『獣になれない私たち』 田中圭は理想の彼氏？ それともダメ男？
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ドラマ『おっさんずラブ』の大ヒット以降、熱狂的なファンを獲得した田中圭。2018年3本目となる民放連ドラ出演作『獣になれない私たち』（日本テレビ系／毎週水曜22時）では、新垣結衣演じるヒロインの恋人役で登場。第1話では早速、彼が抱える衝撃的な“ある事情”が描かれた。
【写真】田中圭、20代の頃
住宅街のビールバー「5tap」の常連・深海晶（新垣）は、ECサイトの制作会社に勤めている。晶はある日、もう1人の常連客・根元恒星（松田龍平）が1人で飲んでいるところに遭遇。恒星は交際していたデザイナーの橘呉羽（菊地凛子）から別の男性との結婚を打ち明けられていた。晶はそんな彼に話しかけるのだが…。
田中が演じるのは、大手デベロッパーに勤務する晶の恋人・花井京谷。日々の激務をこなす晶を支える彼は、自分の母親・千春（田中美佐子）と晶の顔合わせをセッティングする。複雑な家庭環境で育った晶の生い立ちをしつこく聞き出そうとする千春を叱るなど、一見すると彼女思いの優しい彼氏だ。
しかしそんな京谷には、晶との同棲に踏みきれない“ある事情”が。なんと京谷の自宅には、別れたはずの元カノ・朱里（黒木華）が住み続けているのだった。朱里は特に悪びれる様子もなく寝室に引きこもり、ゲームに明け暮れている。恋愛関係は破綻しているようだが、京谷は家に居座り続ける朱里に手を焼いている。
「光が強ければ影もまた濃い」というが、田中の優男的佇まいと“元カノとの同居”というシチュエーションのギャップは衝撃的。京谷が優しい彼氏か、とんでもないダメ男か…評価を下せるのは、まだまだ先になりそうだ。（文：スズキヒロシ）
