イチオシ特集&インタビュー 関連記事

  • 岡田麿里、『さよ朝』初監督で得た「新鮮で貴重な体験」 ファンタジーへの憧れを実現

    岡田麿里、『さよ朝』初監督で得た「新鮮で貴重な体験」 ファンタジーへの憧れを実現

    アニメ・コミック

     大ヒットを記録した青春アニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』やテレビアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』などで脚本を手がけた岡田麿里が、『さよならの朝に約束の花をかざろう』で自身初の監督に挑戦。インタビューに応じた岡田監督は、本作について「キャラクターそれぞれの目線に立って、みなさんには鑑賞して欲しい」と思いを寄せる。@@cutter 映画『さよならの朝に約束の花をかざろう』は、岡田麿里が脚本・監督を担当、制作をP.A.WORKSが手がけるファンタジー作品。数百年の寿命を持つイオルフの少女・マキア(CV:石見舞菜香)は、ある日、イオルフの長寿の血を求めるメザーテ軍の侵略により故郷を追いやられてしまう。その後、さまざまな人びととの出会いを通して、みなしごの赤ん坊だったエリアル(CV:入野自由)の母として生きる決断をする…。  岡田監督がメガホンを取るきっかけになったのは、制作を手がけるP.A.WORKSの堀川憲司からのオファー。引き受けるにあたり「できる限り現場には立ち会ってください」とお願いされたという。  「脚本家としてはふだん、数日間家に籠もり誰とも話さず仕事を進めるのも日常的にあるんです。今回は監督として、さまざまなスタッフの方に自分の意図を伝えるのが大きな仕事だったので、ふだんとは異なる立ち位置から作品を見られたのも新鮮でした。また、脚本は通常、制作の糸口として監督へ手渡されるので完成までの過程を見る機会は少ないので、最後まで作品に付き合えたというのも自分なりにうれしかったです」。  本作は、思わぬ出会いを果たしたマキアとエリアルの“親子”を中心に、人びとが交錯するファンタジー作品となっている。岡田監督といえば、現代の青春群像劇を手がけてきたイメージもあるが、かねてから「世代的にファンタジー作品への憧れが強く、作りたいという思いはあった」と明かす。@@separator 「以前から、自分が監督をするなら『ファンタジー作品を』とも考えていました。現代劇はリアルを通して見るせいか、キャラクターや設定を深掘りしすぎすると細かな部分でいびつさをおぼえてしまうときもあるんです。ファンタジーだと、映像そのものが見る方とアニメとの橋渡し役になってくれるので、現実により近い地続きな気持ちを込められるかもって。実際、制作の上ではハードルが高い部分もありましたが、岡田有章(美術設定・コンセプトデザイン)さんたちと共に、なかったはずの世界を作り上げるのも新鮮で貴重な体験でした」。  過去作から通してみると「人と人とが出会う物語」というのが、手がけた作品に流れる共通したテーマだと話してくれた岡田監督。本作は「それぞれのキャラクターが動くことで生まれる小さな物語が、いずれマキアへ集約される」という展開がみどころだと語る。  「本作に登場するマキアは1人ぼっちだったけど、エリアルのために不器用ながらも懸命に生きようとする女の子。そんな彼女を、新人だからこそできる良い意味での不器用さやピュアさを持つ石見さんが演じているというのも、味わってほしいポイントですね。架空の世界で1人ぼっちの人たちが交錯する物語なので、登場人物それぞれに共感しながら観ていただければと思います」(取材・文:カネコシュウヘイ)  映画『さよならの朝に約束の花をかざろう』は公開中。

  • 『劇場版Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ』鈴木一真インタビュー

    鈴木一真、「俳優を続けてよかった」憧れのヒーロー“コンドルのジョー”を演じた衝撃

    アニメ・コミック

     「ガッチャマンの中で誰が好き?」正確にいうと“科学忍者隊の中で”なのだが、多くのファンが「コンドルのジョー」と答えるはずだ。科学忍者隊のナンバー2であり、どこか影を背負う人物、それがジョーだ。『劇場版Infini‐T Force/ガッチャマン さらば友よ』でジョーを演じる俳優・鈴木一真もジョーが好きなひとり。「子供の頃に憧れたヒーローを演じるチャンスに恵まれるなんて、想像していなかった」と話し、自身へのオファーに衝撃を受けたという。その衝撃度はどれほどだったのか? 鈴木に直撃した。@@cutter 本作は、タツノコプロ55周年を記念して“タツノコレジェンズ”の4大キャラクター『科学忍者隊ガッチャマン』『宇宙の騎士テッカマン』『破裏拳ポリマー』『新造人間キャシャーン』を集結させ、悪に立ち向かう姿を描くアクションアニメ。昨年10月から12月に掛けTVシリーズを放送し、興奮覚めやらぬ中、今回、ストーリーや世界観をパワーアップさせ劇場版として彼らの活躍を描く。  鈴木が演じるコンドルのジョーは、劇場版の新キャラクターとして登場。ガッチャマン(大鷲の健)と共に、悪の組織ギャラクターと戦い続けた「科学忍者隊」のサブリーダーであり、ジョーと同じく新キャラクターとして登場する科学忍者隊の生みの親・南部博士と共に物語に大きく関わる人物だ。  「俳優を続けていてよかったなと思いました」。鈴木はジョー役のオファーを振り返り、二つ返事で引き受けたという。嬉しくもあり、びっくりしたという鈴木だが、いざアフレコが始まると「自分がうまくできているのか不安でした。アフレコ時は、絵が完成版ではなかったので、想像ができなくて…」と、心配が頭をもたげた。だが、その心配は圧倒的なリアリティを持つアニメーションを前に杞憂に終わる。「それぞれのキャラクターにモーションアクターが付き、口の動きも自分が話した通りの動きになっていて、本作に関わるすべての人の熱い思いを感じました」と、完成版を観て胸がいっぱいになったようだ。@@separator アフレコは、「悩む間もなく、多くの演出がありました。それに助けられました」と苦笑する。距離感や声の張り方、息遣いなど、細かい演出を受けたそうで「実写と違い、息遣い1つが大きな意味を持ってしまうので、息遣いだけを何度も撮り直したりもしました」と明かした。    本作では、科学忍者隊の生みの親であり、健とジョーの前に立ちふさがる人物・南部博士を船越英一郎が演じていることも大きな話題となっている。鈴木自身、数多く作品で共演している船越について「いつも事件を解決している方なのに…という意外性を感じほしいです(笑)」と茶目っ気たっぷりにコメントした。    最後に、溢れんばかりのジョー愛を鈴木に聞いた。「『Infini-T Force』を世界に向けて発信するときの英語版は、僕がやりたいです。そしてこの先、『ガッチャマン』の作品を制作するときは、またジョーを演じたいです。(他の方に)渡したくないですね」。(取材・文・写真:ほりかごさおり)    『劇場版Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ』は全国公開中。

  • 石見舞菜香、『さよならの朝に約束の花をかざろう』インタビュー

    石見舞菜香、声優を志したきっかけは『あの花』 人気声優・茅野愛衣に魅了され決意

    アニメ・コミック

     映画『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(以下、あの花)や『心が叫びたがってるんだ。』で脚本を務めた岡田麿里が、初監督に挑んだ最新作『さよならの朝に約束の花をかざろう』が公開となった。本作で、10代半ばの姿で成長が止まり長い年月を過ごす一族であり、“少女のような姿”のまま、みなしごの男の子の母親として生きる決意をする主人公・マキアを演じるのは、デビュー1年半ほどの新人声優・石見舞菜香。大作での主演を射止めた思いなどを明かしてくれた。@@cutter 映画『さよならの朝に約束の花をかざろう』は、岡田麿里が脚本・監督を担当、制作をP.A.WORKSが手がけるファンタジー作品。数百年の寿命を持つイオルフの少女・マキア(CV:石見)は、ある日、イオルフの長寿の血を求めるメザーテ軍の侵略により故郷を追いやられてしまう。その後、さまざまな人びととの出会いを通して、みなしごの赤ん坊だったエリアル(CV:入野自由)の母として生きる決断をする…。  本作は自身にとって「宝物のような時間が多かった作品」と語る石見は、その理由を「アフレコまでの準備期間が1年ほどで、脚本を読み込んだり作品と接する時間がいちばん長かったからです」と明かす。  オーディション当時は「感情を爆発させるようなお芝居が初めてで、自分なりにもっとできたんじゃないかという思いもありました」と不安があったものの、合格を告げられたときは「信じられないほど驚いて、マネージャーさんの前で思わずほっぺたをつねりました(笑)」と回想。その直後、帰りの電車に乗る直前に母親へ報告すると「おめでとう!ケーキを買って帰るから!」と一緒になって喜んでくれたという。@@separator アフレコ時は岡田監督から「マキアちゃんのキャラクターを作り込み過ぎず、オーディション当時のいっぱいいっぱいだった石見さんのままでお願いします」と指示をもらったようだが、じつは、声優を志したきっかけは『あの花』での茅野愛衣の演技に魅了されたところから。収録現場で岡田監督にその思いを伝えたところ、喜びと共に「え、そんな若いの?」と意外な反応も返ってきたそうだ。  少女の姿のまま母として生きるという難しい役どころに「もちろん母親を今まで経験したことがないので、初めは何も分からなかった」と率直な思いも明かしてくれた石見だが、本作で参考にしたのは母と子をテーマにしたドラマ『14才の母』や『Mother』など。一方で、日頃から母親を観察するようになり「自分の世代だと感じることのできない母親の感情があるんだなと、改めて気づかされました」と振り返る。  声優になった当初は「誰かに評価されるお仕事だし、自分を認めた瞬間に成長が止まってしまうから辛いことばかりなのだろう」と思っていたというが、今では「素敵な作品や物語、あこがれの方々に出会える喜びを感じられるようになりました」と実感を示す。本作で長編アニメの主演という大役を射止めたが、自身は「自然体のお芝居が好き」という石見は、今後「茅野さんのようにお芝居を通して、人の心を揺り動かせるような役者になりたい」と将来への展望も語ってくれた。(取材・文・写真:カネコシュウヘイ)  映画『さよならの朝に約束の花をかざろう』は、2月24日より公開。

  • 『花は咲くか』日高ショーコインタビュー

    原作の世界観を理解したスタッフに感謝!日高ショーコ『花は咲くか』独占インタビュー

    アニメ・コミック

     『嵐のあと』『憂鬱な朝』など主にボーイズラブの名作で知られる漫画家・日高ショーコ。その代表作のひとつ、『花は咲くか』実写化の提案を受けたとき、思わず「えっ、大丈夫なんですか?」とリアクションしたという日高に、仕上がった作品を観た感想を直撃。出演者・渡邉剣と天野浩成の印象、そして漫画の実写化に取り組む映画スタッフへの思いを聞いた。@@cutter 仕事漬けの日々を送るサラリーマン・桜井和明(天野)と、他人に興味を持てずに生きてきた大学生・水川蓉一(渡邉)という年の差カップルを主人公に、誰もが恋で経験する胸が締め付けられるような切なさや葛藤を描いた本作。演じる天野は『仮面ライダー剣』や『HiGH&LOW』シリーズ出演で知られる39歳、渡邉は『動物戦隊ジュウオウジャー』のタスク役で知られる21歳。日高は「ビジュアルはもちろん素敵でしたが、何より主役2人の年齢が良かったです。ちゃんと年の差があって」と18歳差のキャスティングを喜ぶ。  さらに、一度だけ撮影現場を訪れた際の感想として「お二人の柔らかい雰囲気や、こちらに壁をつくらない素敵な笑顔が印象的でした。天野さんは実年齢よりお若く見えるのですが、佇まいはとても落ち着いていて、ずっとニコニコされていて。計算して出せる雰囲気ではないので、桜井役をやっていただけてよかったなと思いました。また、帰り際に渡邉さんが『頑張って蓉一になります』と言ってくれたので、もうそれでお任せできるなって気分になりました。『演じます』じゃなく『なります』なのが嬉しかったです」と語る。    初号試写後には谷本佳織監督に対し「何のひねりもなく『すごく良かったです』『藤本(塩野瑛久)の涙、最高でした』『ラストが特に素敵でした』と言ってしまい…今なら監督にも役者の皆様にも細かい感想が言えるので、真面目に言い直したいです」と日高。絵やセリフが完全に頭にある原作者なため「正直、余計なことを考えてしまう瞬間がいくつかありました」としながら、「途中から自然と集中して、今作の主役である蓉一の感情に寄り添って映画を楽しめました。きっと、谷本監督や役者さんたちが話の肝であるキャラクター像をしっかり捉えてくれたからだと思います」と感謝の面持ち。  実はまだキャストも決まっていないときに、出版社を通じて谷本監督、脚本の高橋ナツコから打ち合わせの機会を求められたそう。もともと「原作と映画は別派なのでお好きに使ってください」と伝えていたため驚いたそうだが、「尺の問題もあると思うので、蓉一の感情の変化を話の軸にして、柏木というキャラクターの要素を吉富というキャラクターに入れて登場人物を減らすことを提案しました」と日高。@@separator 「萌えの何たるかをよく分かっていて頼りになる」と日高に称された高橋は、その場でPCをダカダカ打ちながら「露骨なシーンを増やすようなことはしない」と明言したそう。また、谷本監督からは「水川邸にはモデルがありますか」「蓉一の絵も蓉介の絵も漫画上は敢えて描かれていませんが、こういう絵だというイメージはありますか」など多くの細かい質問を受けたという。  その結果か、「美術も予想以上に細かくて。連載してた時にこのセットの写真欲しかった…と何度も思いました」と漫画家ならではの感想も。「映像でしか表現できないシーンも多く、素晴らしかったです。最後に流れる綱希美香さんの主題歌も併せて、紙の上だけでは表現できないものをたくさん観せていただけて感謝しています」と語った。    最後に、“コミックの実写化”についての考えを聞いた。「個人的には、原作は原作、実写は実写で別物と考えています。観客として観にいった場合、原作通りに再現しすぎているとあまり楽しめなくて、がっかりするタイプかもしれないです」と分析する日高。「よく原作との差異ばかりを指摘されがちな実写化ですが、逆にその差異が楽しみどころだと常々思っていて、『えっ、ぜんぜん違うね?(笑)』『どうしてあれをこうしたの?』とか、そういうことをみんなで話すのも楽しいんです」とも。  本作『花は咲くか』については「原作5巻分を凝縮した構成なので、原作を知っていると、どうしても駆け足に感じてしまうところもあります。ですが、観ている時に原作との答え合わせをしてしまうと、そのズレばかりが気になって楽しめなくなってしまうのでもったいないと思います」言い、「少し引いて、新しいものとして観ていただければ嬉しいです」とまとめた。  『花は咲くか』は、2月24日より全国公開。

  • 『おそ松さん on STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME 2~』井澤勇貴インタビュー

    井澤勇貴、「異次元の王子ですから」 衝撃の“初体験”舞台『おそ松さん』F6再び

    アニメ・コミック

     舞台『おそ松さん on STAGE』が帰ってくる。しかも第1弾で演じた超人気俳優たちが全員続投で…だ。中でも“びっくりするほどルックスの良い6つ子”であるF6については、衝撃が走った。アニメだからこその演出であった彼らが舞台に登場したからである。F6・おそ松を演じる俳優・井澤勇貴も「異次元の王子なので(笑)」と笑う。全てが許される超ド級のイケメンF6伝説、再誕だ。@@cutter このたび上演する『おそ松さん on STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME 2~』は、TVアニメ『おそ松さん』の舞台化第2弾。第1弾は、2016年9月から10月まで上演され、クズでニートな6つ子たちの1日を繰り広げた爆笑必至のステージは全公演で満員御礼の大ヒットを記録した。    「また、同じメンバーでやれるということがすごく嬉しかったです」と、第2弾制作を聞いた時の気持ちを、満面の笑みで答えた井澤。同じ6人で、新作の歌とダンスのクオリティを高めていくことが楽しみなのだという。その理由は、“6人全員”が舞台をきっかけに仲良くなったから。「僕は、これまで自身の歌やダンスの稽古が終わったら、家に帰って練習することが多くて、あまり稽古場に残るということはしてこなかったんです。ですが、この作品に関しては、最後の最後まで残っていました。大阪公演と東京公演の間は、レッスンスタジオを貸りて、6人で練習していたこともありました。僕もそうですが、他のメンバーもそんな経験は『初めて』と言っていました」。    率直に、6人全員でここまで仲良くなった理由はどこにあるのか。「ずっと一緒にいたという時間もあると思うのですが…」と話し、少し考え込んだ井澤は「フィーリングですね」と一言。「6人の全員とフィーリングが合うということは、なかなか無いと思います。すごい経験をしたなぁと思いますね」。@@separator 井澤が演じるF6・おそ松は、『おそ松さん』でいう“6つ子のイケメンver.”。通常ver.の6つ子とは、雰囲気や人物設定含め全く違う彼らについて「えっ、どういうこと?」が最初の感想だったと振り返る井澤。「設定上、完璧な人たちでしたので“なんだこの人たち”みたいな(笑)。僕たちが歌う曲の歌詞は『ランチはホテルを買い取って、映画はライブでハリウッド』ですよ。『えっ!?』ってなりますよね(笑)」。演じる井澤らも思わず「えっ!?」と感じたF6。いざ幕が上がると観客からも「えっ!?」という雰囲気を感じ取ったとのことで「『そりゃそう思うよね』と思いました。ですが、(観客を)置いてけぼりにすることも僕たちの仕事かなと。異次元の王子ですから(笑)」と、“F6”として振り切ったようだ。    “20秒ほど、何もせずただ裸”“飛ぶように売れるティッシュ配り”など、舞台『おそ松さん on STAGE』では衝撃の“初体験”をした井澤。まもなく開幕する舞台第2弾に向けて、「同じ役ですが、気持ちを新たに。新しい衣装なども含め、新鮮味もありますし、同じ6つ子たちですが、笑いあり涙ありはもちろん、歌やダンスのクオリティも上がっています。間違いなくパワーアップしているし、間違いなく楽しいと思います。前回が100%だったら、今回は120%の力で臨みます」。クズでニートな6つ子ではなく、びっくりするほどルックスの良いF6・おそ松を演じる井澤に死角は…ない。(取材・文・写真:ほりかごさおり)    『おそ松さん on STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME 2~』は、2月23日から2月26日まで大阪・梅田芸術劇場にて、3月1日から3月11日まで東京・TOKYO DOME CITY HALLにて上演。3月11日東京千秋楽は全国の映画館でライブビューイングを実施。 (C)赤塚不二夫/「おそ松さん」on STAGE製作委員会2018

  • Aimer、新曲『Ref:rain』について語る

    Aimer、新曲『Ref:rain』に込めた優しい音色 “雨”がキーワードの極上バラード

    アニメ・コミック

     『マンガ大賞2016』『このマンガがすごい!2016』オトコ編などにランクインした大人気コミック『恋は雨上がりのように』がTVアニメ化され、現在放送中だ。17歳の女子高生・橘あきらと、ファミレスの店長で45歳の近藤正己の純粋な恋を描いた本作をさらに盛り上げるのが、エンディングテーマ曲であるAimerの『Ref:rain』だ。ハスキーで甘い歌声で、今、注目を集めているAimerに、楽曲に込めた思いを聞いた。@@cutter 2011年、シングル『六等星の夜』でメジャーデビューしたAimer。2015年にはONE OK ROCK 2015“35xxxv”JAPAN TOURのサポートアクトとしてパフォーマンスを披露し話題を呼んだ。アニメ『夏雪ランデブー』やテレビアニメ『BLEACH』のエンディングテーマ、『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』の主題歌を担当するなど、アニメファンからも高い評価を得ている。  Aimerは、「物語の導入や最後を飾るという意味で、楽曲も作品の一部だと思っています」とアニメのOP・EDを制作する上での思いを語る。「音楽で、(作品の)世界を彩らなきゃいけないため、作品の世界観をきちんと読み込み、理解するところから始めます。作品の中で共有できる部分、楽曲の欠片になるところを探してから作ります。歌詞も、作品に寄り添えるように心がけています」。  そんなAimerが歌う『Ref:rain』はアニメの世界観が詰め込まれた極上のバラードだ。Aimerは、同曲を作る上で「雨」を意識したと語る。「アニメは雨がキーワードだと思ったので、楽曲も雨に紐づくものにしようというところから始まりました。タイトルの『Ref:rain』も雨にかけています。『恋は雨上がりのように』は、ハッとさせられる眩しい瞬間が込められた作品だと思います。そういった原作に込められたものと楽曲の世界観が合致できる部分を探しました。もう戻らない、帰らない瞬間を繰り返すというのをテーマに、原作に灯っているような愛おしさがこもる楽曲になればと思っています」。@@separator ちなみに、同曲のシングルには、このほかにもCoccoが楽曲を提供した『眩いばかり』、セルフカバー曲『After Rain‐Scarlet ver.‐』、Coccoの楽曲のカバー『Raining』と、雨をテーマにした楽曲が並んでおり、コンセプチャルEPとしても楽しめる作りになっている。ぜひとも、全曲通して聞いてもらいたい。  2017年は、初めての日本武道館ワンマンライブやベストアルバムを発表するなど、充実した活動が見られたAimer。改めて2017年を「一昨年も自分にとっては、夜が明けて光の先に進んだ、すごく革新的な一年だったんですが、それ以上にもっと大きな一歩を進めた年だったと思います」と振り返ると、今年の目標を「筋肉を鍛える(笑)」と茶目っ気たっぷりに笑う。ホールツアー中、「もっと余裕をもって、もっと自由に回れるようになりたい」という思いがあったそうだ。  そして、「(昔から)何十年も歌い続けられるようにいたいと変わらず思っています。誰かの生きる力になれるような音楽を、少しでも世に出せたら」と先を見つめる。「昨年は“blanc”“noir”と題したベストアルバムをリリースしたのですが、私のライブではその間の色、もっとみんなで分かち合えるような別の色も出せるようになってきたと思っています。今までの世界観を大切にしながら新しい曲も出せたらなと思います」。 (取材・文:嶋田真己)  『Ref:rain / 眩いばかり』は、2月21日発売。TVアニメ『恋は雨上がりのように』は、フジテレビ “ノイタミナ”ほか各局にて毎週木曜24時55分より放送。

  • ミュージカル・リズムステージ『夢色キャスト』西川俊介&鈴木身来インタビュー

    西川俊介&鈴木身来、「2.5次元の概念が変わる」ミュージカル『夢色キャスト』に注目

    アニメ・コミック

     ミュージカル劇団「夢色カンパニー」に脚本家としてスカウトされたプレイヤーが、7人のキャストとともに、劇団を盛り上げていく。イケメンに囲まれ、夢を叶えていくというシンデレラストーリーが楽しめる大人気アプリゲーム『夢色キャスト』を原作としたミュージカル・リズムステージ『夢色キャスト』が2月7日から上演される。公演に先立ち、主演を務める西川俊介と鈴木身来がインタビューに応じ、意気込みを語った。@@cutter 『手裏剣戦隊ニンニンジャー』でアカニンジャー役を務めた西川、そしてテレビドラマ『イタズラなKiss2~Love in Tokyo~』の桔梗幹役などで知られる鈴木。二人とも、実は2.5次元舞台への出演経験はほとんどない。それゆえ、本作への出演には、鈴木は「今までやってきた経験値とは全く変わるというところに戸惑いがありました」と明かし、西川も「不安な要素はいっぱいありました。しかも、主演というので、できるのかなって」と、稽古前には大きなプレッシャーがあったという。  特に、二人の課題は「ダンス」だそうで、西川にいたっては「『手裏剣戦隊ニンニンジャー』に出演していたとき、それぞれのキャストがキャラクターソングを出すんですが、俺だけ出さなかった」というくらい歌に苦手意識があり、ダンスも「以前に出演した舞台で、俺のダンスが下手すぎて(そのシーンが)なくなった」という経験があるほど、不得手なのだという。    一方、鈴木も「ダンスはこれまで全くやってこなかった」と苦笑い。絶賛、稽古中だったインタビュー当時、二人は「めちゃくちゃ戦っている」と力を込めた。本作でのダンスはジャズダンスやヒップホップを組み合わせた動きになっているそう。ぜひとも、本番でどれほどの成長を遂げたのか楽しみにしてもらいたい。@@separator また、本作にはゲーム原作ならではの難しさも。鈴木は「2.5次元舞台の場合、キャラクターができあがっているので、このキャラだったらこう動くだろうと外側からはめていき、その後で自分の内面を掘り下げていくことが多いと思います。でも、今回は、キャラありきではなく、自分の中から湧き上がってきた感情を大切にしています」と語る。そして、「2.5次元の概念が変わる作品になると思います。一つの作品として、“舞台化”ではなくオリジナルのミュージカルとして見にてきていただけたら」と自信ものぞかせた。  まずは「姿勢や歩き方から」を意識して役作りをしているという西川は、「僕が演じる響也という役はカリスマ性がある役。でも、カリスマ性ってなんだろうと思って、俺、辞書で調べたんです。そうしたら、うなずかないとか、説得力がある話し方とか書いてあって…」とチャーミングな一面も。そして、「今回は、歌やダンスなどの苦手なことにも挑戦しています。役者として、絶対にスキルアップできる作品になると思いますね」と本作への思いを語る。  さらに西川からは「俺は、“王子様”というタイプではないので、俺の王子様が見られるのはこの作品が最初で最後だと思います(笑)。人前で歌を歌うのも初めてですし、今後は絶対に歌わないと決めているので、そういうところも本作の見どころかもしれません(笑)」と驚きの宣言も聞かれた。貴重な生歌をお聞き逃しなく。(取材・文・写真:嶋田真己)  ミュージカル・リズムステージ『夢色キャスト』は、2月7日から11日にAiiA 2.5 Theater Tokyoで上演。

  • 「『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第四章 天命篇」細谷佳正インタビュー

    細谷佳正、「答えを出せないからこそ難しい」 『宇宙戦艦ヤマト』加藤三郎役の“葛藤”

    アニメ・コミック

     男性クルーの中でも、“熱血漢”な人物で、当初は主人公・古代進とたびたび衝突していた航空隊長・加藤三郎。『宇宙戦艦ヤマト2199』では独り身だったが、昨年から上映がスタートした『宇宙戦艦ヤマト2202』では同じヤマトクルーの衛生士として乗船していた真琴と結婚、一人息子がいる。「2199」と「2202」で、日常が大きく変化した加藤を演じるのは人気声優の細谷佳正。「答えを出せないからこそ難しい」。細谷が感じた加藤というキャラクターの難しさとは?@@cutter 「『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第四章 天命篇」は、『宇宙戦艦ヤマト』をリメイクした、完全新作シリーズ『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の最新作。2012年から2014年にわたり、劇場上映から全国ネットでのTV放送で展開した『宇宙戦艦ヤマト2199』から続く人気シリーズ。第四章では、「2199」で死んだと思われていたかつての大ガミラス帝星永世総統・デスラーが生きていたという驚愕の事実から始まる。デスラーは、ズォーダーの元に身を寄せており、ヤマトの前に再び脅威として立ちはだかり、苦戦を強いられる…。    「あれ、イスカンダルに行ったんじゃなかったっけ?(笑)」。「2202」の制作を聞いた時の気持ちをユーモアを交え振り返った細谷。ヤマトは「オリジナルのファンが非常に多い作品」という認識を持ち、そんな中、現代風にアレンジし新キャストで挑んだ「2199」の続編、「2202」の制作が決まったということは、「オリジナルのヤマトファンに、受け入れてもらえたのかな、と思いました」。  「2202」において、細谷演じる航空隊長の加藤は、同じヤマトクルーだった真琴と結婚、一児の父親になり、環境が激変した人物。ゆえに、周囲も加藤に気を使い、加藤自身も当初は家族を地球に残しヤマトに乗ることをためらう。細谷曰く、「今作のテーマが愛なので、加藤の葛藤は演出として大きいのかなと思います」と口にする。「加藤のようなタイプの男性は、家族を大事にするし、愛情深い人ですが、自分の仕事に対する世界観もきちんと持っている人だと思うんです。家族と仕事、その2つで悩むということは同じくらい両方が大事なものであるということの証。そこで揺れるから面白いんだろうなと思います」と分析する。@@separator 最終的に、妻・真琴に背中を押されヤマトに乗る決断をした加藤。細谷はこのときのアプローチについて「葛藤しているときは、答えを出せないからこそ難しい」と語る。「このセリフがどのような意識から出てきたのか…。僕は、自分なりに考えを決めてから収録に臨まないと(キャラクターが)ブレたり、ぼやけたりしてしまうと思っているのですが、“葛藤”は悩まないといけない。だからこそ“葛藤する心情”は難しいのだと思います」。  「2202」では揺れ動く心情にフィーチャーされた加藤だが、細谷自身も「2199」と比較し「(加藤の)描かれ方が全く違う」という。「2199」では、青臭いし、よく吠えるし、古代に突っかかるし…(笑) 古代とは歩んできた環境がまったく違うということが描かれている。また古代も加藤に対して熱くならないので、古代のほうが大人に描かれていたと思います。ですが、「2202」では加藤に家族の話なども加わり、プライベートな一面と航空隊長としての一面という二面から描かれるので、奥行きができたなと思いました。吠えなくもなりましたし」と笑う。「2199」から「2202」へ、細谷演じる加藤三郎含め、丁寧に描かれるキャラクターたちの心の変化にも注目だ。(取材・文:ほりかごさおり)  「『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第四章 天命篇」は1月27日より劇場上映。

  • 『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』森久保祥太郎インタビュー

    森久保祥太郎「必殺技は石丸博也さんをオマージュ」 マジンガーZ・兜甲児アフレコ秘話

    アニメ・コミック

     ロボットアニメの“原点”にして“頂点”、日本アニメ史上に燦然と輝く『マジンガーZ』が約半世紀の時を超え、完全新作の続編『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』として復活する。主人公・兜甲児役は『弱虫ペダル』『MAJOR』『NARUTO ‐ナルト‐』など多くの代表作を持つ森久保祥太郎。「声優になって20数年が経ち、このタイミングで大きな作品に携われるということが嬉しい」と語る森久保に、続編として描く『マジンガーZ』の魅力や、Dr.ヘルを演じる石塚運昇とのアフレコエピソードなどを聞いた。@@cutter 『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』は、永井豪が描く『マジンガーZ』の正統続編。兜甲児がマジンガーZを操縦し、悪の科学者・Dr.ヘルによる人類滅亡の危機を救ってから10年、世界は平和を取り戻していた。甲児は祖父や父と同じ科学者となり、新光子力研究所の研究者として日々様々な研究に勤しんでいた。ある日、富士山の地中深くから巨大遺跡インフニティが発見される。そのインフニティの中からは人間型コントロールユニット・リサも見つかる。時を同じくして宿敵Dr.ヘルも現れ…。    キャストが一新され森久保が兜甲児を演じる本作。オーディションで甲児役が決まったという森久保は「必殺技の叫びだけは、石丸博也さんをオマージュしてほしい」と演出を受けたと明かす。そのオリジナルで甲児を演じた石丸は本作に統合軍司令として出演。森久保はアフレコ現場で、改めて石丸に挨拶したと言い、当時のエピソード等を質問したそうだが、「『昔のことなんて忘れちゃったよー。好きにやりなよ』と言ってくださって…。気さくな方なんです」と目を細める。  幼少期に、強くカッコイイ姿に憧れたキャラクターを演じる森久保だが、その憧れた甲児は“戦う男”ではなく科学者として登場。必殺技などを言い放つ姿は微塵も感じさせない。「序盤は、戦闘ではなく研究者の道に進んでいた甲児ですが、物語が進むと、だんだんべらんめえになってくるんです」と、徐々に正義感と闘志に燃えていて以前の姿を彷彿とさせ「キタキターという気持ちはありました(笑)」。また、「初めてパイルダーオンしたときは、直前まで石丸さんの音声を聞いていたこともあり、テンションが上がりました」と満面の笑みを浮かべた。@@separator 物語後半では、Dr.ヘルと激しい戦闘シーンも描かれている本作。Dr.ヘルを演じる石塚運昇とは「ドッカンドッカン怒鳴り合うシーンもありましたので、『頑張ろうな頑張ろうな』とお互い励まし合いながら演じていました」と振り返る。「運昇さんの迫力がすごいので(苦笑)。負けられないという思いはありました」。  最後に、「様々な好みの方がいると思いますが、アニメーションが好きな方でしたら、絶対自分好みのシーンがあると思います。どなたに観てもらっても面白いと思ってもらえるシーンがあります」と力強くアピールする。「45年前の当時もマジンガーZはすごい迫力を持つ作品だったと思うのですが、本作はそれを踏まえた45年の進化がある。全体を通した深いテーマと甲児とさやかの関係性、リサという人物についても描かれる。さらに、要所要所にボスたちのコミカルなシーンや、永井先生らしいお色気シーンもある。全部のせですね」。座長として重責を背負い、主人公・兜甲児を演じ切った森久保。だが、『マジンガーZ』について語るその姿は、子供の頃のままであろうキラキラと輝く少年の目だった。(取材・文・写真:ほりかごさおり)  『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』は1月13日より公開。

  • アニメスタッフ泣かせ?『デスマ』原作者・愛七ひろが明かす主人公の困った人物像

    アニメスタッフ泣かせ?『デスマ』原作者・愛七ひろが明かす主人公の変わった人物像

    アニメ・コミック

     「驚き過ぎてどこか他人事でした」。初めて手掛けたライトノベル小説『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』(以下、『デスマ』)のアニメ化を聞いたときの気持ちを答えたのは著者である愛七ひろ。小説投稿サイト『小説家になろう』発の作品であり、PV数は5億超という大人気小説のアニメ化ということで、著者の愛七に本作誕生のきっかけや、アニメ化について、そして自身も“デスマーチ”経験者のプログラマーという肩書を持ちつつ、小説を書き続けてきた思いについて話を聞いた。@@cutter 本作は、デスマーチ真っ最中のゲームプログラマー“サトゥー”こと鈴木一郎が、仮眠を取っていたはずが、気付くと異世界に迷い込んでしまっていたところから始まる異世界冒険ファンタジー。視界の端には、仮眠前に作っていたゲームを思わせるメニュー画面。そして、ひょんなことからこの異世界で最強の力と財宝を手にしてしまった“サトゥー”が、夢か現か、“異世界観光”の旅に出発する。    今回、ついにアニメ化となった『デスマ』。だが、愛七いわく「デスマは放送に引っかかりそうなことが多い」という認識があったそうで、書き始めた当時の担当編集と「『(アニメ化は)難しいねぇ』と話していた」と明かす。ゆえに「ドラマCDになれば嬉しいな、という気持ちでした。それが一足飛びこえて、アニメ化ですからね。びっくりです」と言い、“どこか他人事”という気持ちもあったが「内心はその場で、床でゴロゴロ転げ回りたいような気持ちでした」と照れ笑いを浮かべた。  本作は、主人公サトゥーの本業が“デスマーチ中のプログラマー”という点がユニークであり注目を集めている。愛七も、プログラマーという顔を持っていることから、「(デスマの)半分くらいは実体験です」と苦笑する。「土日に小説を書き、平日は会社から帰ってきて寝るまでの間に、少し時間があれば思いついたネタなどを書いたり、校正をしていました。基本は土日に書きためていました」と、プログラマーと小説家、二足のわらじを履いていた当時を振り返る。 @@separator またこの“プログラマー”という著者自身の職業が、主人公サトゥーのキャラクター設定に少なからず影響があったようで「実生活のデスマーチを受けて、感情の起伏が少なくなっていったというキャラクターなのです」とのこと。だが、“感情の起伏が少ない” という点が、「絵コンテ担当の方がすごい苦労しているみたいです」と、アニメスタッフにとっては四苦八苦している点なのだという。「主人公が熱くないため、テンプレートの反応が描けず、周囲にいるキャラクターがその分反応する…というのが大変みたいです」。    冒険物語なのに “主人公が熱くない”というユニークな設定には、アニメスタッフだけでなく作り上げてきた愛七自身も頭を悩まし、「小説も、クライマックスの描き方が大変なんです」と漏らす。感情の起伏という点だけでなく、“最強の力”も持ち合わせていることから「ピンチになる状況が作れない。追い込まれたら一瞬で勝ってしまうので。主人公が万能過ぎて、さてどうやってピンチにさせようか…といつも考えています(笑)」。(取材・文:ほりかごさおり)    感情の起伏が少ない、万能過ぎる主人公サトゥーはどのように描かれるのか…。TVアニメ『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』はTOKYO MXにて1月11日より毎週木曜日24時からスタート。 ※『小説家になろう』は、株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です

  • TVアニメ『恋は雨上がりのように』渡部紗弓×平田広明インタビュー

    TVアニメ『恋は雨上がりのように』渡部紗弓×平田広明インタビュー

    アニメ・コミック

    <meta charset="utf-8" /> <meta content="width=device-width, initial-scale=1, minimum-scale=1, maximum-scale=1, user-scalable=yes" name="viewport" /> <title></title> <meta content="index,follow" name="robots" /> <meta content="インタビュー特集" name="description" /> <meta content="クランクイン,映画,海外ドラマ,ゲーム,アニメ,セレブゴシップ,インタビュー" name="keywords" /> <meta content="2017 crankin All rights reserved." name="copyright" /> <meta content="hollywood channel" name="author" /> <link charset="utf-8" href="https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/cifeature/interview_20180110/css/interview.css" media="all" rel="stylesheet" type="text/css" /> <link charset="utf-8" href="https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/cifeature/interview_20180110/css/interview_smp.css" media="all" rel="stylesheet" type="text/css" /> <div class="content" id="interview"> <div class="intMain_box"> <a href="http://www.crank-in.net/movie/interview/53483/gallery/#14"><img alt="TVアニメ『恋は雨上がりのように』渡部紗弓さま×平田広明さまインタビュー" border="0" src="https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/cifeature/interview_20180110/images/main.jpg" /></a> <div class="imgList" id="interviewThumb"> <ul> <li> <a href="http://www.crank-in.net/movie/interview/53483/gallery/#0"><img alt="TVアニメ『恋は雨上がりのように』渡部紗弓さま×平田広明さまインタビュー" border="0" src="https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/cifeature/interview_20180110/images/thumb01.jpg" title="拡大写真を見る" /></a></li> <li> <a href="http://www.crank-in.net/movie/interview/53483/gallery/#17"><img alt="TVアニメ『恋は雨上がりのように』渡部紗弓さま×平田広明さまインタビュー" border="0" src="https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/cifeature/interview_20180110/images/thumb02.jpg" title="拡大写真を見る" /></a></li> <li> <a href="http://www.crank-in.net/movie/interview/53483/gallery/#12"><img alt="TVアニメ『恋は雨上がりのように』渡部紗弓さま×平田広明さまインタビュー" border="0" src="https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/cifeature/interview_20180110/images/thumb03.jpg" title="拡大写真を見る" /></a></li> </ul> </div> <!-- / #interviewThumb .imgList --> <div class="gallLink"> <a href="http://www.crank-in.net/game_animation/special/53483/gallery/#3">フォトギャラリーをもっと見る ></a></div> </div> <!-- / #intMain_box --><!--/.gallLink --> <div class="article"> <p class="lead">  累計発行部数185万部を突破する眉月じゅんの人気コミック『恋は雨上がりのように』が、テレビアニメとなって登場する。17歳の女子高生橘あきらと、あきらのバイト先の店長・近藤正己、45歳。年齢差のある2人が織りなす、ピュアな純愛を描く物語だ。あきら役に抜擢となったのは、テレビアニメ初主演となる渡部紗弓。近藤役を実力派の平田広明が演じるなど、どんな化学反応が生まれるか楽しみな組み合わせが実現した。インタビューを試みると、不安な中、真っ直ぐにぶつかろうとする渡部と、大きな懐で包み込むような平田の姿を目にすることができた。</p> <div class="question"> <p class="qTxt"> ――人気コミックのアニメ化で、陸上部のエースだったが、怪我で走ることをやめてしまったあきらと、冴えないファミレスの店長・近藤を演じられます。抜擢の感想から教えてください。</p> </div> <p> <span class="intName_B">渡部</span>:オーディションを受けて、「決まりました」と聞いたときは本当にびっくりして、ちょっと泣きそうになりました。ノイタミナという枠であることに加えて、原作も好きな方が多い有名な作品。連絡が来て3日くらいまでは喜んだのですが、それ以降は「どうしよう…」と緊張が増してきました。店長役が平田さんだと聞いて、また緊張して。収録が始まってからも、プレッシャーが大きくなっています。<br />  </p> <p> <span class="intName_A">平田</span>:僕は今回のお話をいただくまで、原作を存じ上げなかったんです。役どころを聞いてみると、女子高生に好かれる“ダメ店長”だと。「なるほど、まあそうね」と思いました。僕にお話をいただいたということは、白馬に乗ったお兄様ではないのだけは確かですからね。“ダメ店長”がかわいらしい女の子に好かれるってどんな話なんだろうと、先が気になりました。</p> <div class="question"> <p class="qTxt"> ――渡部さんはオーディションだったとのこと。その際の手応えはいかがでしたか?</p> </div> <p> <span class="intName_B">渡部</span>:オーディションで「自然にやってほしい」と言われました。私はナレーションのお仕事が多いのですが、ナレーションでは「自然に読んでほしい」と演出を受けることも多いので、そのような感じでやりつつ、あきららしさをプラスしてみようと思いました。アニメのお仕事で「自然にやってほしい」と言われたのは初めてだったので、「もしかしたらご縁のある作品になるかもしれない」と思いました。<br />  </p> <p> <span class="intName_A">平田</span>:「自然にやって」と言われるのは、役者にとって実はとても難しいんです。“普通”や“自然”って、その人それぞれ感じ方が違いますから。脚本を読むと、想像していたよりも設定がリアルなので、僕も「これは大変だなぁ」と思いました。オバケをやるなら、「こういうオバケなんだッ!」と言い切っちゃえばいい、誰もオバケをまじまじ観察したことがないんですから。でも近藤は実際に身近にいるような人物なので、リアルに演じなければすぐに嘘がバレてしまう。監督は以前に『宇宙兄弟』でご一緒させていただいて、「平田は普通の人だから、近藤役に」と思ってくれたのかもしれまけど。『宇宙兄弟』の南波六太もある面ではすごく普通の人ですが、近藤はもっと普通に日常を暮らしている人物ですから、そういった意味では、今までで一番難しい役かもしれません。<br />  </p> <div class="photo"> <img src="https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/cifeature/interview_20180110/images/1.jpg" /></div> <div class="question"> <p class="qTxt"> ――演じるキャラクターの魅力をどう感じていますか?</p> </div> <p> <span class="intName_B">渡部</span>:あきらには色々な過去があってクールなイメージもありますが、普通の17歳の女の子で真っ直ぐな女の子だと思います。好意を向ける相手には笑顔を見せたり、嫌な相手には辛辣だったりもしますね(笑)。“無愛想”というイメージが強かったので、感情の波が激しく出るシーンはとても難しいです。監督とお話をしながら、リテイクを重ねるときもあります。過去もあるけれど、普通の女子高生なんだという土台を意識してやりたいと思っていますが、その構築したものを保持するのがなかなか難しくて…。悩むことも多いですね。<br />  </p> <p> <span class="intName_A">平田</span>:近藤の誠実さや彼の持つ人間らしさを演じるのは難しいですね。でも、今できることをやるしかない。経験値は多少ありますが、僕だってそれは同じことです。監督や客観的に見てくれる人を信じて、やるしかありません。あとから見て、「下手くそだったな」と思うのは必然です。僕も昔の作品を見ると、本当に下手くそでイヤになっちゃう。でも、それは形に残る仕事をやっていく限り、宿命です。そのときに手を抜いていたら後悔するけれど、そのとき精一杯やっていればしょうがないと思える。それにのちのち「下手くそだ」と思うのは、そのときより歩しているからそう思うわけですよね。力いっぱいやるしかないんです。<br />  </p> <p> <span class="intName_B">渡部</span>:今しかできないこともある…そうですよね。私も今できることを精一杯やりたいです!</p> <div class="question"> <p class="qTxt"> ――心に響きます!では改めて、平田さんは近藤の魅力をどう感じていらっしゃいますか?</p> </div> <p> <span class="intName_A">平田</span>:とても誠実な男ですよね。部屋が汚かったり、吸殻がてんこ盛りだったり少々不精な面もありますが、息子は大事にしていますし、仕事に対しても真面目。多少不器用でも誠実であることって、一番大事なことだと思います。それに、年齢を重ねていくと過去の栄光や自慢話を語る大人って増えていくもの。でも、近藤はそういうタイプじゃないですよね。僕も目上の方と接していて、常に等身大で居られる方ってすごく素敵だと思うんです。素敵だな、好きだなと思う人は、いつでも前を向いている。「もうあまり前を見るな!ちょっとは追いつかせろ!」と思うくらい。近藤も今できることを一生懸命、前向きにやっているところが素敵だと思います。<br />  </p> <div class="photo"> <img src="https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/cifeature/interview_20180110/images/2.jpg" /></div> <div class="question"> <p class="qTxt"> ――ラブストーリーであるとともに、それぞれの再生の物語でもあります。お二人にとって、立ち止まったこと、そこから立ち直ったご経験はありますか?</p> </div> <p> <span class="intName_A">平田</span>:先ほどのお話にも通じますが、芝居のやり方は人それぞれなので、意見がぶつかったり、ダメ出しを素直に聞けなくなるときもあります。でもある先輩の「どんなダメ出しを受けても、まずはやってみる」という姿勢を見たときに、「僕はなんて小さいところで固まっているのか」と気付かされたことがありました。先輩の姿って大きいんですよ。「僕は下手くそなんだ」と気付いたときも、気持ちが楽になった瞬間ですね。それならば、もっと脚本を読み込んだり、一生懸命稽古したりすればいいと、やるべきことが見えてきました。それからは、演技に対してウジウジ悩むことがなくなったように思います。<br />  </p> <p> <span class="intName_B">渡部</span>:私はナレーションのお仕事をしていたときに、言葉が上手に繋げられないなと悩んだときがあって。そんなときに事務所の先輩に「あまり考えないで。気持ちが繋がっていれば、言葉は繋がっていくよ」と言っていただいて。私はがんじがらめになっていたんだなと、救ってもらったような気持ちになりました。それからは困ったときは、その言葉を思い出しています。また、まさに今、平田さんのお話からも「頑張ろう!」と励まされました。先輩方の姿勢や挑戦する力はすごいです。私もたくさん力をもらって、バネをつけてまた頑張りたいなと思っています。<br /> (取材・文・写真:成田おり枝)<br /> <br />  『恋は雨上がりのように』は、2018年1月11日よりフジテレビ“ノイタミナ”にて毎週木曜24時55分から放送開始。ほか各局でも放送。</p> </div> <!--article--> <div class="intStory"> <strong>『恋は雨上がりのように』</strong> <div class="storyImg"> <img alt="『恋は雨上がりのように』" border="0" src="https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/cifeature/interview_20180110/images/movie_main.jpg" /></div> <div class="intStory_right"> <p> 累計発行部数185万部を突破する眉月じゅんの同名人気コミック『恋は雨上がりのように』のTVアニメ化作品。2014年より連載を開始し、“純粋な正統派ラブストーリー”として話題を呼び『マンガ⼤賞2016』『このマンガがすごい!2016』オトコ編などにランクインした注目作。「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)にて連載中。</p> </div> </div> <!-- /.intStory--> <div class="profile"> <p> [ <a href="http://www.crank-in.net/person/226868" target="_blank">渡部紗弓</a> ]<br /> 誕生日:9月25日 出身地:北海道<br /> 『ケンブリッジ白熱教室』『news every.』『ザ・世界仰天ニュース』『情熱大陸』などのナレーションを担当。『血界戦線&BEYOND』『タブー・タトゥー』への出演のほか、本作がTVアニメ初主演となる。</p> </div> <div class="profile"> <p> [ <a href="http://www.crank-in.net/person/108109" target="_blank">平田広明</a> ]<br /> 誕生日:8月7日 出身地:東京都<br /> 洋画の吹替えやアニメ、ナレーションのほか俳優としても活躍する人気声優。TVアニメでは『TIGER & BUNNY』『ONE PIECE』『宇宙兄弟』など、数多くの代表作を持ち、ジョニー・デップの日本語吹替え声優としても知られる。</p> </div> <!-- / #intTxt --> <p class="copyright"> (C) 眉月じゅん・小学館/アニメ「恋雨」製作委員会</p> </div> <!--interview-->

  • 『恋は雨上がりのように』渡部紗弓&平田広明インタビュー

    『恋は雨上がりのように』渡部紗弓&平田広明が語る、“壁にぶち当たった経験”とは

    アニメ・コミック

     人気コミック『恋は雨上がりのように』が、テレビアニメとなって登場する。女子高生・橘あきらと、冴えないファミレス店長の近藤正己が織り成す、ピュアで真っ直ぐな純愛物語だ。そこで、あきら役に抜擢となった渡部紗弓と、近藤役の平田広明を直撃。立ち止まった人たちの再生物語でもある本作。彼らにとっての“壁にぶち当たった経験”を聞いた。@@cutter 陸上部のエースだったが、怪我で走ることをやめてしまったあきらと、彼女から思いを寄せられる近藤を演じる2人。本作がテレビアニメ初主演となる渡部は「オーディションを受けて、“決まりました”と聞いたときはびっくりして、ちょっと泣きそうになりました」と述懐。「3日くらいは喜んだのですが、それ以降は緊張やプレッシャーが大きくなっています」。  平田は、“ダメ店長”と聞いて「まあそうでしょう」と思ったそう。「僕にお話をいただいたということは、白馬に乗ったお兄様なイメージではないだろうと。“ダメ店長”がかわいらしい女の子に好かれるってどんな話なんだろうと、先が気になりました」と大いに興味をそそられたと話す。  オーディションでは「自然にやってほしい」との言葉をもらったという渡部。「私はナレーションのお仕事が多いのですが、“自然に読んでほしい”と演出を受けることも多いので、そこにあきららしさをプラスしてみようと思いました。アニメのお仕事で“自然にやってほしい”と言われたのは初めてだったので、“ご縁のある作品になるかもしれない”と思いました」。  すると平田は「“自然にやって”と言われるのは、実はとても難しいんです。普通や自然って、その人それぞれ感じ方が違いますから。脚本を読むと設定がとてもリアルなので、僕も“これは大変だな”と思いました」と普通の人を演じる難しさを吐露。「監督とは以前に『宇宙兄弟』でご一緒させていただいて、“平田は普通の人だから、近藤役に”と思ってくれたのかもしれません。『宇宙兄弟』の南波六太もある面では普通の人ですが、近藤はもっと普通の日常を暮らしている。そういった意味では、今までで一番難しい役かもしれません」。@@separator 渡部は「悩むことも多いです」と告白。「あきらには“無愛想”というイメージが強かったので、感情の波が激しく出るシーンはとても難しいです。過去もあるけれど、普通の女子高生なんだという土台を意識してやりたいと思っていますが、その構築したものを保持するのがなかなか難しくて…」と打ち明ける。  平田が「今できることをやるしかない。僕だってそれは同じこと。監督や客観的に見てくれる人を信じて。あとから見て、“下手くそだったな”と思うのは必然です。僕も昔のものを見ると、下手くそでイヤになっちゃう。もしそのときに手を抜いていたら後悔するけれど、精一杯やっていればしょうがないと思える」と答えると、渡部は「今しかできないこともある…そうですよね。監督さんも“見つけられてよかった”と言ってくださったので、今できることを精一杯やりたいです!」と瞳を輝かす。  立ち止まった人たちの再生物語でもある。平田は「芝居のやり方は人それぞれなので、意見がぶつかったり、ダメ出しを素直に聞けなくなるときもあります」と壁にぶちあたった経験を語る。「ある先輩の“ダメ出しを受けても、まずはやってみる”という姿勢を見たときに、“自分はなんて小さいところで固まっていたんだ”と気付かされたことがありました。“俺はただの下手くそだった”と気付いたときも、気持ちが楽になった瞬間。一生懸命稽古すればいいんだと、やるべきことが見えてきました」。  渡部は「私はナレーションのお仕事で、言葉が上手に繋げられないなと悩んだときがあって。そんなときに事務所の先輩から“気持ちが繋がっていれば、言葉は繋がっていくよ”と言っていただいて。がんじがらめになっていたんだなと、救ってもらったような気持ちになりました。また、平田さんのお話からも“頑張ろう!”と励まされました。先輩方の姿勢や挑戦する力はすごいです。私もたくさん力をもらって、また頑張りたいなと思っています」。(取材・文・写真:成田おり枝)  2018年1月11日よりフジテレビ“ノイタミナ”にて毎週木曜24時55分から放送開始。ほか各局でも放送。

  • 『未成年だけどコドモじゃない』原作者・水波風南インタビュー

    『未成年だけどコドモじゃない』原作者・水波風南インタビュー

    アニメ・コミック

    <meta charset="utf-8" /> <meta content="width=device-width, initial-scale=1, minimum-scale=1, maximum-scale=1, user-scalable=yes" name="viewport" /> <title></title> <meta content="index,follow" name="robots" /> <meta content="インタビュー特集" name="description" /> <meta content="クランクイン,映画,海外ドラマ,ゲーム,アニメ,セレブゴシップ,インタビュー" name="keywords" /> <meta content="2017 crankin All rights reserved." name="copyright" /> <meta content="hollywood channel" name="author" /> <link charset="utf-8" href="https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/cifeature/interview_20171223/css/interview.css" media="all" rel="stylesheet" type="text/css" /> <link charset="utf-8" href="https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/cifeature/interview_20171223/css/interview_smp.css" media="all" rel="stylesheet" type="text/css" /> <div class="content" id="interview"> <div class="intMain_box"> <a href="http://www.crank-in.net/movie/interview/224095/gallery/#1"><img alt="『未成年だけどコドモじゃない』原作者・水波風南インタビュー" border="0" src="https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/cifeature/interview_20171223/images/main.jpg" /></a> <div class="imgList" id="interviewThumb"> <ul> <li> <a href="http://www.crank-in.net/movie/interview/224095/gallery/#2"><img alt="『未成年だけどコドモじゃない』原作者・水波風南インタビュー" border="0" src="https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/cifeature/interview_20171223/images/thumb01.jpg" title="拡大写真を見る" /></a></li> <li> <a href="http://www.crank-in.net/movie/interview/224095/gallery/#3"><img alt="『未成年だけどコドモじゃない』原作者・水波風南インタビュー" border="0" src="https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/cifeature/interview_20171223/images/thumb02.jpg" title="拡大写真を見る" /></a></li> <li> <a href="http://www.crank-in.net/movie/interview/224095/gallery/#4"><img alt="『未成年だけどコドモじゃない』原作者・水波風南インタビュー" border="0" src="https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/cifeature/interview_20171223/images/thumb03.jpg" title="拡大写真を見る" /></a></li> </ul> </div> <!-- / #interviewThumb .imgList --> <div class="gallLink"> <a href="http://www.crank-in.net/movie/work/224095/gallery#1">フォトギャラリーをもっと見る ></a></div> </div> <!-- / #intMain_box --><!--/.gallLink --> <div class="article"> <p class="lead">  『今日、恋をはじめます』など数々の大ヒット少女漫画を生み出した水波風南の『未成年だけどコドモじゃない』が、豪華キャストで映画化となった。中島健人、平祐奈、知念侑李の3人が“みせコド”の究極の三角関係を、スクリーンを舞台に新たに表現しているが、原作者の水波自身も「どのシーンもおすすめなんですよね。印象的なシーンが全部なので、選べなくて困りますね。最初から最後まで全部(笑)」と完成した作品に太鼓判を押す。女子が憧れる夢のような世界観ながらリアルな恋愛模様を描く映画“みせコド”について話を聞く。</p> <div class="question"> <p class="qTxt"> ――皆さんそれぞれキャラクターにはまっていて、女子が憧れる夢のような世界でありながらリアルでもあるという印象を受けましたが、映画を観た感想はいかがですか?</p> </div> <p> <span class="intName_A">水波</span>:前半がコメディー調なのでポンポンいろいろなことが起こっていくけれど、ラストはそれぞれの気持ちがしっかり伝わってくるようで、「よかったね!」っていう恋愛を見せてくれた感じがしました。コメディーだけに寄らないし、恋愛だけしっとりやっているわけでもない。そのバランスがよかったですね。ずっと飽きずに幸せな気持ちで観られました。たるんでいるところがまったくないので、どのシーンもおすすめなんですよね。印象的なシーンが全部なので、選べなくて困りますね。最初から最後まで全部(笑)。<br /> キャラクターについても全員個性的なので、普通の人が言わないようなセリフを言いますよね。たとえばヒロインの香琳であれば、「よくってよ」みたいなことを言う。でも平祐奈さんが言うと普通なら上ずベリしてしまいそうな言葉でも、彼女が本当に自分の意思で言っているようなハマリ方がすごかったです。本当に香琳として育ってきたかのような見え方がすごかったですね。</p> <div class="question"> <p class="qTxt"> ――その香琳がひたむきな想いを寄せる学園の王子様・尚を中島健人さんが演じていて、もともと王子様キャラでもあるだけに、ハマリようが尋常ではなかったです。</p> </div> <p> <span class="intName_A">水波</span>:尚は当初、政略結婚ということもあって「恋愛ではない」とツンツンしていますが、中島健人さんの笑顔の破壊力がすごいですよね(笑)。ちょっと細かい点ですが、中島さんが悩ましい表情をしている時の指の動作がすごくて見入っていました。怒鳴ってしまった後のハッとして謝るところ、セリフとして「オレってカッコいいかな?」って言うこともなかなか難しいと思いますが、とにかく声が素</p> <p> 敵なので全部のシーン、キメのシーンでカッコよく聞こえちゃうんですよね。トラウマで怒鳴ってしまったり、五十鈴に対峙するシーンではしっかりと男らしくて、触れてはいけない感じもしっかりと出してくれている。尚がスクリーンで笑っているだけで、「あ、笑ってくれた」って原作者なのに思いました(笑)。もっと笑っている姿が観たいから、香琳がもっと笑うようなことを言わないかなって。</p> <div class="question"> <p class="qTxt"> ――生みの親なのに(笑)。一方で、五十鈴役の知念侑李さんも、いままで見せたことがないような、クールとジェントルが同居したようなセレブを好演していました。</p> </div> <p> <span class="intName_A">水波</span>:五十鈴は超お金持ちの設定なので見た目がセレブである必要があるのですが、知念さんがしっかりクリアされて、立ち振る舞いも完璧だと思いました。香琳が幼なじみで大好きという気持ちが、すごく柔らかい表情で伝わってくる。すぐに助けに行くところからも伝わってきて、キャラクターが本当にいきていますよね。だからトンデモ設定なのにリアルに感じられて、そこがすごくよかったですね。でもセレブのシチュエーションでは、とことんセレブ(笑)! 使用人の数もいっぱいいて迫力があって、香琳を拉致するシーンも面白かったですよね。</p> <div class="question" style="clear: both;"> <p class="qTxt"> ――その拉致のシーンでも、映画ならではの細かい<遊び>があって楽しいですよね。</p> </div> <p> <span class="intName_A">水波</span>:そうですね。香琳の拉致の瞬間を観ている釣りのおじさんがいて、立ち上がって「なんだ? なんだ?」みたいな様子を引きの映像で見せたり、ボロ屋のシーンでは面白い子どもたちが必ずいて、おじいさんもずっと座ったままで(笑)。そういう細かいところまで面白いので、何回観ても画面の端まで楽しめる映画だなって思いました。</p> <div class="question" style="clear: both;"> <p class="qTxt"> ――また、胸キュンなシーンもありますが、登場人物の心情をリアルに掘り下げているので、シーンとしてとても説得力があって、観ていて驚いてしまいました。</p> </div> <p> <span class="intName_A">水波</span>:ドライヤーで髪を乾かすシーンも単にドキドキなシーンを入れただけじゃなくて、男の人に怒鳴られたら女の人はすごく怖いし、ちょっと落ち込んでいるところに「おいで」と言う流れもすごくいいですよね。秘密の恋っぽい演出もたくさんあって、学食でうどんを違う席で食べるけれども、いただきますは同時にするシーンは、すごくいいと思いました。ふたりで洗濯物を干すとか高校生夫婦感みたいなものも随所に出ているので、観ていてこういう生活を送ってみたいと思うシーンがたくさんあったので、観ていて楽しいですよね。<br />  </p> <div class="photo"> <img src="https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/cifeature/interview_20171223/images/2.jpg" /></div> <div class="question" style="clear: both;"> <p class="qTxt"> ――ところで、撮影現場にも行かれたそうですね。3人の様子は、いかがでしたか?</p> </div> <p> <span class="intName_A">水波</span>:オフで話をしている3人が、キャラクターのままに見えました(笑)。本番が始まった瞬間にキャラクターに入るのではなく、3人で談笑している姿もキャラクターがそのまま話しているみたいな感じで、自然にマッチしていると思いましたね。</p> <div class="question" style="clear: both;"> <p class="qTxt"> ――実写化が決まった当初は、率直にどういうことを思いましたか?</p> </div> <!--/.question --> <p> <span class="intName_A">水波</span>:もしも実写化した場合、それこそ香琳の「よくってよ」とか、だいぶ変えられちゃうと思っていました。でも、ものすごく原作を汲み取ってくださって忠実になっていて、キャストの方々も素晴らしい演技をしてくださったので、わたしの作品でわたしの作品ではないような。監督の演出もいい効果になっていて、何度でも観たくなる作品だと思いましたね。</p> <div class="question"> <p class="qTxt"> ――今回の映画化で、一番良かったことは何でしょうか?</p> </div> <p> <span class="intName_A">水波</span>:完成するまで、ずっとどこかで仕上がった映像を観てみないと、と思っていましたが、完成した映画がよかったので、それが一番よかったことですね。反対によくなかった場合でも、それでもこうしてこういう話をしなくちゃいけないじゃないですか(笑)。それは困るなあと、正直思っていました。もしも面白くなかった場合、心にもやもやしたものを抱えながらインタビューなどを受けなくちゃいけないのかなって思っていましたが、よかったです。トンデモないセリフも少なくないですが、それがリアルにマッチングしていたので、より幸せな気持ちになりました。心からおすすめもできるので、それが一番の幸せですね。</p> <div class="question" style="clear: both;"> <p class="qTxt"> ――それでは、原作のファンの方々は、期待していいですよね?</p> </div> <p> <span class="intName_A">水波</span>:そうですね(笑)。もともと中島さんは王子様のキャラですが、「みせコド」の中では王子様がもしも自分と一緒に暮らしたら、こういう素を見せてくれるのかもっていう感じがわかると思います。日常を垣間見たような、でも寄り添っていけたらすごく幸せみたいな疑似体験もできるように仕上がっていて、そこもすごくよかったですね。リアルな中高生が観て、学生結婚を送れたらと思う一方、日常生活のリアルな厳しさも垣間見えて、それは面白いですよね。主題歌であるHey! Say! JUMPの『White Love』曲も、今後のウェディング・ソングになるんじゃないかなってくらいいい曲なので、多くの方々に観てほしいです。<br /> (取材・文・写真:鴇田崇)<br /> <br />  『未成年だけどコドモじゃない』は12月23日より全国公開。</p> </div> <!--article--> <div class="intStory"> <strong>『未成年だけどコドモじゃない』</strong> <div class="storyImg"> <img alt="『未成年だけどコドモじゃない』" border="0" src="https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/cifeature/interview_20171223/images/movie_main.jpg" /></div> <div class="intStory_right"> <p> 『今日、恋をはじめます』など数々の大ヒット少女漫画を生み出している水波風南の同名漫画の実写映画化。Sexy Zoneの中島健人を主演に迎え、ヒロインに平祐奈、そしてHey! Say! JUMPの知念侑李が恋のライバルとして参戦する。成績優秀、スポーツ万能な学校一のイケメン・鶴木尚(中島健人)は、高校の王子様。そんな尚にひとめぼれした世間知らずなお嬢様・折山香琳(平祐奈)。16歳の誕生日、香琳が両親からプレゼントされたのは、片想いの尚との“結婚”。大好きな尚との2人きりの新婚生活に心ときめかせる香琳だったが、現実は甘くなかった…。<br /> <br /> 『未成年だけどコドモじゃない』は12月23日より全国公開。</p> </div> </div> <!-- /.intStory--> <div class="profile"> <p> [原作者・水波風南]<br /> 『レンアイ至上主義』『蜜×蜜ドロップス』『泡恋』(「Sho‐Comi」連載中)などを手掛ける人気漫画家。『今日、恋をはじめます』は、2012年に武井咲、松坂桃李を主演に迎え実写化映画化された。</p> </div> <!-- / #intTxt --> <p class="copyright"> (C)2017 「みせコド」製作委員会 (C)2012 水波風南/小学館</p> </div> <!--interview-->

  • 『未成年だけどコドモじゃない』原作者・水波風南インタビュー

    水波風南、不安だった『みせコド』実写化 鑑賞後「心からおすすめできる」に心境変化

    アニメ・コミック

     『今日、恋をはじめます』など数々の大ヒット少女漫画の原作者・水波風南の『未成年だけどコドモじゃない』が、中島健人、平祐奈、知念侑李という豪華キャストを迎え、映画として完成した。すでに作品を鑑賞したという水波は、「ずっと飽きずに幸せな気持ちで観られました。たるんでいるところがまったくないので、どのシーンもおすすめなんですよね。印象的なシーンが最初から最後まで全部なので、選べなくて困りますね(笑)」と激賞。原作者自身も太鼓判を押すほどの実写版とは!?@@cutter 水波の『未成年だけどコドモじゃない』は、少女漫画が結婚式がゴールとなるパターンが多いなか、あえて正反対の結婚が恋愛のスタートに。親が決めた契約結婚で高校生同士の夫婦となった尚(中島健人)と香琳(平祐奈)。そして香琳に想いを寄せる幼馴染の五十鈴(知念侑李)との三角関係を描く“みせコド”。水波は「前半がコメディー調なのでポンポンいろいろなことが起こっていくけれど、ラストはふたりの想い合っている気持ちがしっかり伝わってくるようで、『よかったね!』っていう恋愛を見せてくれた感じがしました。コメディーだけに寄らないし、恋愛だけしっとりやっているわけでもない。そのバランスがよかったですね」と映画版を高評価。笑えて泣ける原作のテイストが生きていたという。  そのバランス感覚は、キャスト陣の貢献によってももたらされている。主要キャスト3人とも実力を発揮して“みせコド”の世界観を体現してくれたが、とりわけ尚役の中島の王子様キャラが、尋常ではないハマリようだ。この点、水波自身も「中島健人さんの笑顔の破壊力がすごいですよね(笑)」と同意する。  「怒鳴ってしまった後のハッとして謝るところ、セリフとして『オレってカッコいいかな?』って言うこともなかなか難しいと思いますが、とにかく声が素敵なので全部のシーン、キメのシーンでカッコよく聞こえちゃうんですね。トラウマで怒鳴ってしまったり、五十鈴に対峙するシーンではしっかりと男らしくて、触れてはいけない感じもしっかりと出してくれている」とベタぼめ。しかも、「尚がスクリーンで笑っているだけで、『あ、笑ってくれた』って原作者なのに思いました(笑)。もっと笑っている姿が観たいから、香琳がもっと笑うようなことを言わないかなって」と、自身が作りだしたキャラクターにかかわらず、知らず知らずのうちに応援をしていたとか。@@separator とはいえ、「完成するまで、ずっとどこかで仕上がった映像を観てみないと、と思っていました」と不安な心中だったことも明かす。「もしも映画がよくなかった場合でも、心にもやもやしたものを抱えながら、インタビューなどを受けなくちゃいけないのかなって思っていましたが、完成した映画がよかったので、本当によかったです(笑)。トンデモないセリフも少なくないですが、それがリアルにマッチングしていたので、より幸せな気持ちになりました」と、今は心から新たな命を宿した映画版“みせコド”を送りだす。「心からおすすめができるので、それが一番の幸せですよね。なので、多くの方々に観てほしいです!」。  『未成年だけどコドモじゃない』は12月23日より全国公開。

  • 『攻殻機動隊ARISE』冲方丁インタビュー

    冲方丁、『攻殻機動隊ARISE』は“白雪姫とクサったオッサン達” 秘められたコンセプト

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     攻殻機動隊“公安9課”の前日譚を描く、第4の『攻殻機動隊』として2013年に新シリーズが始動した『攻殻機動隊ARISE』。同年6月から2014年9月まで全4部作で劇場上映され、2015年には完全新作として『攻殻機動隊 新劇場版』を公開した。同シリーズのシリーズ構成・脚本を手掛けたのが人気小説家の冲方丁。「どうすれば抜け出せるか、壊せるか」。圧倒的な世界観と人気を誇る作品だからこそ、新シリーズでは何を描くのか…。2つの課題があったという秘められたコンセプトと、今年公開され注目を集めたハリウッド実写版『攻殻機動隊』について、話しを聞いた。@@cutter 『攻殻機動隊』は、士郎正宗による同名漫画が原作。近未来の世界を舞台に全身義体(サイボーグ)の主人公・草薙素子率いる公安9課の個性的な面々が、様々なサイバー犯罪に立ち向かう姿を描くSF作品。これまで押井守監督の劇場版『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』、『イノセンス』、神山健治監督の『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』(以下S.A.C.)があり、『攻殻機動隊ARISE』はこれらの前日譚として“公安9課”結成前夜を描く。    冲方は当初、同シリーズへの参加について「恩返しの気持ちが強かった」と語る。「僕にとって、すごく勉強させてもらったコンテンツでしたし、その勉強したことを活かしつつ、さらに勉強する。課題は次世代のクリエイターとお客さんに“橋渡しをする”ということでした」。“橋渡し”というのは、「攻殻機動隊を知らない人たちに、ARISEを通してS.A.C.やイノセンスを知ってもらう。攻殻機動隊を知らずにクリエイターになった人たちには、“ARISEでこれだけ自由度を広げたのだから、あなたたちも今後好きに作ってね”という2つの意味での橋渡しです」と、本作に込められた命題を明かした。    橋渡しという命題はあるものの一筋縄ではいかないのがこの『攻殻機動隊』シリーズだ。「守らなきゃいけないものもあるのですが、脱却しなければいけないこともある。そこをうまくできるかどうか…。キャラクターの特徴を活かすために、何を付与するのか」。チームで考えた末に、決まったコンセプトは「“共感可能な未熟さ”でした。それをあらゆるキャラクターに詰め込んでいく。とくに素子です」。@@separator 「最終的な悩みが、自分のことしかないとなると、物語が生まれなくなります。素子があまりにも万能だと彼女が登場した時点で全てが解決してしまう。ヘタすると『予め解決しておいたわ』と言ってしまいかねない(笑)そうではなく、未熟な素子を描くことで、完璧な姿になったときに、“かつての素子っぽい”というイメージで第2の素子的キャラクターを作りやすくなるんです」。悩みからの脱却ポイントは「キャラクターを感情移入しやすいようにすること」だったという。「可笑い愛げのある素子、かわいそうなバトー、カッコいい荒巻でいこうと。それが1番感情移入しやすい(笑)」。コンセプトが決まると、あとはスムーズだったと当時を懐かしむように、笑いながら振り返る。    「素子は、欠点が多いことを指摘される等身大な人、バトーはやることがなくてクサってるかわいそうな男。軍隊も何も信じられなくなって一匹狼で野良犬みたくなっている人。荒巻は、初志貫徹で日本を良くするんだ!という思いで意固地になっているカッコいい人。あとのメンバーは、素子を中心とした“お城を抜け出してきた白雪姫と7人のクサったおっさんたち”という構造にして、そのクサったオッサンたちが更生していく物語にしようと(笑)。コンセプトが定まると、キャラクターも生き生きしてきて書きやすくなってくるんです」。    楽しみつつも、新シリーズということで悩むことも多かったであろう 『攻殻機動隊ARISE』。そんな冲方に、あのハリウッド実写版『攻殻機動隊』はどのように映ったのだろうか。「押井(守)さんの作品へのオマージュがすごかったと思いました。ビジュアルの混ざり具合など、(攻殻機動隊を)知っている側からすると、異次元につれて行かれたような感覚で面白かったです」と感想を述べる。加えて「リスペクトの仕方が柔軟になってきた」とも。「今後、お互いの作品を制作することが当たり前になってきたときは、もっと遠慮がなくなるんだろうなとも思いました。相互理解をする相手が広がっていく気がしましたので、刺激を受けます」と話す冲方の目は、好奇心で溢れており今後の日本とハリウッドの展開に期待が持てそうだ。(取材・文・写真:ほりかごさおり)    『攻殻機動隊ARISE/新劇場版』ブルーレイボックスは12月22日発売。価格は2万円(税別)。

  • 『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』上白石萌音インタビュー

    上白石萌音、“一流の方はどこまでも一流” 背中で伝えられる大人になりたい

    アニメ・コミック

     昨年公開された長編アニメ『君の名は。』のヒロイン・三葉役を好演し、一気に認知度を上げた女優、歌手の上白石萌音。その後も連続ドラマの主演や、現在放送中のドラマ『陸王』などで順調にキャリアを重ねている上白石が、今度は大人気アニメの劇場版最新作『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』に“主役の1人”として参戦した。@@cutter 「国民的なアニメですから、すごくワクワクしたのと同時に緊張もしました」と明かす上白石。本作はケータたちの世界から30年後の物語となっており、人間界のメインキャラクターを一新し、ジバニャンら妖怪たちもライトサイドとシャドウサイドというふたつの姿を手に入れるなど、新章突入といえる作品になった。  上白石が声を当てたのは、ケータの娘でもある妖怪ウォッチ継承者の天野ナツメ。千葉雄大が声を当てた孤独な少年・月浪トウマと、妖気を操る有星アキノリ(声:田村睦心)の3人が新たな主人公だ。  ナツメには「子供たちがカッコいいと思うような声に」と求められたといい、「『君の名は。』では男の子の感情でのりりしさ、かっこよさに努めましたが、今回は女の子としての勇ましさを出さなければならなくて、そこがひとつのテーマでした」と述懐。そして大迫力のバトルシーンを「自分よりも何倍も大きな相手に向かってガツンといく勢いをつけるのが難しかったです。どうしても力みすぎて声が裏返ったり、逆に冷静になりすぎてガツンといけなかったり。そのバランスがすごく難しかったです」と思い返した。  また本作には『ゲゲゲの鬼太郎』の仲間たちが登場するというサプライズもあり、上白石もこれには大興奮。「『おい、鬼太郎!』という目玉おやじのセリフを見て、脚本の段階から高揚していました。実際にできあがった映像を見たときは、うわ~!って(笑)。ナツメとジバニャンと鬼太郎とその仲間たちが、ひとつの画面で会話してる!鬼太郎とナツメが手を繋いでる!って。感動しました(笑)」。@@separator 「新章ということで、受け入れてもらえるかなという不安もあります。でも完成した作品を観たとき、本当に胸が熱くなりましたし、主人公3人のことが大好きになれる作品になっていました。新しい『妖怪ウォッチ』に携われて光栄です」と素直な思いを口にした上白石。今回は初めてひとりきりで臨むアフレコだったそうで、そのことも、とてもいい経験になったという。  そして「2017年はとことん蓄える年でした」と振り返った。  「作品を蓄えるという意味だけではなく、尊敬する先輩の役者さんや歌手の方の背中を見て、学ぶことがこれまで以上に多かった1年だったと思います。感動や刺激といったものを、一層、蓄えていけた1年でした」。  現在も刺激の真っただ中にいる。「いま撮影している『陸王』はその最たるものです。役所(広司)さんと檀(ふみ)さんの背中から学ばせていただくことは本当に多いです。一流の方はどこまでも一流なんだなと改めて気づきました。お芝居、表現だけじゃなくて、人間としても一流。細やかな気配りや言葉の選び方、仕事に対する姿勢。すべてが一流なんです。一流を知りました」。  来年の1月には二十歳を迎える上白石。「余裕がある大人ってかっこいいなと。周りをちゃんと見られる視野の広い大人になりたいと思っています。私も、背中で伝えられる大人に、ちょっとずつなっていけたらなって」と最後に柔らかな笑みを見せた。(取材・文・写真:望月ふみ)  『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』は絶賛公開中。

  • 千葉雄大、『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』インタビュー

    千葉雄大、「枠を作らずにいろいろなことができたら」“ラジオ”に意欲

    アニメ・コミック

     俳優の千葉雄大が『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』で、主人公の一人の少年・トウマ役で声優として出演。千葉にとって久しぶりの声の仕事を経験したことで、俳優として考えるところがあったようだ。また朝ドラ、月9出演をはじめ大躍進となった2017年を経て2018年への意気込みも語った。@@cutter 本作は『妖怪ウォッチ』シリーズの主人公・ケータの時代から30年後の世界が舞台。恐るべき妖怪ウィルス“鬼まろ”が、人の悪意に感染して無限に増殖していく中、新しい妖怪ウォッチの継承者が誕生する。最も恐るべき妖怪“鬼王・羅仙”も姿を現し、ナツメ、トウマ、アキノリの3人が妖怪史上最大の戦いに挑む。  仕事で多忙な両親のため孤独感を抱えたトウマは、“鬼まろ”に取り込まれながらもやがて戦いに挑んでいく。千葉は演じるにあたり「役柄に振り幅があり最初と最後で全然違うキャラクターなので、そのメリハリは意識して演じました。戦うシーンでは男の子が観てカッコいいと思えるように演じられたらいいなと思いました」と語る。  トウマと自身の少年時代を比べ振り返る千葉、「うちも共働きで、いわゆる鍵っ子だったんですけど、寂しいなと思ったことはあまりないです」という。「子どもの頃って親の愛情はなかなか伝わらない。親からすれば『大人になったらきっとわかってくれる』と思っても、子どもの立場からしたらわかるも何もない。だけど自分が大人になってから働くことの大変さがわかってくると、また違う感情が生まれるのかなと。『寂しい』と言えない環境にいるトウマはつらいだろうなと思いながら演じていました」。  俳優デビュー作『天装戦隊ゴセイジャー』でも声をあてる仕事を経験している千葉。「戦うシーンでは共通する部分もあって懐かしくもありました」と述懐。また舞台挨拶など子どもたちが多く集まるイベントに出演することもあり、「そういう雰囲気は久しぶりでした」と微笑んだ。@@separator デビューして来年で9年目。「2017年は振り幅が大きな1年でした。ドラマ、映画、舞台、そしてアニメ声優もできて、ものすごく恵まれた1年になりました」と振り返る。  今年は出演映画が7本公開されるなど大躍進の年に。NHK連続テレビ小説『わろてんか』にも出演、ヒロインの兄・新一役を演じたが、劇中新一が亡くなる際にはネットでも大きな話題になり、現在は月9ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』でも活躍、ファン層を一段と広げた。「朝ドラだからとか月9だからとか関係なく、やることは変わりません。その中で課題が見えてくることもあるので、それを踏まえて来年もっと頑張りたいなと思います」と前を見据える。  そんな千葉が今考えていることとして、「今回アニメ声優の経験をさせていただきましたが、逆に声優さんがドラマなどで顔を出してお芝居をしたり、舞台の人が映像で活躍されることもある。俳優の仕事は垣根がどんどんなくなっていると思うので、自分の中で枠を作らずいろいろなことができたらいいなと思います。また、それ以外のジャンルでも。特にラジオはずっとやりたいと思っています」と意欲を見せる。声優業についても「映像中心の僕がやるからこそいい部分もあると思うので、また機会があればチャレンジしたいですね」と意気込んだ。  最後に作品について、「感動してグッとくる場面はもちろん、それだけでなくウィットに富んだ部分や、アニメと同様ギャグ要素も入っていたり、エンターテイメントのいろんな要素が詰まっていると思います。中でも見てほしいのはやっぱり仲間の大切さに気づかされるところ。作品を通してそれが伝わればいいなと思います」と語った。(取材・文・写真:田中裕幸)  『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』は絶賛公開中。

  • 原作・唐々煙、『曇天に笑う』は「得難い人生の宝物」“めちゃくちゃ嬉しかった”映画化

    原作・唐々煙、『曇天に笑う』は「得難い人生の宝物」“めちゃくちゃ嬉しかった”映画化

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     劇場版3部作として描き、そして現在その第1弾となる『曇天に笑う〈外伝〉 ~決別、犲の誓い~』が公開中の『曇天に笑う〈外伝〉』。今回、本作を含む『曇天』シリーズを手掛ける原作の唐々煙に話しを聞くことができた。@@cutter 『曇天に笑う〈外伝〉』は、人気コミック『曇天に笑う』の前日譚・後日譚を描いた同名コミックの劇場版。第1弾の舞台は300年に一度蘇り災いをもたらす大蛇復活の11年前。大蛇討伐のため部隊“犲”が結成され、そこには曇三兄弟の長男・天火の姿のほか天火の盟友・安倍蒼世、佐々木妃子らの姿があった。だがある事件をきっかけに天火は志を同じくした犲たちと袂を分かつ。やがて時が流れ、犲たちは天火の秘めた思いを知る…。    このたびの劇場アニメ化について唐々煙は「めちゃくちゃ嬉しかったです。まさか外伝まで…また動く曇天を見られるのだと思うと楽しみで仕方がないです」と明かす。『曇天に笑う』シリーズは、これまでにTVアニメ化、舞台化、そして来年には実写映画の公開が控えるなど多数のメディアミックスをしてきた人気作品。唐々煙は「これも支えてくださった読者さん、関わって下さったスタッフさんのおかげです。心から感謝です」と言葉を寄せた。    本編を観た感想については「いろんな感情がわいた」のだという。「墓前のシーンは胸にこみあげるものを我慢しながらネームを切っていたので、上巻の中でも思い入れのあるエピソードです。それが演出、音楽、声優さんの演技によってさらに胸にくるシーンとなっていて言葉にならなかったです。さらに犲の体制や活動などを掘り下げてくださり、アニメ映画としても面白く感動しました」と賛辞を贈った。@@separator 先述したように、同シリーズは様々なメディアミックスを行っている。メディア化について唐々煙は「楽しんでいこうと思います」と自身の考えを述べる。「アニメは漫画の世界と近接していますが、舞台や実写は生身の人や尺の問題で少し離れたものになると認識していますが、それが面白さでもあると思っています」と言い、「アニメの曇天、舞台の曇天、映画の曇天。時間や設定の違いがあれど、キャラの信念や行動理由が変わらなくある。それならば間違いなく曇天に笑うであり、ひとつの物語として完結し、それが面白ければ大満足です。いろんな曇天が観れることが嬉しく、楽しみのひとつです」と語った。    最後に、自身にとって『曇天に笑う』とは?という問いに「宝物」と答えた唐々煙。「『笑う』ことが好きです。 それと同時に物語において悲しみ苦しみ悔しさといった負の感情も好きです。それが深ければ深いほど、喜びや楽しさ『笑う』意味合いが何倍にも大事に思えてくるからです。描くたびにいろんなことに向き合う瞬間があり、考え、気付かされます。得難い人生の宝物です」。(文:ほりかごさおり)    『曇天に笑う〈外伝〉 ~決別、犲の誓い~』は絶賛公開中。

  • 『機動戦士ガンダム サンダーボルト BANDIT FLOWER』中村悠一&木村良平インタビュー

    中村悠一&木村良平、“ガンダム愛”と“信頼”溢れる2人だからこその「好敵手」

    アニメ・コミック

     太田垣康男が「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載中の人気コミック 『機動戦士ガンダム サンダーボルト』をアニメ化し、現在有料配信中の第5話~第48話に新作シーンを追加した特別編『機動戦士ガンダム サンダーボルト BANIDIT FLOWER』。同作で中心人物であるイオとダリルを演じる中村悠一と木村良平に、劇場上映を迎える現在の心境やそれぞれが演じるキャラクターに対しての思いなどを聞いた。@@cutter 『機動戦士ガンダム サンダーボルト BANIDIT FLOWER』は、一年戦争が終結して8ヵ月後の地球が舞台。前作『機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY』で繰り広げたイオとダリルの戦いのその後を描く。  再び劇場で上映する機会を得た同作について、中村は「おそらく想像以上に観てくれた方の反響がよかったのだと思っています」と冷静に分析する。「前作は漫画原作的にも区切りの良い形で映像化することができていましたので、あのまま漫画に続く形で終わってもいい作り方をしていた」と語り、そんななか今回、続きを描くことができ「支持して頂けたのだなと思い、嬉しいです」。中村の言葉を受け、木村も「もう一度、劇場上映できるというのはとても嬉しかったです。魅力が増す部分も大きいと思うので、その機会をみなさんにぜひ楽しんで頂けたらと思います」。  “ガンダム好き”としてアニメ関係者のほかファンなどにも知られる中村。その中村がこの『サンダーボルト』は「ガンダムが好きで見ていた側の人がクリエイターになり、その理想形として『サンダーボルト』を作った」と感じたという。その思いを漫画原作の太田垣にも伝えたと言い、太田垣からも「そんな感じです」という言葉をもらったと話す。「これだけ長く続いている作品の場合、作り手側が思うガンダムと、見る側のファンの中にもガンダムが形作られていて、僕自身もそうですが、いちファンとして『これはガンダムっぽい』『これはガンダムっぽくない』と判断してしまうんです。概念として『ガンダムはこうだ!』という思いが存在していると思うのですが、それを考えてみたときに、この『サンダーボルト』は受け手である見る側がイメージしていたガンダムが進化した形だと感じました」と、作り手側でもあり、いちファンでもある中村だからこそ感じる魅力が『サンダーボルト』にはあるようだ。@@separator ガンダムファンである中村と、同作をきっかけにガンダムに触れた木村。そんな2人が演じるのは、イオとダリルという互いが互いを好敵手だと定める敵同士。木村は、ガンダムシリーズでは初めて深く携わることになった『サンダーボルト』という作品について「すっとこの(ガンダムという)世界に入っていけましたし、イオとダリルの対比が面白かったです。オーディションに受かったときは素直に『やった!』と思ったのですが、イオ役は誰だろう? と思いましたね」と、中村のほうにちらっと視線を向ける。木村曰く、ライバル関係になるイオを中村が演じるとわかったときは「付き合いも長いですし、嬉しかったです。ただ手強い(笑)」。  木村に手強いと言われた中村だが、「良平がダリルを演じるとわかったとき、松尾衡監督がイオ、ダリルに求めているものがわかったこともあり、始まる前からどういう風なぶつかり合いになるのか想像ができたので、楽しみでした」と口にした。  本作は劇中で流れる音楽が重要なポジションを占めており、他のガンダムと一線を画すポイントでもある。中村が「漫画では表現しきれないBGMという音楽が『サンダーボルト』ならでは」と語れば、木村も「音楽はダリルサイドとイオサイドとの対比をわかりやすく描いている」と、口をそろえる。中村、木村が演じるからこそ成り立つイオとダリル。彼らの戦いはまだまだ続く。(取材・文・写真:ほりかごさおり)  『機動戦士ガンダム サンダーボルト BANIDIT FLOWER』は、『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』と11月18日より、2週間の限定同時上映。

  • 音楽プロデューサー・服部玲治、『ピアノの森』インタビュー

    『ピアノの森』音楽プロデューサー・服部玲治が語る、異色オーディション開催の理由

    アニメ・コミック

     一色まことによるコミック『ピアノの森』がテレビアニメ化されることが発表された。また、同時に主人公・一ノ瀬海ら幼少期のキャストたちのピアノ吹き替えを担当するピアニストのオーディションも開催されるとあって、広く話題になっている。このたび、同作の音楽プロデューサーを務める日本コロムビアの服部玲治に、今回のオーディションに至った経緯とオーディションへの思いを聞いた。@@cutter 本作は、累計600万部の大ヒットを記録し、第12回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で大賞にも輝いた人気コミックを初めてテレビアニメ化するもの。森に捨てられたピアノをおもちゃ代わりにして育った一ノ瀬海が、かつて天才ピアニストと呼ばれた阿宇野壮介や、偉大なピアニストの父を持つ雨宮修平などとの出会いの中で、ピアノの才能を開花させていき、ショパン・コンクールに挑戦するまでを描く。2007年にはアニメーション映画化され、第31回日本アカデミー賞の優秀アニメーション作品賞にも選ばれた。  今回、初のテレビアニメ化にあたって、音楽面では「実力あるプロのピアニストに弾いてもらい、本物の音楽に触れられる作品にしたいというコンセプトがあります」と、服部は話す。そして、「リアルな演奏を届けるということを考えると、子ども時代の主人公たちのピアノの吹き替えは子どもに弾いてもらうのがいいのではないか」と、これまで、音楽業界でも聞いたことのない「ピアノ吹き替えのためのピアニストオーディション」という初の試みに至ったという。@@separator さらに、服部は「子どもたちにオーディションを通して夢を与えたい」とも話す。「『ピアノの森』は、将来、ピアニストになりたいという子どもたちに夢を持たせる物語です。子どもたちに積極的に関わってもらって、本作で描かれているサクセスストーリーをもっと身近に感じてもらいたいと思っています」。  オーディションでは、複数の審査員を用意し、様々な視点から審査する予定。「オーディションでは、一定レベルの演奏技術は必要になりますが、それ以上に本人の個性を見たいと思っています。弊社でデビューするピアニストたちもそうですが、超技巧でとにかくうまくても、それだけでは人々を感動させることはできません。その人の個性や情が音に現れるからこそ、多くの方に支持されるのです。ちょうど、『ピアノの森』でもそのようなストーリーが描かれているかと思います。ですから、子どもたちには受かるために弾くのではなく、個性を出した演奏をしてもらいたいです」。  今回のオーディションでは、キャラクターに関係なく、男女不問でピアニストを募集中だ。オーディション、そしてピアノの吹き替えを通して、コンクールに出場するのとはまた違う緊張感や楽しみを得られる機会となるだろう。服部も、「堅苦しく考えず、楽しんで受けてみて欲しいです。自由に自分の個性を出して演奏するのは面白いはずです。幅広い方に参加してもらいたい。ここから、10年後、20年後にショパン・コンクールに出場する子がいるかもしれないと思うと、僕たちにとっても楽しみな企画です」と呼びかける。オーディションの応募は11月22日まで行っているので、詳細をぜひチェックしてもらいたい。(取材・文・写真:嶋田真己)  テレビアニメ『ピアノの森』は2018年4月よりNHK総合テレビにて放送予定。一ノ瀬海らキャラクターの子供時代の演奏ピアニストは、11月22日まで募集中。

  • 早見沙織、『はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳~』インタビュー

    早見沙織、『はいからさんが通る』紅緒役への喜びと共に「プレッシャーもありました」

    アニメ・コミック

     原作の連載開始、旧テレビアニメシリーズ放送から約半世紀を経て映画化される、新作アニメーション映画『はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳~』。大正時代を舞台に、まっすぐに生きるお転婆でじゃじゃ馬娘な主人公・花村紅緒と、いいなずけである陸軍少尉の伊集院忍の二人の恋愛模様は、今も色褪せず多くの人びとを魅了する。新たに描かれる本作の魅力を、紅緒役の早見沙織に語ってもらった。@@cutter 本作は、1975年~1977年まで「週刊少女フレンド」(講談社)で連載の大和和紀による同名コミックが原作。女学校に通ういつも明るくケンカっ早いところのある主人公・紅緒(CV:早見)と、いいなずけで笑い上戸なイケメン・伊集院忍少尉(CV:宮野真守)が、ぶつかり合いつつ惹かれ合う姿を描く青春恋愛ストーリー。  連載開始から約42年。アニメやドラマなど様々な形で映像化されてきた本作だが、主人公を演じる早見は「うれしさがある反面、プレッシャーもありました」とオファー当時を振り返る。緊張が解けたのはアフレコの初日、相手役の宮野から「自分たちなりの紅緒と少尉を作っていこう」と声をかけられたことで「自分の中に凝り固まっていたプレッシャーがほぐれた気がした」のだという。  時に元気いっぱいに、時に涙を流しホロッとする表情豊かな紅緒であるが、実際に演じてみて「これまで務めてきたキャラクターの中でも、1分1秒でここまで表情が変わるキャラクターもいなかった」と実感を伝える早見。「秒単位で表情が切り替わり、気持ちより先に絵が動く場面も多かったので初めはテンポをつかむのが大変でした」とアフレコでの苦労を明かす。  紅緒と忍の恋愛模様の背景にもう一つあるのは、若干17歳にして誰に対しても臆することなく向き合い、自分の人生を決めていくという紅緒の意志の強さ。彼女と同年代だった当時は「声優としての仕事をしていたので、平日は夕方まで学校にいて、その後に仕事へ向かう生活でした」と振り返る早見は、「仕事もプライベートもつねに全力だった」と自身が17歳だった頃を回想する。@@separator 相手役の宮野をはじめ、アフレコ現場では顔見知りのメンバーが多く「安心感もありました」と印象を吐露。紅緒の親友・北光路環役の瀬戸麻沙美とのかけ合いも劇中では多くみられるが「麻沙美ちゃんとはデビュー当時から知っている仲なので、共演できるのはうれしかった」と話す早見は、「紅緒が環をかっこいいと感じるのはふだんの麻沙美ちゃんへのイメージと一緒なんです。だから、日頃の関係性をそのまま反映させることができました」と話す。  本作では竹内まりやの作詞作曲による主題歌『夢の果てまで』も担当しているが、「作品の世界観そのままに、紅緒の感情を味わいつつ前に向かい進む力をもたらしてくれる楽曲」と語る。  全体のテンポが早く感じられる作品ながら、紅緒と忍のシーンでは「スローになるのがみどころ」と語る早見。「長く愛される作品だからこそ各世代それぞれの楽しみを味わえると思います。男性のみなさんからも『泣ける』という声を聞くし、学生のみなさんならば紅緒に共感しながら観られたりと、今の時代でも色褪せないの魅力がたくさん詰まっています」とファンへのメッセージを伝える。(取材・文・写真:カネコシュウヘイ)  映画『はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳~』は、11月11日より全国公開。

  • 井口裕香&阿澄佳奈、『ヤマノススメ おもいでプレゼント』インタビュー

    井口裕香&阿澄佳奈、「リベンジしたい」“ヤマノススメ”3期スタート前に山登りを目標

    アニメ・コミック

     登山をテーマに女の子だけのゆるふわアウトドアを描いて大ヒットしたアニメ、『ヤマノススメ』シリーズに、最新作のOVA『ヤマノススメ おもいでプレゼント』が登場する。現在、全国10館のイオンシネマでイベント上映も始まり、2018年には第3期の制作も決定。その人気は留まるところを知らないが、このほどあおい役の井口裕香とひなた役の阿澄佳奈へのインタビューを実施。OVAまで迎えた現在の心境、そして未来の同シリーズへの期待感まで聞いた。@@cutter 同シリーズは、しろ氏によるWeb漫画誌「コミック アース・スター」連載漫画のアニメーション化で、インドア派で高所恐怖症の主人公あおいと、登山などのアウトドア志向の幼なじみひなたが、再会を機に登山に挑戦する姿を描いていく。  その最新作ではふたりが過去に登った山々での体験を回想する過程で、幼少期の思い出の品=アクセサリーにまつわるエピソードが展開する。あおい役の井口は、「ヤマノススメ番外編じゃないけれど、前半は皆がかわいいと思うここなちゃんがつめこまれていて、後半はガラッと変わってあおいとひなたの物語になっています。ひなた目線の物語なので、彼女の意外な一面も見逃せないです」と説明。  そのひなた役の阿澄も、「丁寧な作り込みだったので、スッと入れたのでよかったです」とキャラクターへ自然と入れたことを吐露。「今回深くキャラクターが掘り下げられていたので、自分でも詳しく知ることができましたし、それはほかのキャラクターも同じなんです。ただ、ただの仲良しではなく、なぜ仲良しなのかがよく伝わるエピソードになっています」と補足した。  物語に出てくる実際の山である飯能や三ツ峠などには、最近では“ヤマノススメ”の4人が写るパネルなどが置かれるなど、数年で社会現象的なブームにもなっている同シリーズ。ここまで大きい存在へと成長した同作について、「素直にうれしいです」とふたりは口を揃えて喜びを口にする。@@separator 井口は、「最初は5分というショートもショートなアニメで始まって、皆さんが原作を含め、応援してくださった結果なんです。皆さんが実際に物語の舞台の土地を訪れてくださって、その街の皆さんも協力してくださっている。パネルや連絡ノートを置いていただいて、そういう縁がつないだ結果、OVA劇場版にもつながったと思うので本当にうれしいです」と感謝する。  この点阿澄も、「タイトル通り、ちゃんと山登りについても取り組んでいる作品でもあるんです。最初の印象はかわいい女の子たちのアニメと思われるかもしれないですが、実は意外なほどストイックだったりお話としてもいい作品。そういう作品がたくさんの方々に受け入れられ、アニメファンだけでなく地元の方々なども受け入れてくださって」とコメント。ひとつの作品として高い評価を受けているという実感もあるという。  コミック、アニメ、楽曲などいくつものメディアミックスでも成功を収め、2018年には第3期の制作も決定している同シリーズ。「まだ詳しくは知らないんです」(井口)と言うが、そこへの期待感は強い。「わくわくに満ちているのですが、個人的には第2期にあおいが富士山に登ろうとして高山病で断念しているので、第3期では富士山に登り切れればいいなあと思っております」と富士山へのリベンジを誓う(?)井口。また、阿澄は、「原作でも連載が続いていていろいろな山に登っているので、アニメが始まったころの初心者ではない部分が出てくるはずなんです。それはファンの皆さんもわたしも楽しみにしているところです」と成長物語としての第3期に期待感を示した。    ちなみにふたりとも実体験としての山登りは、「まだないんですよ(笑)でもあきらめてもいないんです」(阿澄)と意外な事実を告白!そして現在は、「一緒に山を登るためにジム通いをして体力作りをしているので、ちょっとずつ目標に近づいてはおります(笑)」だとか。実は以前にふたりでケーブルカーに乗って、高尾山におそばを食べに行こうとしたことはありました。ケーブルカーなので実際に歩いて登ってはいないんです(笑)」(井口)と明かす。「第3期が始まる前にはリベンジしたいですね(笑)」(阿澄)と、最後はプライベートでもあおいのようにリベンジする覚悟を決めていた。  OVA『ヤマノススメ おもいでプレゼント』は現在イベント上映中。

  • 橋本祥平、舞台『KING OF PRISM‐Over the Sunshine!‐』インタビュー

    橋本祥平「僕らの“プリズムショー”を」 キンプリ舞台化は“ライブ感”を大事に

    アニメ・コミック

     劇場版『KING OF PRISM ‐PRIDE the HERO‐』の応援上映も話題を集める、プリズムスタァたちの活躍を描いた“キンプリ”シリーズが初の舞台化を果たし、11月に舞台『KING OF PRISM‐Over the Sunshine!‐』の上演がいよいよスタートする。多彩なキャラクターたちが登場する本作であるが、きらめくステージに憧れてプリズムショーへの道を歩き始める主人公・一条シン役の橋本祥平に、開演を間近に控えた心境を伺った。@@cutter 本作は、歌やダンス、ジャンプなどのパフォーマンスでどれだけ観客を魅了できるかを競う「プリズムショー」でしのぎを削る男性キャラクターたちが登場する作品。4年に一度開催される「プリズムキングカップ」の出場を目指す男子“プリズムスタァ”たちの成長と輝きが描かれる。  インタビュー時、開演を間近に控え「不安もいっぱい」と率直な心境を打ち明けてくれた橋本。9月20日に行われた舞台版キャスト参加の応援上映イベントでは「スクリーンへ声援を贈るお客さんたちの熱量を味わったんです。自分たちが演じることでみなさんを同じように熱くさせられるか、どう表現するかを試行錯誤しています」と話す。  アニメ版をもとにした作品というのは、対比して観られるのも常であるが、本作においては劇場版と同じく鷹梁ミナトを演じる五十嵐雅が「“橋渡し役”としていてくれるので、とても心強いです」と語る。「劇場版アニメを外から見ている僕たちと、五十嵐さんのように実際に演じてらっしゃる方だとやはり作品への距離感も違うんです。世界観をより深く知るという上では、五十嵐さんのさりげない一言も僕らの支えになっています」。  稽古初日にはキャスト全員での食事会があり、その場で「五十嵐さんから舞台との違いや、みんなが知らないキャラクターたちの関係性なども教えてくれました」と振り返る橋本。チームとしての結束力も強く「五十嵐さんが中心にいて、稽古の合間では誰かがそれにつられてボケ始めるんです。そして、太刀花ユキノジョウ役の(横井)翔二郎さんや香賀美タイガ役の(長江)崚行がツッコんでくれます(笑)」と和気あいあいとした現場の雰囲気を伝える。@@separator 自身の演じる一条シンは「夢に向かい一心に突き進む、明るくていい子」と印象を語るが、お気に入りのキャラクターは意外にもストリート系の大和アレクサンダー。「男として惚れるほどカッコいい。劇場版でカヅキ先輩の振りかざした木刀を“シックスパック”で受け止めたり、2人が『EZ DO DANCE』に乗って踊るのも大好きですね」と話す。  開演に向けて「ライブ感をどう表現できるか」と課題を挙げる橋本。「劇場版とは異なる生身の人間だからこそのセリフ回しや感情を、存分に表現できたらと思います。お客さんの声援も含めた劇場全体の盛り上がりがあってこその作品なので、僕らの“プリズムショー”を通してみなさんに喜んでいただければ」と意気込みを示す。  舞台『KING OF PRISOM ‐Over the Sunshine!‐』は、11月2日から5日まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて、11月8日~12日まで東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoで上演。(取材・文・写真:カネコシュウヘイ)  舞台『KING OF PRISM ‐Over the Sunshine!‐』千秋楽ライブビューイング開催決定。全国の映画館にて、11月12日(日) 17時より上映開始。チケット発売中。

  • 高木渉、『DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団』インタビュー

    高木渉、“声優と俳優”の「垣根はなくなってきている」 奥深さを知るからこその挑戦

    アニメ・コミック

     声優・俳優として活躍する高木渉が、『DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団』に参戦。スーパーヒーローズのひとり、サイボーグ役として渋い存在感を発揮している。豪華声優が顔を揃えたことでも話題の本作。俳優を本業とする山田孝之や安田顕、知英。そして高木を始め鈴村健一、松本梨香ら声優陣が一緒になって爆笑必至の映画を盛り上げている。高木にインタビューし、俳優と声優の“垣根問題”について思いを明かしてもらった。@@cutter スーパーマンやバットマンらが属する“ジャスティス・リーグ”が東京に出現。日本の低予算Flashアニメ『秘密結社 鷹の爪』とまさかのコラボを果たした。高木はもともと『秘密結社 鷹の爪』が好きだったそうで、今回のオファーに大喜び。本シリーズでは、制作者のFROGMANが一人で複数のキャラクターを演じているが、高木は「声優としても刺激を受けます」と告白。「総統と吉田くんなんて、まったく別人。FROGMANさんは語尾やしゃべるスピード、強さなどキャラクターの演じ分けがブレない」と驚くことしきり。  高木も『名探偵コナン』で高木刑事と元太役の2役を演じている。「僕の場合、高木刑事から元太になるときは子供っぽくちょっと崩すようにやるんですが、それは比較的やりやすくて。でも元太から高木刑事になるときは、二枚目になるようなスイッチを入れなければいけない。FROGMANさんは、どうやっているのか聞いてみたいです。あれを同録でやっていたらすごいですよ!声質が同じでも、演じ方でみんな別人に見えてくるので、声の演技って本当に面白いものです」。  “ジャスティスリーグ”の声優陣については、「鈴村(健一)くんもスーパーマンぽくて面白かったし、(松本)梨香さんのワンダーウーマンもステキだった。山田孝之さんのバットマンは、“これ、山田さんなの!?”と思うくらい。最初はわからなかったですね」と「面白いキャスティング」と大いに楽しんだ様子。  「山田さんはもともとバットマンがお好きだったようで、そのバットマン像が込められたような、影のあるステキなバットマンだった。ジョーカーを演じた安田顕さんも、すごく面白かった。今までにないジョーカーだと思う」と彼らの名演に舌を巻くが、俳優が声優をやることについてはどのように考えているだろうか?すると高木は「僕は、その垣根はなくなってきているんじゃないかと思っているんです」と持論を展開する。@@separator 「俳優も声優も“芝居をする”ということに関しては同じ。ただスタイルが違うんです。アニメの場合は絵があるので、そこに乗っかって芝居をする必要がある。絵も芝居をしてくれますからね。吹き替えだと、原音の俳優さんのクセや息なんかも合わせたりして、どこか職人的なのかもしれません。そのスタイルに慣れれば良いんだと思います。僕も映像は大河ドラマ『真田丸』からまだ2年足らずですから、現場やその撮り方に早く慣れていきたいなと思っています」。  垣根や壁を作らず、未知の世界でも飛び込んでみることで可能性が広がる。高木自身、そう痛感している。「僕は本当に幸運でここまで来られました。お芝居って正解は幾つもあってもゴールがないじゃないですか。もっと芝居に説得力を持たせられないか、観てくださるお客さんに楽しんでもらえているか、いつも挑戦です」とその奥深さを語るが、そんな中モットーにしているのが「常に前向き」だそう。  「常に前向きでいれば誰かが見てくれているかもしれない。新しいことに飛び込むのは“怖いな”と思いますし、打ちのめされることもある。でも、挑戦したから出会えた人もたくさんいます。三谷(幸喜)さんや草刈(正雄)さんとご一緒できるなんて、思ってもみなかったし、今回も鷹の爪団とチームを組めてとてもうれしかったです」。豪快に笑いながらも、しみじみと俳優業・声優業の奥深さ、歩んできた道のりについて語ってくれた高木渉。その誠実さが人々を惹きつけているように感じた。(取材・文・写真:成田おり枝)  『DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団』は公開中。

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