ケス

【解説/みどころ】
英国映画史を語る上で欠かせない、名匠K・ローチの代表的傑作。1960年代後半のイギリス・ヨークシャー地方の炭坑町。母親と炭坑で働く粗暴な兄と暮らしている15歳の少年ビリーは、スポーツが得意なわけでもなく、将来の夢や希望があるわけでもなかった。そんなビリーにとって、ただ一つの楽しみは、餌付けに成功したハヤブサのケスとたわむれることであり、ケスはたった一人の友だちだった。少年をとりまく過酷な社会環境を、痛烈かつ素朴なタッチで描出。炭坑町のくすんだ風景や少年がハヤブサを飛ばす草原を捉えたC・メンゲスの映像も素晴らしい。長年未公開だったが、1996年に劇場公開された。
- キャスト
- デビッド・ブラッドレー/ コリン・ウェランド/ リン・ペリー/ フレディ・フレッチャー/
- スタッフ
- 監督: ケン・ローチ 脚本: ケン・ローチ バリー・ハインズ 原作: バリー・ハインズ
- 原題
- KES
- 上映時間・制作年
- 分/1969年
- 制作国
- 英
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