千葉雄大、瀬戸康史、神木隆之介…現代女性が求める“ヌクメン”の正体に迫る
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また他にもヌクメン俳優を挙げてみると、瀬戸康史が当てはまりそうだが、彼もまたそのギャップが魅力的。子犬のようなかわいらしい顔を持つ一方、声を発するとしびれるようなバリトンボイス。大河ドラマ『花燃ゆ』では、松下塾の四天王の一人で、心に強い意志を秘めた吉田稔磨役を好演中。共演者の伊勢谷友介には「ベビーフェイスなのに声が下ネタ」と言われるほどだ。
こう考えてみると、神木隆之介もヌクメンにピタリとくる。映画『るろうに剣心』では、かわいらしい顔立ちとは裏腹に、微笑みながら人を殺すことができる複雑なキャラクター・瀬田宗次郎役を驚きのハマりぶりで演じきり、その演技力が、同世代の中で一歩も二歩も抜きん出た存在であることを証明した。浮き沈みの激しい芸能界で、これほどまでに求められ続ける存在も珍しいだろう。
天使のような癒しの笑顔と、仕事にかける情熱。それこそがヌクメンに欠かせないポイント。スクリーンやテレビの中だけでなく、案外身近な男性の中にも潜んでいるかも…。