田中圭&矢崎広、20年近い付き合いの先輩後輩が語るお互いの魅力 初の本格共演は2人だから生まれるものを大切に
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田中圭と鈴木おさむがタッグを組む舞台シリーズの第4弾『母さん、ラブソングです。』が、この夏全国で上演される。今回は田中の事務所の後輩・矢崎広を相手役に迎え、愛憎を抱えた兄弟の姿を濃密な二人芝居で描き出す。稽古スタート前の田中と矢崎に話を聞くと、20年近い付き合いの2人だからこその信頼感あふれるインタビューとなった。
【写真】本当の兄弟のような仲の良さ! 田中圭&矢崎広、インタビュー撮りおろしショット
◆鈴木おさむ舞台のセリフ量は「軽い暴力」 最初は一人芝居の打診も
本作は、かつてヒットを飛ばしたものの現在は落ちぶれたミュージシャンの兄と、彼を支え続けてきた弟が織りなす二人芝居。母への愛憎や記憶のズレ、そして目を背けてきた過去の「罪」に向き合う姿を描く。2024年に放送作家を引退した鈴木の書き下ろし作品となる。シンガーソングライター・平井大が楽曲提供として参加することも話題だ。
――田中さんと鈴木おさむさんの4度目のタッグ。今回は矢崎さんとの二人芝居となります。
田中:最初聞いていたのはもうちょっと人数が多い想定だったのですが、「ちょっと人を減らそうかな」とおさむさんが言い始めて。「一人芝居でいい?」と言われたので、僕は「嫌です」と言ったんです。
一人芝居はハードですし、単純にセリフが多い。おさむさんの作品のセリフの多さはもう軽い暴力だと思っていますから。1作目より2作目、2作目より3作目とセリフが増えてきて、3作目が異常だったんです。なので「嫌です」と言ったんですけど、二人芝居になっていました(笑)。
――矢崎さんは出演発表時に「鈴木おさむ×田中圭は特別な存在」とコメントされていました。
矢崎:お二人のタッグの第1作『芸人交換日記』を観て大感動しまして、それから全作品追いかけるほど大ファンなんです。圭さんとご飯をご一緒した時にこのシリーズに出たいと直談判したところ、おさむさんとの食事の機会を作っていただいて、今回出演させていただけることになりました。
田中:おさむさんが放送作家を辞めるとなって、それまでこのシリーズがライフワークじゃないですけど、お互い戦友として、「数年に1回できたらいいね」というテンションでずっと続いていたので寂しさや悲しさがありました。でもあの人、相変わらず忙しいし、また4作目もあるし、「どういうことだ!?」と。
矢崎:僕も、おさむさんとのご飯会の後に引退報道があって、作品への出演はなくなったんだと思いました。
田中:そう思うよな。もうできないんだと思っていたので第4弾が実現してうれしさがあります。
おさむさんの舞台っておさむさんの色があって独特なので、今回はどんな作品になるんだろうという楽しみはもちろんあるし、それが矢崎と二人芝居で、というのは高い壁だなと思っています。
矢崎:僕も本当にうれしかったですし、全力で圭さんにぶつかることができるというのも、後輩としてすごく楽しみです。ちょっとファンみたいになりますけど、鈴木おさむ×田中圭の芝居が作られていく現場に立ち会えるというのが本当にうれしくて。それなのに、セリフが多いとか、ハードルが高いとか、ネガティブなことばかり言われるので、なんなんだろう(笑)。
舞台『母さん、ラブソングです。』キービジュアル
――鈴木さんの舞台作品の魅力はどんなところにあると感じていますか?
田中:舞台を観たことがない人が初めて舞台を観る時におさむさんの作品を選んでくれたら、どんどん舞台にハマっていく人が増えるんじゃないかなといつも思うんです。舞台ってどういう心構えで観たらいいのか、観る側も緊張するじゃないですか。でもおさむさんの舞台は、分かるものをダイレクトに提示して「あなたはどう思いますか?」と観る人の心を揺らしてくれる。だから共感性も高いだろうし、舞台を観たことがないという人にとても観てほしいなって思える。そこが、僕が考えるおさむさんの舞台の魅力です。
矢崎:僕がすごく感動したのは、想像もしない裏切りと、人間がどこかで欲している王道みたいなものの組み合わせが絶妙なんだなと思って。それが「はいはいはい」と読めちゃう塩梅じゃなく、本当に気持ちいいタイミングで入ってくる脚本、構成なのがすごく感動するし、気持ちいいなと思える。それが連続して起こっていく中で、感情がどんどん揺さぶられていくところが、また観たいなと惹きつけられる魅力なんじゃないかなと思います。
田中:なんなん、めっちゃいいこと言うやん。それ、これから俺が言っていこう。
矢崎:後輩の取るなよ(笑)。
◆同じ事務所の先輩後輩の関係性だからこそ生まれるものを大切に
【公演概要】
舞台『母さん、ラブソングです。』
・7月31日~8月16日:東京・東京芸術劇場プレイハウス
・8月29日・30日:宮城・電力ホール
・9月4日~6日:愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館ビレッジホール
・9月12日・13日:長野・サントミューゼ大ホール
・9月18日~22日:大阪・SkyシアターMBS
◆作・演出
鈴木おさむ
◆楽曲提供
平井大
◆出演
田中圭
矢崎広
【公式サイト】https://www.delight-ent.com/lovesong2026
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