上で司会者の質問を「別に」と冷たくあしらったことで大バッシングにあい、それまでの清純なイメージから一躍「エリカ様」への“ヒールターン”(?)を余儀なくされた沢尻だったが、そんな彼女が5年ぶりに主演を飾ったのが、漫画家・岡崎京子の代表作を実写化した映画『ヘルタースケルター』だ。
 
 写真家としても活躍する監督・蜷川実花特有の極彩色の世界観で沢尻が演じたのは、全身ありとあらゆる部分を整形し、カリスマモデルへとのし上がるりりこの栄光と没落だ。起死回生となった復帰作となる本作で、沢尻はヌードを披露したほか、窪塚洋介との激しいラブシーンも演じきって話題を集め、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞した。のちに監督の蜷川実花は撮影当時を「現場での彼女はりりこそのものでした」と振り返り、沢尻の本作に対する並々ならぬ思いを明かしていた。

 ちなみに、「別に」騒動のときの心境について沢尻は最近出演したYouTubeチャンネルにて、「精神状態が壊れていたときですね。もう忙しくてパニックでした」と述懐し、その後、海外で休養をして戻ってきて出演したのが『ヘルタースケルター』であったこと語っていた。

■ ファースト・クラス

 続く2014年に沢尻が主演したのが、ファッション誌業界でのし上がっていくヒロインを描いたドラマ『ファースト・クラス』(フジテレビ系)だ。ファッション誌「ファースト・クラス」編集部を舞台に、下町の衣料材料店からインターンでやってきたヒロイン・吉成ちなみが、部内での陰湿な嫌がらせ、壮絶ないじめに耐えながら、次第にのし上がっていく姿を活写した。

 今や日常会話でも当たり前のように使われる「マウントを取る、取られる」という言葉をいち早く取り入れ、番組冒頭と最後には、主要人物の力関係を「マウンティングランキング」として発表する異色の演出も取り入れられた本作は、深夜ドラマながらヒット。同年に続編『ファーストクラス』が放送された。

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