コラム
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“非・特撮ヒーロー俳優”中村倫也が今、仮面ライダー作品に出演した必然
エンタメ
中村倫也は、的を絞らせない俳優だ。パブリックイメージが構築されそうになるとするりとかわし、或いははぐらかし、取材現場でも冗談を飛ばしたかと思えば真面目な話を始めたり。哲学的な思考人で理論派の一面を見せつつ、それでいて無邪気な感覚派でもある。「一筋縄ではいかない」なんて評があるかもしれないが、筆者からすると実に人間らしくて心地がいい。的を絞らせない彼は、ともすれば彼と周囲を隔ててしまう見えない壁をも取り去ってくれる。それはここ数年、取材等で中村と接する中で感じた温かさや、会員サイト「トップコートランド」で垣間見えるこぼれ話等から総じて導き出した中村倫也の肖像でもある。
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原菜乃華や鈴鹿央士、丹生明里 2022年に声優デビューしたZ世代俳優・女優たち
エンタメ
『君の名は。』や『天気の子』といったヒットアニメ映画を生み出してきた新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』が11月11日より全国で公開。本作のメインキャラクターの声を原菜乃華、SixTONESのメンバー・松村北斗が担当することでも注目を集めている。2022年は本作だけでなく、数々のアニメ映画で俳優・アイドルらが声優を務めて話題となった。そこで今回は、2022年に声優デビューを果たしたZ世代(本稿では、1995年~2010年生まれと定義する)を紹介する。
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アン・ハサウェイ、祝40歳! 輝き続ける美の最新ルック6選
セレブ&ゴシップ
映画『レ・ミゼラブル』(2012)でアカデミー賞を受賞したアン・ハサウェイが、本日11月12日、40歳の誕生日を迎えた。『プリティ・プリンセス』(2001)である日突然プリンセスだと知る普通の女子高生を演じてブレイクし、『プラダを着た悪魔』(2006)では、鬼編集長にこき使われる新人を演じた彼女だが、あれから年を重ね、その美しさは輝きを増すばかり。そんなアンの進化する美の最新ルックをチェックしよう。
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『SLAM DUNK』の“謎多き主要キャラ”宮城リョータ 新作映画と『ピアス』のつながりも予想してみた
アニメ・ゲーム
映画『THE FIRST SLAM DUNK』が12月3日に公開される。10月に公開されたポスターのキャラクター配置や11月4日に解禁された予告映像を見る限り、本作は湘北高校2年の宮城リョータを中心に描かれるのではないかと予想する声が多い。濃すぎるキャラクターたちの陰に隠れがちだが、宮城リョータは湘北バスケ部の戦術を支える超重要キャラであり、実は謎多き人物でもある。今回はそんな宮城のキャラクターを、原作漫画『SLAM DUNK』の描写を中心に掘り下げていく。
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『silent』“奈々”夏帆の“夢”であり“夢” 「ハンドバッグ」が指す意味
エンタメ
女優の川口春奈が主演を務めるドラマ『silent』(フジテレビ系/毎週木曜22時)の第6話が10日に放送。想(目黒蓮)のことを思い続ける奈々(夏帆)が見た“夢”として描かれた「ハンドバッグ」の描き方が秀逸だった。
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『瓔珞』プロデューサーが贈る “2人のヒロイン”の運命と絆を描く本格時代劇『清越坊の女たち』DVDリリース
海外ドラマ
世界的に大ヒットした中国時代劇ドラマ『瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~』のプロデューサー、ユー・ジョンによる新たなるヒロイン大河ドラマ『清越坊の女たち~当家主母~』。同じ清朝が舞台となる物語でも、本作の主人公は宮廷の妃たちではなく、水の都・蘇州で伝統織物を作り出す女性たち。愛されることを知らない女主人と愛を貫く元令嬢、2人のヒロインの力強い生き様を描き出す話題作の見どころを、日本でのDVDリリース・デジタル配信に先駆けて紹介していきたい。
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『SLAM DUNK』を彩った名監督たち 田岡・高頭・安西…3タイプに見る指導論
アニメ・ゲーム
12月3日に映画『THE FIRST SLAM DUNK』が公開される。発表時に投稿されたティザームービーはYouTube急上昇ランク1位を記録し、再生回数は350万を突破している。原作『SLAM DUNK』が連載開始から30年以上経った今でも圧倒的な人気を誇ることを裏付ける反応だ。そんな人気作だからこそ、あまりにも有名な言葉がある。「あきらめたら そこで試合終了ですよ…?」。産みの親は選手ではなく湘北高校バスケ部監督・安西光義の言葉だが、多数登場する名監督たちも本作の人気を支える重要キャラクターだ。ここでは、特に人気の高い安西と陵南高校監督・田岡茂一、そして海南大付属高校監督・高頭力の3人の監督の魅力を、各々の性格や指導方針とともに紹介する。
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女帝・武則天の“人生の裏側”も描く『風起花抄』 “歴史ドラマ”と“ラブロマンス”を見事に融合
海外ドラマ
中国で数々のドラマランキングで1位となる高い評価を獲得した『風起花抄(ふうきかしょう)~宮廷に咲く琉璃色の恋~』は、日本でも多くのファンに愛されているドラマ『武則天‐The Empress‐』と同じく“唐の宮廷”を舞台にした大型ラブ史劇だ。第2代皇帝・李世民、第3代皇帝・李治、その2人の皇帝に嫁いだ中国史上唯一の女帝・武則天など、続々と歴史人物が登場して、ドラマティックな宮廷のロマンスとサスペンスが繰り広げられる。今回は本作の“歴史ドラマ”としての面白さと、魅力あふれるキャストが紡ぐ“ラブロマンス”の見どころについて、詳しく紹介していきたい。
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ラブコメの“定番設定”に新要素! 異色の時代劇ドラマ『国子監は花ざかり』人気の理由に迫る
海外ドラマ
愛されラブコメヒロインのチャオ・ルースーとツンデレ貴公子役が似合うシュー・カイチョンが共演したドラマ『国子監は花ざかり~ロマンスは最高学府で~』は、イケメン男子に囲まれる少女漫画的な設定が楽しい学園ラブコメ時代劇だ。中国ラブコメドラマに共通する“あるある”が満載の本作だが、定番の展開に一味違う設定を盛り込むことで視聴者の支持集め大ヒットにつながった。そんな本作の見どころを“学園青春ドラマ”“三角関係のロマンス”2つの要素から紐解いていきたい。
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ジャレッド・レト×アン・ハサウェイ共演の話題作ほか “実話を基にした”「Apple TV+」映画&ドラマ3選
海外ドラマ
良質な映画・ドラマを続々と配信する「Apple TV+」のオリジナル作品の中から、今回は“実際に起きた出来事”を基に製作された3作品を紹介! コワーキングスペース「WeWork」創業者、アダム・ニューマンの栄光と挫折を描いたドラマや、豪華キャスト陣の共演でも注目の映画など、話題作をピックアップしました。現在「Apple TV+」は初回7日間無料のトライアルを実施しているので、気になった作品があれば、ぜひチェックしてみてください。
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元SNH48のジュー・ジンイーが好演 『宮廷衛士の花嫁』愛と幸せを“自分で掴む”イマドキヒロインの魅力
海外ドラマ
近年、『夢織姫~秘密の貴公子に恋をして~』『国子監は花ざかり~ロマンスは最高学府で~』に見られるように、中国時代劇ドラマの女性キャラはどんどん進化。愛と幸せを自分の手で掴みにいく自立心と行動力のあるヒロインが次々と登場し、多くの視聴者に支持されている。ジュー・ジンイー主演で話題の新作時代劇ドラマ『宮廷衛士の花嫁』のヒロイン・姜保寧(きょうほねい)も、宮中で育ったお姫様ながら発明が好きな探究心あふれるリケジョで、聡明かつ勇敢なデキる女子という役どころ。今回は、身分にこだわらずステキな男性を人生のパートナーに選び、恋愛も自分自身でリードしていく姜保寧の魅力、その成功の極意を紹介していきたい。
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『チェンソーマン』『進撃』『鎌倉殿』 2022年大人気作に“意外な共通点”
海外ドラマ
『チェンソーマン』『進撃の巨人』『鎌倉殿の13人』…2022年、大人気なこの3作には、ある共通点がある。アメリカの大作ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』に影響を受けているのだ。2011年から2019年に米放送され「史上最大のテレビドラマ」となった同作は、2010年代ポップカルチャーを変革した存在。その3つの文化的影響とは。
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『舞いあがれ!』福原遥、“まいんちゃん”が朝ドラ女優になるまでの幅広いキャリア
エンタメ
現在放送中の連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)で飛行機に憧れを抱き大きな夢に向かって突き進む主人公・岩倉舞を演じている女優の福原遥。2011年に放送された連続テレビ小説『おひさま』(NHK総合)を観て、朝ドラのヒロインを夢見たという彼女のこれまでの軌跡を振り返ってみたい。
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『SLAM DUNK』みんな大好き名脇役「メガネ君」こと木暮公延の名シーンを振り返る
アニメ・ゲーム
12月3日より新作映画が公開されることが発表された、バスケットボール漫画の金字塔『SLAM DUNK』。1990年から1996年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載され、日本中の読者を虜にした言わずと知れた名作だ。本作の人気を語るうえで欠かせないのが魅力的なキャラクターたち。初の試合開始まで実に26話を要するほど設定や人物像が丁寧に描写されたこともあり、桜木花道や流川楓を筆頭に、そのプレイに感情移入してしまう選手たちも多い。しかしその一方で、試合での活躍が少ないながらも人気を博すキャラクターがいる。その代表格が「メガネ君」の愛称で親しまれる、湘北高校バスケットボール部副キャプテンの木暮公延だ。ここでは、バスケの技術は平凡だが屈指の人気を誇る木暮にスポットをあて、熱い名シーンを取り上げながら人物像を紹介していく。
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SixTONES・ジェシー、『バカレア』『スタンディングオベーション』に続く秋元康とのタッグ作に注目
エンタメ
SixTONESのジェシーが主演を務めるドラマ『最初はパー』(テレビ朝日系/毎週金曜23時15分 ※一部地域を除く)が、きょう10月28日よりスタートする。意外にも本作が地上波連続ドラマ単独初主演となるジェシー。さらにSixTONES誕生のきっかけともなった2012年放送のドラマ『私立バカレア高校』(日本テレビ)の原作者であり、2021年にジェシーが座長を務めた舞台『スタンディングオーベーション』の企画・原作も務めた秋元康との3度目の再タッグである本作は、ファンからも期待の声が寄せられている。この記事では、秋元とジェシーのタッグ作品を振り返りながら、『最初はパー』への期待を解説していきたい。
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『チェンソーマン』アニメ化! 超極貧主人公のバトルに熱狂する理由を徹底解説
アニメ・ゲーム
週刊少年ジャンプで連載され、現在は少年ジャンプ+にて第2部が連載中の藤本タツキのマンガ『チェンソーマン』のテレビアニメが10月11日より放送開始となった。熱狂的に支持されている同作だが、いったい何がそんなに面白いのか。本作の基本的な魅力を解説してみたい。
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有村架純&高橋一生&村上虹郎らが入魂演技! 『るろうに剣心 最終章 The Beginning』注目の登場人物たち
映画
和月伸宏の人気マンガ『るろうに剣心‐明治剣客浪漫譚‐』を実写化した映画『るろうに剣心』シリーズ。その完結編2部作の第2弾『るろうに剣心 最終章 The Beginning』が、今夜の金曜ロードショーにて地上波初・本編ノーカット放送される。『るろうに剣心』は、伝説の人斬りとして恐れられた男・緋村剣心が、「不殺(ころさず)の誓い」を立て、斬れない刀「逆刃刀」で戦いながら人々を守る姿を描いた作品。映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』では、幕末に「人斬り抜刀斎」と怖れられた男・緋村剣心がなぜ「不殺の誓い」を立てたのかという、シリーズラストにして始まりの物語が描かれる。そんな本作は、緋村剣心役の佐藤健など、豪華出演者たちによる熱演も見どころ。そこで今回は、『最終章 The Beginning』の中心人物と演じる俳優陣を紹介する。
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『あまちゃん』『ビリギャル』でブレイク 有村架純が『るろうに剣心』巴役を射止めるまで
映画
今夜21時より『金曜ロードショー』(日本テレビ系)でノーカット放送される実写映画『るろうに剣心』完結編の第2部『るろうに剣心 最終章 The Beginning』。先週放送された『るろうに剣心 最終章 The Final』で、最恐の敵・雪代縁(新田真剣佑)と壮絶な死闘を繰り広げた緋村剣心(佐藤健)。彼の頬に刻まれた“十字傷の謎”、そして決して血を流さない“不殺の誓い”を立てる全てのきっかけとなった剣心の妻・雪代巴(ゆきしろともえ)が、今夜登場する。原作「追憶編」の実写化が発表されてから、巴役を誰が演じるのかは議論の的となっていたが、演じたのは有村架純。朝ドラ『あまちゃん』、映画『ビリギャル』でのブレイクを経て、大ヒットシリーズの要となる大役・巴を射止めるまでの、有村の道のりを振り返る。
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『赤い袖先』ジュノが演じた名君イ・サン 「韓国人がもっとも愛する王」と言われる理由とは?
海外ドラマ
ヒョンビンやソ・ジソブ、イ・ソジンなど、トップ俳優たちが演じてきた、朝鮮王朝史に輝く稀代の名君イ・サン(正祖)。「韓国人がもっとも愛する王」と言われ、これまで数多くの作品で映像化されてきた。イ・サン=朝鮮第22代王・正祖を演じることは、韓国の俳優にとって“夢”であり、“誇り”でもある。2PM・ジュノ主演の『赤い袖先』は、そんな彼の人生を“1人の女性を愛した男”としての側面から描いた歴史ラブロマンスだ。イ・サンはなぜ、多くの人を惹きつけるのか? 本作の内容に沿って、4つのポイントを挙げながら解説していきたい。
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おかえり薫ちゃん! 『相棒』“亀山薫”時代の名エピソード5選
エンタメ
ドラマ『相棒 season21』(テレビ朝日系/毎週水曜21時)が12日より放送開始となった。14年ぶりに杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)のコンビが復活するということで、放送前から大変注目されていたが、再会してすぐに“相棒”らしい阿吽(あうん)の呼吸で捜査に動き出す2人の姿に懐かしさで心が震えた視聴者は少なくないだろう。薫が特命係として活躍していた2000年から2008年までの間には、今なお“傑作”と評価されるエピソードが多数存在する。今、改めて薫時代の名作を振り返ってみたい。
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【無料トライアル実施中】編集部おすすめ! 「Apple TV+」でしか見られないオリジナル映画&海外ドラマ5選
海外ドラマ
Apple Originalの作品が楽しめるストリーミングサービス「Apple TV+」。誰もが知っている有名ハリウッドスターが出演する大作から、コアな映画ファンからも支持されている“ストーリー性の高い”良作まで、様々な作品が配信されています。でも、どんな作品があるのかよくわからないという人もまだまだ多いと思います。そこで、2022年4月以降に配信開始されたApple Original作品の中から、特に編集部がオススメしたい映画・海外ドラマを5つに絞って紹介していきます。
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医療ドラマで輝く“イケメン医師” 癒やし系からダーク系まで7人を一挙紹介
エンタメ
『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』(日本テレビ系/毎週土曜22時)や、『PICU 小児集中治療室』(フジテレビ系/毎週月曜21時)など、この秋はイケメン医師が活躍するドラマが盛りだくさん! 医療ドラマといえば、根強い人気を集めるジャンルであるが、患者の病を治す“ゴッドハンド”たちの輝きに、魅了された経験がある人も多いのではないだろうか。そこで今回は、感動の医療ドラマを彩ったイケメン医師たちをピックアップ。彼らの活躍を振り返りながら、その魅力をひも解いていく。
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この新田真剣佑を見よ! 『るろうに剣心 最終章 The Final』肉体と魂がぶつかるクライマックスに震える
映画
『るろうに剣心 最終章 The Final』が、今夜21時放送の「金曜ロードショー」(日本テレビ系)でテレビ初放送。シリーズの中でも屈指の傑作である本作は、新田真剣佑演じる雪代縁(ゆきしろえにし)の物語と言っても過言ではない。
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実写版『耳をすませば』ここが気になる! アニメ版ファンも必見の“4つの魅力”
映画
清野菜名と松坂桃李がダブル主演する実写映画『耳をすませば』がきょう14日より公開される。共演には山田裕貴、内田理央、松本まりか、田中圭ら、豪華キャストが名を連ねている。柊あおいの同名コミックを原作に、スタジオジブリによるアニメ映画『耳をすませば』が制作されたのは1995年のことだ。今回実写化されるにあたり、原作に完全オリジナル部分となる「雫と聖司の10年後の物語」が加えられることに。そんな『耳をすませば』実写版について、アニメ版との違いや見どころを紹介したい。
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今夜地上波初放送『るろうに剣心 最終章 The Final』注目の登場人物を紹介
映画
和月伸宏氏の人気マンガ『るろうに剣心‐明治剣客浪漫譚‐』を実写化した映画『るろうに剣心』シリーズ。その完結編2部作の第1弾『最終章 The Final』が、今夜の金曜ロードショーにて地上波初・本編ノーカット放送される。『るろうに剣心』は、伝説の人斬りとして怖れられた男・緋村剣心が、「不殺(ころさず)の誓い」を立て、斬れない刀「逆刃刀」で戦いながら人々を守る姿を描いた作品。映画『るろうに剣心 最終章 The Final』は、原作マンガの「人誅編」をベースとした物語で、剣心の十字傷の謎を知る上海マフィア頭目・雪代縁との因縁や戦いが描かれる。そんな本作は、緋村剣心役の佐藤健をはじめ、キャスト陣の熱演も魅力のひとつ。そこで今回は、『最終章 The Final』で剣心らと対峙する縁とその一派のキャラクターとキャストを中心に紹介する。
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