ボイス・オブ・ムーン
【解説／みどころ】
Ｅ・カヴァツォーニの『狂人たちの詩』をＦ・フェリーニが映画化。だが一貫したストーリーを持つわけではなく、フェリーニ的なイマジネーションをつなぎ合わせたコミカル・ファンタジーとでも言うべき作品。主人公サルヴィーニは、時折、月からの“声“が聞こえる。この不確かな“声“を待つサルヴィーニの心のさすらい、恋する女へのかなわぬ思い、地上の人々の乱痴気騒ぎ、妄想癖のある元知事との出会いなどが綴られていく。フェリーニの遺作となった。
- キャスト
- ロベルト・ベニーニ／ パオロ・ビラッジォ／ ナディア・オッタヴィアーニ／ マリーザ・トマージ／ アンジェロ・オルランド／
- スタッフ
- 監督: フェデリコ・フェリーニ 脚本: フェデリコ・フェリーニ エルマンノ・カヴァツォーニ トゥリオ・ピネッリ 製作総指揮: グラウディオ・サラチーニ ブルーノ・アルティシーミ 原作: エルマンノ・カヴァツォーニ
- 原題
- LA VOCE DELLA LUNA
- 上映時間・制作年
- 分／1990年
- 制作国
- 伊
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